【REPORT】FTISLAND、入隊前ラストツアーでサプライズ…来年発売の新曲を初披露&会場でのPV撮影にファンも感激

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FTISLANDが8月27、28日にグランキューブ大阪で、8月31日、9月1日に幕張メッセイベントホールで「2019 FTISLAND JAPAN ENCORE LIVE "ARIGATO"」を開催。今回のツアーは今年の4~5月に渡って行った「FTISLAND JAPAN LIVE TOUR 2019 -FIVE TREASURES-」のアンコールツアー。東京公演直前にはホンギの入隊が発表されたこともあり、これが本当の入隊前ラストツアーとなった。幕張メッセイベントホール初日の模様をレポートする。

SEが鳴り響く中、メンバーが笑顔でステージに登場。手を振りながら上手へと移ったポジションにつくスンヒョンを見守り、スポーティな装いのホンギがステージ中央へ。「行くぞ!」と吠えると、その声に呼応するかのように火花が散り、今年3月にリリースしたアルバム『EVERLASTING』のリード曲「God Bless You」からライブが華々しくスタートする。

途中、「手を取り合って」の歌詞をジェジンが、「共に誓って」をスンヒョンが、そして「その度また強くなって」をホンギが交互に歌うパートは、まるで今のFTISLANDを象徴するかのよう。その勢いのまま、間髪入れず「BEAT IT」「Boom Boom Boom」とつなげていく。

「4ヶ月前のツアーと違うところと言えば、アンコール(ツアー)なので大体一緒なんですけど、メドレーの曲を変えたり、プレゼントしたい曲を2曲持ってきました! そのくらいは準備しないとね。こんなにたくさん遊びに来てくれたのに」とホンギがこのツアーへの意気込みを語ると、ジェジンはそんな真面目な話をするホンギを観ながら「今日のホンギ、かわいい」と思わず笑みをこぼす。普段と変わらないFTILSNADならではのメンバーのやりとりに、ファンも思わずにっこり。

再びライブに戻り、『EVERLASTING』から「IF U WANT」を経て、ホンギの「覚えてるか、この曲?」という問いかけで始まった「TOP SECRET」へ。さらに畳み掛けるように「シアワセオリー」が始まると、「カモーン!」の絶叫に会場を埋めた黄色いペンライトが一層激しく揺れる。

そして「今からみんなの声をもらうぞ」と言って始まった「AQUA」では、客席も一体になって歌い出す。オーディエンスも一緒になってライブを作る、それはFTISLANDがライブでずっとやってきたことでもある。

これまでの彼らの日本の歩みを感じさせる楽曲が続いたと思いきや、「もうちょっと狂っていくぜ」と宣言してスタートしたのはFTISLAND史上もっとも攻撃性の高いハードな韓国語曲「Take Me Now」と「PRAY」」。再び会場がひとつになって「I Pray」と高らかにうたう声が、まるで大きな波のように会場を包みこみ、その波を打ち消すかのような怒涛の炎の演出に、会場からは自然と拍手が沸き起こった。

「来年FTISLANDは10周年を迎えるけど、来年はいないから、今年やろうってことで。今までの俺らの曲を季節にして歌ってみようと思います」と、前回のツアーでも披露していたパートを、このアンコールツアーでは全曲入れ替えて持ってきてくれた。ちなみに季節の順番は春、夏、梅雨、秋、冬の順に、「Primavera」「Let it go!」「So today...」「I believe myself」「Winter's Night」と、インディーズ時代も含めてFT初期の楽曲群でメドレーを構成。選曲をするにあたってホンギは今までのFTの曲をさらったそうで、「たぶん夏と秋に一番アルバムを出してたんだね」と、あらためて自分たちの歩みを振り返った。


来年発売の新曲披露&PV撮影のサプライズも…

「素敵な人になるために」とスタートした「Golden」では、会場に響き渡る「We are golden」の合唱にホンギも思わず「最高!」と笑顔を見せた。大きな満月をバックに歌った「Hold the moon」ではFTISLANDの世界観に引き込むホンギのボーカル力にあらためて感服させられる。

「何があっても自分自身のことを忘れないようにするのが一番大事。これから何があっても、帰ってきても、たぶんそのままだと思うので。たまに心配してくれる人もいるけど、無事に戻ってくるからそんなに心配しないでいいから。みなさんにとっては時間は早く過ぎると思う。何回も言うけど、俺らは辛いよ。でも、新しく目標ができたから。入隊して、みんなと仲よくなって、ライブに誘ってみようかなって(笑)。毎日一緒に寝て、毎日一緒に食べて、毎日一緒にシャワーを浴びて、毎日一緒に俺の歌を聴かせる!」と、入隊を心配するファンを安心させてくれた。

