さすがカン・ジファン!アクションから恋愛演技までこなす“抜群の演技力”

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=「ビッグマン」放送画面のキャプチャー
「ビッグマン」の俳優カン・ジファンが、スピーディーに展開されるストーリーの中で、一瞬も停滞しない多彩な演技を披露し注目を浴びた。

KBS 2TVの新しい月火ドラマ「ビッグマン」第2話では、頭に大きな怪我をし、意識を失ったキム・ジヒョク(カン・ジファン)が、目を覚まし身分が変わる姿が描かれた。ジヒョクはどん底の人生から財閥になったが、自身の新しい家族を疑い、真実を暴こうと奮闘した。

ジヒョクは子供の頃自身を失ったと言いながら、手を取り涙を流すユンジョン(チャ・ファヨン)の姿に揺れるように見えたが、保育院で発見した実の母が書いた手紙を見て、ユンジョンが自身の本当の母ではないことを直感し、真実に向かって突き進んだ。

特にカン・ジファンはこの過程でト・サンホ(ハン・サンジン)に襲い掛かり「見知らぬ人に親切にする理由はひとつだ。餌食にしようとすること。生き残るためには食いちぎらないと」「俺が一番嫌いなのが、親のことで何かしようとすることだ」と、彼を制圧する姿で一瞬にして視線を圧倒した。

無気力にどん底の人生を歩んでいた彼が、いきなり変貌しタフな姿を見せたこのシーンでは、カン・ジファンという俳優が持っている存在感が力を発揮し、視聴者をドラマにさらに入り込ませた。続くシーンでも息の詰まる自動車の追撃シーンがスピード感を与え、ドラマをより一層豊かにした。

また、カン・ジファンは、ミラ(イ・ダヒ)の歌う姿に惚れる甘い眼差しで、女心の攻略にも乗り出した。カン・ジファンは自身の心臓を狙う女ミラの正体にまだ気づいていない状況で、落ち着いているが可愛いところを隠しているミラに心を奪われた。カン・ジファンはドンソク(チェ・ダニエル)の恋人ミラの本音を知ってからさらに冷徹に変貌するものと期待を集めた。

緊迫した「ビッグマン」のストーリーの中で、カン・ジファンは遊び人から財閥家の隠し子まで、多彩な顔を演じる必要があるだけに、ジヒョクを通じて彼が見せられるすべてを披露しており、わずか2話で好評を受けた。

「ビッグマン」は孤児として生まれどん底の人生を生きていたキム・ジヒョクが、ある日目覚めると指折りの財閥家ヒョンソングループの長男カン・ジヒョクになっていたことから展開される事件を描いた作品だ。大切な人たちを守るために、絶対的な権力を持つ人々に立ち向かいながら本当のリーダー、ビッグマンになっていく過程を描く。

記者 : クォン・ジヨン