BTS(防弾少年団)、美術館ツアーから家族旅行まで…長期休暇中の過ごし方は?

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写真=BIGHIT MUSIC
BTS(防弾少年団)が、ファンのために長期休暇と自主隔離中の近況を続々と公開している。

所属事務所BIGHIT MUSICによると、BTSは12月6日を機に長期休暇に入った。2013年にデビューして以来、2度目の公式長期休暇である。

所属事務所は「アーティストとして、そして創作者として、新しいアイデアとエネルギーを充電することができるリフレッシュの時間になるだろう」とし、「デビュー後初めて年末年始を家族と一緒に過ごす大切な時間でもある。BTSのメンバーがしばらく平凡で自由な日常を満喫しながら、自分自身に集中する時間を過ごすことができるように、今回の休暇期間もファンの皆さんの配慮をお願いしたい」と呼びかけた。

彼らは11月27~28日と12月1~2日(現地時間)にロサンゼルスSoFiスタジアムで開催した2年ぶりの対面コンサート「BTS PERMISSION TO DANCE ON STAGE-LA」、そして12月3日にアメリカ最大のラジオネットワークであるiHeartRadioが主催する「2021 Jingle Ball Tour」に出演したことを最後に、2021年の公式スケジュールを終えた。

新型コロナウイルスの感染が拡大している状況でも世界中のARMY(ファンの名称)のために活躍してきたBTSは、それぞれの形で休暇を過ごしている。

まず、美術愛好家として有名なリーダーのRMは、チナティ・ファンデーションを皮切りにロスコ・チャペル、メニル・コレクション、ナショナル・ギャラリー、グレンストーン美術館など、アメリカ各地の美術館を回りながら、平穏な時間を過ごしている。

ジンとジミン、ジョングクは「Jingle Ball Tour」のスケジュールが終了した後、すぐに韓国へ帰国することを選んだ。3人は、6日に仁川(インチョン)国際空港を通じて帰国したあと、現在は自主隔離中である。

韓国に帰国したメンバーたちは、韓国政府の感染病予防及び管理に関する法律に従って、例外なく自主隔離を行っている。政府は、新型コロナウイルスの変異株オミクロンの拡大を防ぐために、海外からの入国者を対象に10日間の自主隔離(入国日から10日が経過した翌日の正午まで)を義務付けている。

ジンは自家隔離中も料理の腕前を披露し、注目を集めている。彼は個人Instagramと、BTSの公式ファンコミュニティプラットフォームのWeverseに、ワカメスープ、キムチチャーハンなどの写真を掲載して、「本当に退屈だ」「これが休暇か!」「怒ったからお皿を洗いに行く」などの書き込みを付け加えた。これに対して、Vは「事務所にあと10日休暇を増やしてほしいって言ってくれませんか? できるじゃないですか、兄さんは」と書き込んだ。

BTSのWeverse、メンバーの個人Instagram
ジミンは7日、Weverseに「帰ってきました」「ご飯終了、皿洗い終了」「今日は本当に一日中寝ていました」「皆さんも夕食を食べてください」などのコメントを掲載し、ファンに自主隔離中の日常を共有した。

ジョングクは、Instagramに歌を歌う自身の様子が収められた短い映像、Netflix「Paik's Spirit」焼酎編の視聴認証ショットを掲載し、趣味の時間を満喫している様子を伝えた。

Vはハワイで家族と一緒に観光を楽しんだ後、12月9日に帰国した。帰国直後にWeverseを通じて、ハワイで自分に気づいていながらも知らないふりをしてくれたファンたちに感謝の気持ちを伝え、「おかげさまでもっと楽に旅行をすることができました。愛しています」とコメントした。10日には「隔離中ですが、僕と一緒に遊んでください」とし、ファンとコミュニケーションをとった。

J-HOPEもアメリカで海などを訪問し、ゆったりとした時間を過ごしてから、12月9日に帰国した。自主隔離中の11日には「2021 Mnet ASIAN MUSIC AWARDS(以下「2021 MAMA」)」を視聴中の写真を公開し、「リアルタイムで隔離中に見ると感慨深いですね。そして本当にたくさんの賞をもらいました。すべて皆さんのおかげで貰える賞だと思います。2021年もたくさんの愛を送ってくださったARMYの皆さんに愛の言葉をお伝えします」と感謝した。

SUGAはRMと同じく、まだ海外に滞在し静かに休暇を過ごしている。今後帰国する予定だ。

BTSはリフレッシュの期間を過ごした後、ニューアルバムを発売する予定だ。3月には、ソウルでオフラインコンサートの開催も決定した。韓国での対面公演は、約2年5ヶ月ぶりとなる。

彼らは11月に開かれたアメリカの大衆音楽授賞式「2021 アメリカン・ミュージック・アワード(2021 American Music Awards、AMAs)」で「フェイバリットポップデュオ/グループ(Favorite Pop Duo or Group)」をはじめ、主要部門である「フェイバリットポップソング(Favorite Pop Song)」、最高賞である「アーティスト・オブ・ザ・イヤー(Artist of the Year)」まで、3つの部門を席巻し、4年連続で授賞を果たした。アジア出身の歌手の大賞受賞はこれまでになかった快挙だ。

2年連続で「グラミー賞」ノミネートという栄誉にも輝いた。BTSは1月31日に開かれる「グラミー賞」の「ベストポップデュオ/グループパフォーマンス(BEST POP DUO OR GROUP PERFORMANCE)」部門にノミネートされた。昨年、「Dynamite」がノミネートされた部門と同じ部門だ。

韓国の年末授賞式では6年連続(2016~2021)で大賞席巻というK-POPの新しい歴史を築いた。BTSは12月4日、「MelOn MUSIC AWARDS(MMA)」で大賞(今年のベストソング)を受賞したことに続き、「2021 MAMA」で4つの大賞(今年の歌手、今年の歌、今年のアルバム、ワールドワイドアイコンオブザイヤー)を受賞した。

※この記事は現地メディアの取材によるものです

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記者 : ファン・ヘジン