全州国際映画祭、韓国映画競争部門の進出作品10本が決定…イ・ジョンヒョン&オ・ジホの出演作に注目

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写真=全州国際映画祭組織委員会
「第16回全州(チョンジュ)国際映画祭」のコンペティション部門である韓国映画競争部門に進出する映画10本が決定した。

全州国際映画祭の主要プログラムである韓国映画競争部門では、上映時間40分以上の中編及び長編映画を対象に、韓国の独立映画の可能性と底力を見せる最新作を選定する。

計118本の公募作品のうち、最終的に選定された韓国映画競争作品は、「誠実な国のアリス」(アン・グクジン)、「アイルランド:時間の島」(パク・ジンソン)、「少年」(キム・ヒョンスン)、「泣き虫」(イ・ジヌ)、「コインロッカー」(キム・テギョン)、「チュニ&マギ」(パク・ヒョクジ)、「雪でも降ってくれたら」(チャン・ヒチョル)、「思ったより暖かく」(イ・サンミン)、「ただ、そんな女優とはげ頭の男との恋愛」(パク・ヨンイム、キム・ジョンミヌ)、「告白できない」(チェ・インギュ)の計10本である。このうち「誠実な国のアリス」にはイ・ジョンヒョンが「アイランド:時間の島」にはオ・ジホが出演している。

韓国映画競争部門の進出作品を見ると、2014年から全州国際映画祭が注力しているワールドプレミア作品が多く選定されていることが目立つ。10作品中、アジアンプレミアとして上映される「チュニ&マギ」を除いた9本が、全世界で初めて上映されるワールドプレミアとして公開される。分野別で見ると、劇映画が9本、ドキュメンタリーが1本選定された。檀国(タンゴク)大映画コンテンツ専門大学院、韓国映画アカデミーなどで出品した3本を除いた7本が独立映画配給会社の作品である。

韓国映画競争部門の審査を行った全州国際映画祭の首席プログラマーキム・ヨンジンは「新しい監督たちの作品、形式面で独自の個性がある作品、劇場で公開される可能性が高い作品を選定した」と選定の基準を明かし、「全州国際映画祭で紹介された映画ができる限り劇場で上演されることを期待している」と伝えた。

「第16回全州国際映画祭」は、韓国で4月30日から5月9日まで10日間開催される。

記者 : キム・ミリ