放送終了「天使の罠」どろどろ系ドラマは今も通じた…同時間帯視聴率1位で“有終の美”

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=KBS 2TV「天使の罠」スクリーンショット
KBS 2TV「天使の罠」が「どろどろ系ドラマは通じる」という命題を残し、視聴者に別れを告げた。

韓国で2日に放送された「天使の罠」はチャン・テジョン(パク・ジョンチョル)が自身の過ちを反省し、イ・ソンユ(ユン・ソイ)とソ・ジソク(クォン・ユル)のハッピーエンドを描いて放送終了となった。チャン・テジョンを手助けしていた人物たちにも罰が下された。勧善懲悪に徹底的に従ったエンディングであった。

KBS 2TV毎日ドラマ(月~金まで放送されるドラマ)の復活をもたらした「ルビーの指輪」のバトンを受け取り、1月6日に韓国で初放送された「天使の罠」は姉を死なせても反省せず、果てしない欲望を満たそうとする一人の男を罰するために復讐の化身となったシスターの復讐劇を描いた。

毎日ドラマの復讐劇の特性上、相手を欺いたり人に害を与えるなど刺激的なストーリーが毎日のように描かれることになり、日常生活を描くことは物足りなくなった。また劇の後半で人物の奇想天外な秘密が公開されたり、新しい復讐を夢見る人物が登場するなど視聴者を混乱させることも多くあった。

否定的な内容一色であったにもかかわらず、「天使の罠」は10%後半の視聴率をキープし、同時間帯毎日ドラマの視聴率1位を守り切った。「どろどろ系ドラマが視聴者に通じる」という事実を改めて実感させられる成績であった。

「天使の罠」の後番組としては本日(3日)夜よりチャン・ソヒ主演の「カッコウの巣」が初放送される。

記者 : イ・ウイン