“麻薬投薬の疑い”ユ・アイン、拘束令状が棄却「証拠の相当部分を確保済み」

Newsen |

写真=Newsen DB
俳優のユ・アインに対する拘束令状が棄却された。

ソウル中央地裁のユン・ジェナム令状担当部長判事は21日、麻薬類管理に関する法律違反(向精神)、証拠隠滅教唆、犯人逃避などの容疑が持たれているユ・アインと、美術作家である知人A氏に対する拘束前被疑者尋問(令状実質審査)を行った後、拘束令状を棄却した。

裁判部は「本人が大麻の喫煙を認めており、関連する証拠の相当部分を確保済みだ。知人に大麻の喫煙を勧めたと疑われる情況はあるが、教唆に至る程度なのかどうかは争いの余地がある」と説明した。

また、証拠隠滅教唆の部分について「携帯電話を消すように言ったことは認めているが、具体的にどのような状況だったのか、知人が削除した証拠が何なのか、特定できる客観的な証拠が不足しており、争いの余地がある」と明らかにした。

裁判部は彼らに同種の犯罪歴がなく、誠実に調査に臨み、逃亡の恐れが低いという点も考慮したという。

ユ・アインは約200回にわたって、プロポフォールなど医療用麻薬類を常習的に購入して投薬した疑いが持たれている。また、プロポフォールの他にも大麻、コカイン、ゾルピデム、ケタミン、ミダゾラム、アルプラゾラムなど、7種以上の麻薬投薬の疑いもある。

記者 : イ・ミンジ、イ・ジェハ