“日本でも話題”ポン・ジュノ監督作品「パラサイト 半地下の家族」早くもドラマ化?アメリカのテレビ局HBOが制作か

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10日、配給会社のCJ ENMが「ポン・ジュノ監督の最新映画『パラサイト 半地下の家族』が、米国の大手有料ケーブルテレビ局HBOでドラマ化される見通しだ」と伝えた。まだ最終的なサインはしていないが、ドラマ化で事実上の合意に至ったという。

ドラマの制作では、映画「マネー・ショート 華麗なる大逆転」や「バイス」を演出したアダム・マッケイ監督、ポン・ジュノ監督、CJ ENMが責任プロデューサーを務める。何話になるか、誰が演出を務めるかといった詳細は未定だ。

映画「パラサイト 半地下の家族」は、2019年「カンヌ国際映画祭」で最高賞のパルムドールに輝き、「第77回ゴールデングローブ賞」で外国語映画賞を受賞した。貧しい家族と裕福な家族の姿を通して、貧富の格差を扱っている。

これまで、海外から映画「パラサイト 半地下の家族」をリメイクしたいというオファーは多かった。ポン・ジュノ監督自身も昨年10月、米国からドラマ化の問い合わせが寄せられていることを明かし、ドラマになれば面白そうだと話していた。米動画配信大手のNetflixもドラマ制作に関心を示したとされるが、最終的にチャンスはHBOに渡った。

ドラマ制作に加わることになったアダム・マッケイ監督は、米国での公開前に映画「パラサイト 半地下の家族」を鑑賞し、SNSで「資本主義への追従に関するこれまでで最も偉大な映画的発言」と絶賛していた。

CJ ENMの関係者は「ポン・ジュノ監督とアダム・マッケイ監督がドラマ制作について話し合っている最中に、HBOが加勢した」と伝えている。

記者 : 聯合ニュース