「The Promise」SUPER JUNIOR イトゥク“除隊後にミュージカル…やらせてもらえるのなら頑張りたい”

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写真=DIMF

大邱国際ミュージカル・フェスティバル「The Promise」の現場

国防部のミュージカルアベンジャーズが戻ってきた。ミュージカル「The Promise」チームだ。キム・ムヨル、チ・ヒョヌ、チョン・テウ、パク・ジョンス(SUPER JUNIOR イトゥク)、超新星 ユナク、8eight イ・ヒョン、キム・ホヨン、ペ・スンギルで構成されたミュージカル「The Promise」の俳優たちは、歴代国防部のミュージカルメンバーの中で最強のドリームチームだ。15日午後5時10分、大邱(テグ)コーロン野外音楽堂来賓室でラウンドインタビューを行った。

彼らは同じ部隊で勤務する芸能兵士ではない。イトゥクは「他の所属部隊で勤務していたが、国防部から派遣書をもらえればミュージカル部隊が創設される。多富洞(タブドン)の戦いがあった大邱であり、意義深い。忘れていた犠牲的精神や国への愛を振り返ることのできるきっかけになった」とし、ミュージカルに臨む姿勢を語った。

朝鮮戦争の参戦勇士たちが、ミュージカル「The Promise」を観覧した時に起きたエピソードについても話した。イトゥクは「第1幕の第1章で銃を狙うシーンがある。この時、参戦勇士のひとりが『こら!どこへ銃を狙っているんだ』と叫んだ。僕たちは公演をするだけですが、あの方は朝鮮戦争を実際に経験しているので、朝鮮戦争のトラウマを実感した」とし、公演中のエピソードについても語った。

除隊後、ミュージカルにチャレンジするのかという質問についてイトゥクは、「軍服務中の新しい経験がミュージカルだった。学んだものが多い。至らない僕が(除隊後に)ミュージカルに出演して迷惑をかけたくはないが、やらせてもらえるのであれば頑張ってやりたい」という覚悟を述べた。

15日に行われた大邱国際ミュージカル・フェスティバルの前夜祭のために二日前に招集された話も忘れなかった。イトゥクは「二日間招集された時は、演技をしながら思わず涙が出た。苦労されている兵士たちを知ってもらいたい。軍隊ミュージカルが堅苦しくつまらないという偏見を破りたい。チケットを差し上げることはできないが、予約して、良いミュージカルをたくさんの観客に見てもらいたい」と、ミュージカル「The Promise」へのプライドを示した。

この日、共同インタビューでイトゥク以外にも注目を集めたのはチョン・テウだった。二日前に除隊したにもかかわらず、ミュージカルのためにステージに上がったためだった。「まだ軍気旺盛だ。軍人たちと一緒に公演を準備すると、除隊を実感できない。除隊したが(ミュージカルのために)一緒にやりたいと話すほどだった。俳優たちに会えてとても嬉しかった」と除隊後に練習に参加する気持ちを述べた。

この日5時に行われたラウンドインタビューに続き、8時からは大邱コーロン野外音楽堂で前夜祭が行われた。10時頃「The Promise」のチームがミュージカルナンバーの「The Promise」を歌った時、前夜祭の雰囲気は絶頂に達した。

この日司会を務めたミュージカル女優チョン・ヨンジュは、チョン・テウに対して「お父さんになったので砕けた口調が使えない」と冗談を言った。キム・ムヨルは「今ステージに立っている俳優たちは社会では見られない(最高の)組み合わせだ。俳優の僕でさえ緊張する人々と一緒に公演している」という感想を述べた。

超新星のユナクは「入隊前は知り合いが一人もいなかった。個人的にキム・ムヨルのファンだ」とし、ミュージカルステージで俳優たちに会った感想を述べた。チョン・ヨンジュと共同司会を務めたユ・ヨルがチ・ヒョヌにミュージカルに出演する感想について聞くと「入隊前にバンド活動をしていた。朝鮮戦争の停戦60周年を記念するミュージカルを公演し、国の大切さを感じている。軍人になる前は朝鮮戦争を頭でだけ理解していたとすれば、今は演じるキャラクターを通じて朝鮮戦争の痛みを感じるようになった」と話した。

この冬、国防部ミュージカルのブームを巻き起こしたミュージカル「The Promise」は9月、韓国国立劇場でもう一度観客を迎える予定だ。

記者 : パク・ジョンファン