元TREASURE バン・イェダム、グループ脱退&ソロ歌手に転身した理由とは「夢に描いていたビジョンがあった」

OSEN |

SBS「KPOPスター2」に出演し、“韓国のジャスティン・ビーバー”として注目を浴びたバン・イェダムが、YG ENTERTAINMENT(以下YG)のボーイズグループTREASUREのメインボーカルを経て、ソロミュージシャンとして新たなスタートを切った。

バン・イェダムは最近、1stミニアルバム「ONLY ONE」に関するOSENとのインタビューでアイドルグループのメンバーからソロ歌手に転身したきっかけを明かした。

彼は2013年、SBS「K-POPスター」シーズン2で準優勝を果たした後、YGの練習生になり、、2020年にTREASUREのメンバーとしてデビューした。しかし昨年、プロデューサーとして成長していきたいという思いからTREASUREを脱退し、YGを離れた。

そのきっかけを尋ねると彼は「練習生時代もそうですし、活動中にも多くのことを学び、たくさんの経験をしましたが、僕が夢に描いてきたビジョンがありました。音楽を始めた時から思い描いていたビジョンがあり、自由で自分のものをやりたいという情熱もありました。そのような部分についてたくさん考え、話し合い、悩んだ上で決定しました」と明かした。

TREASUREはもちろん、大手事務所であるYGを離れることも大きな挑戦だったはずだ。バン・イェダムは「活動する時はとても良かったですが、自分が考えていたのとは違う点もありましたし、片隅に持っている夢やビジョンが僕をくすぐりました。しかし、活動はとても楽しかったです。僕は活発にたくさん活動したいという欲がありますが、どうしても自由でない部分がありました」と率直に話した。

TREASUREのメンバーともたくさん話をしたという彼は、「メンバーたちも内心、僕が話す前から少しは考えていたようです。いろいろな話をたくさんして、悩んで悩んだ末に決断しました。アルバムの準備で最近はほとんど連絡が取れなかったのですが、お互いを応援していますし、時々連絡を取っています」とメンバーに対する愛情を表した。

7年という練習生期間がもったいないとは思わなかったのかという質問には、「もったいないとは思っていません。そこまで活動しても、まだ年を取っているわけでもないですし(笑)、ある意味で新しいスタートを切るのに適した年齢だと思います。その時に学んで活動したことが貴重な経験になったと思います」と答えた。

YGを離れて、GFエンターテインメントに移籍した彼は、多くの事務所からラブコールを受けたとし、「様々な事務所の方とたくさん会ってみないと正確な判断ができないので、知人からの推薦も受け、両親とミーティングもしました。2人の代表はこの業界で長いですし、とても優秀な方々で、人柄も良く、僕が追求していた方向性とよく合いました。シンガーソングライターの概念、僕がイメージしていたこと、やりたいことに対して全面的にサポートしてくれるということで選びました」と説明した。

では、バン・イェダムが思い描いてきた歌手としてのビジョンは何だろうか。彼は「今の自分の姿だと思います。自分がアルバムに自ら参加して制作したり、曲も自由に書いて、様々な方々に会ってコラボするようなことを望んでいました。今回のアルバムを制作しながら自由をたくさん感じました」と明かした。

続いて「今回のアルバムに収録される曲が2~3年前に書いていた曲もあり、そのような曲をより良い方向に発展させてくれたんです。そういった部分で解消されるものがありましたし、選択する瞬間でたくさん決定を下さなければならないですが、自分は決断力のある人ではなく、そのような部分においてよくコミュニケーションし、周りの方々もサポートしてくれて、完成度を高めることができました」とつけ加えた。

彼は今回のアルバムをどのように聴いてほしいかという質問に「この人はセンスがあるんだな、この人は実力があるんだなと思っていただけたら嬉しいです。昔の姿も考えていただいて、たくさんの愛とフィードバックをいただければ僕が成長できるので、関心を持っていただけたら嬉しいです」と伝えた。

記者 : チ・ミンギョン