少女時代 ユナ「総理と私」で見せる、気さくで凛々しいスタイルを徹底分析!

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Lovely girl paparazzi

少女時代のユナが三流のパパラッチとなって帰ってきた。KBS 2TVドラマ「総理と私」でスキャンダル記者としてカムバックしたのだ。常にラブリーで爽やかだった彼女が、これでいいのかと思うほど気さくで凛々しい姿で帰ってきた。その変身ぶりと共にスタイルも一変した。

28歳。韓国の代表的な三流芸能情報誌のスキャンダルニュース担当記者ナム・ダジョン役でブラウン管を華やかにしたユナ。一時はジェーン・オースティンのような作家を夢見たが、今はただひたすら特ダネとボーナスへの一念で昼夜問わずスキャンダル記事を書きまくる、スキャンダル専門記者である。そのような中で偶然、総理内定者のクォン・ユル(キム・ボムス)のゴシップ記事を書こうと近づいた末、反対にクォン・ユルの熱愛記事の主人公になってしまう。そのせいで、不本意ながらクォン・ユル総理の恋人を演じるはめになり、総理婦人として身分が上昇するドタバタ騒ぎを起こすことになる。

初回から彼女の変身が始まった。これまで愛らしく清楚な姿だけを見せてきた彼女が、「本当にこんなに壊れていいの?」と思わせるほど確実に変わったためだ。最も際立つのはスタイルだ。以前とは正反対の姿になった。ユナのイメージであるフェミニンなドレスにフラットシューズ、セクシーなボディラインを強調するミニスカートと体にフィットするスタイルは見られなかった。スピードを重視する記者という職業に合わせ、シューズはかかとの低いローファーやアンクルブーツ、でなければスニーカーが全てで、衣装もやはり、早く走り動き回りやすいパンツ系が主流になった。

その代わり、彼女ならではのスタイルを加えた。それは、レイヤードだ。色んなカラーやパターンのシャツの上にスウェットシャツやニットをレイヤードさせ、さらにその上にミリタリージャンパーやチェックコートなどでスタイリングしている。ドラマで彼女が身にまとうアイテムをよく見ると、最近流行と言われているアウターは全て見ることができる。

色も、ビビッドなカラーよりはクリーム、グレー、ブルー、ネイビーのような無難なカラーのアイテムを選択した。職業がスキャンダルを掘り起こすパパラッチ専門記者であるだけに、目についてはならないという職業性を念頭に置いた選択だ。そこにぼさぼさの髪と1つに束ねたヘアスタイルで、スキャンダル専門記者ナム・ダジョンスタイルの完成だ。久しぶりにブラウン管に戻ってきただけに、イメージチェンジに加えてスタイルの変身で改めて注目されている彼女。もう一度ユナのお茶の間独占と、スタイリングの完売が始まるのではないかと思われる。

記者 : ノ・ヘナ、写真 : ドラマチックトーク