“キュート”を減らし“露出”を増やしたKARA、通じたのか?

OSEN |

“キュート”の代名詞KARAがセクシーになった。

22日にソウル広壮洞(クァンジャンドン)にあるウォーカーヒルホテルで開かれた記者会見で公開した新曲「PANDORA」の舞台は、可愛くも、フレッシュでもなかった。その代わりに、体のラインをなぞりながら視線を集め、ジャケットを脱ぎ、下着を連想させる衣装と、大胆に露出した背中を見せた。

他のガールズグループに比べ、レベルがはるかに高いわけではないが、あくまでも妹のようだった既存のKARAのイメージを考えると、破格の挑戦だと言える。「ミスター」「LUPIN」でセクシーな姿を見せたことはあるが、可愛く、フレッシュな姿の中でところどころ見えるセクシーな姿だったことに比べ、今回は“成熟”をコンセプトに掲げたのである。

歌も本格的な“誘惑ソング”だ。長い間KARAと呼吸を合わせてきたSweetuneが作った「PANDORA」は「妙な視線の中、心臓が踊っている、荒い息が触覚を刺激する」との歌詞で始まる。スンヨンは「今まで私たちが披露した曲のなかで、女性らしい魅力をもっともアピールした曲」だと説明した。

MVでもKARA特有のキュートな笑顔や愛嬌は無い。その代わりメンバーのSラインを強調した様々なポーズや、セクシーな表情が中心だ。ポイントはやはりジャケットを利用した露出だ。ニコルは「更に成熟した姿を見せるために、健康と弾力を活かそうと努力した」と語った。ギュリは「KARAにもセクシーな姿があるということをお見せしたかった」と強調した。

記者会見でメンバーがもっとも強調したのは「どれくらい綺麗になったか」ということだった。ギュリは「3ヶ月間たんぱく質ダイエットをしている」と明かした。ハラは「小学生の体と言われないために一生懸命に運動した」と語った。スンヨンは「今までしょっちゅうハムスターみたいなイメージだと言われたので、強く、セクシーな歌手に比べ弱いのではないかと心配していたが、幸い反応がよく、嬉しかった」と語った。

音楽的にも成熟になったと強調した。スンヨンは「デビュー6年の歌手の底力をお見せしたかった。音楽も更に強いサウンドを使い変化を図った。美しい衣装、音楽、振り付けで皆さんを誘惑しに来た」と抱負を語った。

一次反応は爆発的だ。「PANDORA」がネットで生中継されたミニコンサートを通じて公開されると、KARAはポータルサイトのリアルタイム検索語1位となった。各音楽配信サイトでも1位を記録している。人々は“セクシー”になったKARAに驚いた様子だ。

カムバック舞台は24日に韓国のKBS「ミュージックバンク」で公開される。所属事務所のDSPメディアの関係者は「新しい姿をお見せするためにたくさん努力した」と発言し、ファンの期待を膨らませた。

記者 : イ・へリン