miss A スジ vs パク・ボヨンの“アイコン対決”…妹から初恋へ

OSEN |

上半期はmiss Aのスジ、下半期にはパク・ボヨンだ。

上半期、観客に初恋の記憶をプレゼントした映画「建築学概論」を通じて一気に「初恋のアイコン」として浮上し、忠武路(チュンムロ、韓国映画産業の中心地)の有望株となったスジの後を次ぎ、下半期には「私のオオカミ少年」を通じて成熟した女性として戻ってきたパク・ボヨンが、この名前を受け継ぐと思われる。

上半期に恋愛映画「建築学概論」で建築学概論の授業を受ける済州(チェジュ)島出身の音大生ソヨン役を演じ、長いストレートの髪と清純な笑みで20歳の純粋男スンミン(イ・ジェフン)の心を掴んだスジは、韓国の男性の初恋の思い出をくすぐり、映画デビューを成功裏に終えた。

下半期のこの座はパク・ボヨンのものになると思われる。映画「過速スキャンダル」で明るく可愛いイメージで人気を得たパク・ボヨンは、31日に公開される「私のオオカミ少年」を通じてより成熟した魅力をアピールし、オオカミ少年(ソン・ジュンギ)の最初で唯一の恋として、男性の観客をときめかせると思われる。

パク・ボヨンは、世の中から消えるべき存在であるオオカミ少年と、世界に心を閉じてしまった寂しい少女の運命の恋を描いたドラマで、平和な日常に現れた特別な存在のオオカミ少年と共感し、閉ざしていた心を次第に開いていく立体的キャラクターを、豊富な心情演技で表現した。

何よりも、“キャスティングの勝利”だと言える。「建築学概論」を通じて、スジが映画でこれだけの存在感を見せるとは予想できなかったし、「私のオオカミ少年」のパク・ボヨンは単純に可愛く純粋な魅力を乗り越え、映画をリードできるヒロインとして自身の役割を見事に果たした。この二人の女優は、「国民の妹」と呼ばれるほど可愛い妹のイメージから、誰かの恋人として観客の心を揺らせるようになっただけに、大人になったばかりの初々しくも成熟した女性に生まれ変わったという点も共通している。

記者 : チェ・ナヨン