“EXO離脱”ルハン&クリスの弁護人「奴隷契約から抜け出すことを選択」過去の紛争に言及してSM提訴に反論

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写真=TVレポート DB
SMエンターテインメント(以下SM)がEXOを離れたルハンと映画製作会社に対して香港の裁判所に訴訟を起こした中、ルハンとクリスの中国側の法定代理人が立場を明かした。

12日、中国メディアの新浪娯楽の報道によると、ルハンとクリスの法定代理人である北京・中銀弁護士事務所(以下、中銀)は声明書を発表し、ルハンとクリスの立場を代わりに伝えた。

中銀はまず、「韓国の裁判所での専属契約効力の不存在訴訟は調停過程に入り、両者は調停過程でそれぞれの主張を明かし、数回協議を行った」とし、「2月27日、韓国の裁判所でもう1回調停を行い、双方の各代表者が中国で直接会うことにした」と明かした。続いて「このような状況で、SMが助けなしに紛争を解決する声明を発表し、調停をしようとする誠意があるのかと疑わざるを得ない」と指摘した。

SMの訴訟を“悪意的なけなし”と指摘したりもした。中銀は「SMは韓国最大の芸能プロダクションで、高い地位を利用し、不合理で不公平な専属契約を締結した。これについて韓国の公正取引委員会がSMに警告した」と過去の事例に言及し、「芸能人がSMに対して何度も解決を提案したが、会社側が回避したり、断り、芸能人はやむを得ない状況で、訴訟を通して奴隷契約から抜け出すことを選択した」と伝えた。

そして「SMが訴訟の理由を明かしながら“如何なる正当な理由もない状況で契約と信義、道徳を無視して個人の利益のためにEXOを離れた”というが、これはSMが是非を濁らせ、芸能人を悪意的にけなすことだ」と主張した。SMの過去の紛争内容も取り上げ、芸能人の中国活動を制限するために、関連会社とマスコミに法律文章を送ったのは芸能人の名誉を失墜させ、活動を抑制する目的だと付け加えた。

最後に中銀は「芸能人は協商を通してこの紛争を解決する。しかし、SMが引き続き誤解を招き、威嚇する声明を出し続けるのであれば、調停を中止し、法律的に自分の合法的な権利を守る」とSMに警告し、「この紛争により、何の理由もなく被害を受けた方々と会社にお詫び申し上げる」とまとめた。

ルハンとクリス側は、SMの訴訟を誤解を招く悪意的なけなしだと主張し、過去にSMが公正取引委員会から警告措置を受けた事実と“奴隷契約”という単語を取り上げ、SMを刺激した。調停中にこのような状況が続いた場合、調停を中止すると強固な立場まで明かした。

SMは昨年、専属契約効力の不存在確認訴訟を申し立て、所属チームのEXOを離れたルハンとクリスの中国活動について持続的に法的制裁を加えると明かした。

記者 : パク・ソリ