次にやる曲「Sunrise Yellow」は「来年、発売する新曲をプレゼントに持ってきました! この曲は『FREEDOM』みたいに俺らの色になると思う、めちゃ盛り上がる曲。みなさん曲は知らなくても、俺がジャンプしたら一緒にジャンプして!」と紹介しつつ、この曲はPV撮影も兼ねているので「みんな映るかも?」といううれしいサプライズも。

今回のツアーで初お披露目になったこの曲は、暗い夜が次第に明けていく黄色に染まった空を思わせる疾走感あふれる爽快な曲。ホンギの伸びやかな歌声と飛び跳ねたくなるリズム、未来を予感させる明るさは、今の彼らにふさわしい。

続けて彼らの代表曲とも言える「FREEDOM」がはじまると、会場の黄色が一斉に大きく跳ね出す。ホンギも休みなくステージを右に左に走り続ける。みんなが一斉にジャンプする「FREEDOM」のお約束も、もはや誰も何も言わなくても当たり前のようにこなす。「PUPPY」「未体験Future」と駆け抜け、最後は彼らの日本メジャーデビュー曲「Flower Rock」で本編は終了。

アンコールでは、FTISLANDからのもうひとつのプレゼントということで、韓国のアルバムに収録される新曲「Don't lose yourself」を初披露。韓国でも会場のみんなから歌声をもらったから、今日は日本のみんなに歌ってほしいということで、曲に入る前に歌のレッスン。

そうして始まったアンコールは、今まで以上に会場が一体感に包まれた。「何があっても自分を見失わないように。自分の道は自信を持って進むべきだし、何があっても自分のことを守ればもっと前に進めるんじゃないかと思ってこの曲を作りました」と、韓国語ではあるけど簡単な歌詞だからぜひ調べてみて、と語ってくれた。

今回のツアーは久しぶりにハードな曲より明るい曲が多かった、と語るホンギ。「何で俺らワガママって言われるのかなっていうのがちょっとわかったっていうか(笑)。自分たちがやりたいことをやれることに感謝しているし、みんながいるからこそできたっていう気持ちもあるし。とにかく、一言で言うと、みなさんには感謝しています。ありがとうございます!」とあらためて感謝の言葉を口にすると、客席からは大きな拍手が巻き起こった。

このアンコールツアーのタイトルにもあるように、「ありがとう」という言葉をいつも以上に口にしていたホンギ。それこそが今の彼の気持ちなのだと思うし、それはPrimadonnnaにもじゅうぶん伝わったはず。最後は今回のアンコールツアーのテーマでもある「アリガト」でライブを締めくくった。

取材:尹秀姫

【公演概要】
2019 FTISLAND JAPAN ENCORE LIVE -ARIGATO-
日時:2019年8月31日(土)
会場:【千葉】幕張メッセ 幕張イベントホール

<セットリスト>
1.God Bless You
2.BEAT IT
3.Boom Boom Boom
4.IF U WANT
5.TOP SECRET
6.シアワセオリー
7.AQUA
8.Take Me Now
9.PRAY
10.Primavera
11.Let it go!
12.So today...
13.I believe myself
14.Winter's Night
15.Golden
16.Hold the moon
17.Sunrise Yellow(新曲)
18.FREEDOM
19.PUPPY
20.未体験Future
21.Flower Rock

[アンコール]
1.Don't lose yourself
2.アリガト
3.Stay what you are

■公演情報
「2019 FTISLAND JAPAN ENCORE LIVE -ARIGATO-」

○公演会場・日時
【大阪】大阪国際会議場(グランキューブ大阪)
2019年8月27日(火) 17:30開場/18:30開演
2019年8月28日(水) 17:30開場/18:30開演

【千葉】幕張メッセ 幕張イベントホール
2019年8月31日(土) 17:00開場/18:00開演
2019年9月1日(日) 15:00開場/16:00開演

■ライブ情報
「LEE JAE JIN (from FTISLAND) 1st Solo Mini Live Tour -Love Like The Films- 」
日時:10月23日(水)
会場:東京 中野サンプラザホール(昼・夜公演)

日時:10月29日(火)
会場:愛知 日本特殊陶業市民会館 フォレストホール(昼・夜公演)

日時:10月30日(水)
会場:大阪 NHK大阪ホール(昼・夜公演)

■関連サイト
FTISLANDオフィシャルHP:http://FTISLAND-official.jp/

記者 : Kstyle編集部