f(x)&No Brain&GUCKKASTEN…「SXSW」で観客を熱狂の渦に巻き込んだ!

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写真=韓国コンテンツ振興院
K-POPが米国テキサス州のオースティンを熱狂の渦に巻き込んだ。

文化体育観光部(長官:ユ・ジンリョン)と韓国コンテンツ振興院(院長:ホン・サンピョ)の海外音楽マーケットB2Bショーケースプラットフォームである「K-POP Night out」が世界的な音楽フェスティバル「South By South West」(以下「SXSW」)で、全世界の音楽関係者など約700人が参加した中で大盛況のうちに幕を下ろした。

「K-POP Night out SXSW」は、米国テキサス州のオースティンにある公演会場Elysiumで12日午後7時30分(以下現地時刻)から13日午前2時まで行われた。今回の公演ではf(x)、ロックバンドGUCKKASTEN、No Brain、The Geeks、Galaxy Express、歌手イ・スンヨル、チョン・チャシクがステージを飾った。

初めにステージに立った韓国を代表するバンドThe Geeksはデビュー14年目を迎えたバンドらしく「Rocknroll No.2」「Open Your Eyes」「Losing End」「I Still Believe」など40分間計12曲を見事に歌い上げた。次は韓国モダンロックを代表するイ・スンヨルは「So」「We are dying」「Who」などを熱唱し、感性をくすぐる歌声と音楽で注目を浴びた。

MBC「私は歌手だ」を通じて国民的なバンドに浮上したGUCKKASTENは「Fuego」「赤い畑」「Violet Wand」「Rafflesia」「Faust」「鏡」「しっぽ」などを独特の音色で披露し、音楽関係者たちの耳目を集中させた。17年目のロックバンドNo Brainもヒット曲と「焼酎一杯」などを歌って韓国ロックのパワーを見せつけた。

続いて韓国大衆音楽賞の最優秀ロックアルバム賞と最優秀ロック歌賞を受賞したチョン・チャシクの独特な歌声とメロディーが会場に響いた。そして「SXSW」から3年連続招待されたGalaxy Expressが「君と私」「Love is」「Riding the Galaxy」「Jungle The Black」など計8曲を熱唱した。

ファイナルを飾ったのは韓国を代表するガールズグループf(x)だった。f(x)は「Electric Shock」「Hot Summer」「ピノキオ(Danger)」などエレクトロニックダンス曲を歌い上げた。今回のショーケースには一般人は参加できなかったにも関わらず、現地のファンが押し寄せK-POPの可能性を証明した。

f(x)の所属事務所であるSMエンターテインメントの関係者は「f(x)が2010年フランスで開かれた世界最大級の音楽博覧会『MIDEM』に参加した後、欧州でK-POPの進出が本格的に行われたように、今回の「SXSW」のショーケースが北米のK-POPブームを巻き起こすことを期待している」と伝えた。

No Brainは「北米の最大音楽フェスティバルで僕たちの音楽が披露できて光栄だった。直接来てみると、K-POPの人気も実感できたし、世界の音楽市場の壁はそう高くはないと思った。今回のショーケースを通じて韓国のバンドも海外に進出できるという自信を得た」と感想を語った。

「SXSW」の総監督ジェームス・マイナも「米国人はK-POPをPSY(サイ)や4Minuteのキム・ヒョナ、2NE1のようなアイドルグループの音楽だと思っているが、「SXSW」は韓国の多様な音楽とその可能性に注目している」と述べた。

米ビルボードの編集長ビル・ワードは「『MIDEM』に続き、「SXSW」でK-POPショーケースを見て早いスピードで成長していると思った。今後さらに多くのステージで、K-POPの多様なジャンルに触れてみたい」と伝えた。

文化部と韓国コンテンツ振興院はK-POPの海外進出の拡大とジャンルの多様化のために「SXSW」とともに世界3大音楽見本市である「Music Matters」「MIDEM」でB2Bショーケースを開催している。

記者 : イ・スンロク