【スターコラム】パク・シネ流、ファッションの秘訣 ― Vol.2
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女優パク・シネが“憧れの象徴”になったのは、彼女の演技的な部分とともに、彼女独自のファッションも一役買っている。芸能界で活動しているため、当然のように見えるかもしれないが、彼女が披露する姿は、ファンたちに全く異なる爽やかさと成熟さを同時に与えている。
確かに彼女は、清純で可憐な美女とは差別化された魅力を持っている。キックボクシング、フェンシング、ボウリング、異種格闘技など、過激なスポーツをやってきた彼女は、健康的な美しさが際立つ元気な女優だ。このような健康美は、飾らない素直でシンプルな演技へとつながる。
先日最終回を迎えたドラマ「となりの美男<イケメン>」で“コ・ドンミスタイル”を披露した彼女は、ダウンジャケットやモッズコートまでも自分のスタイルとして完成させた。華やかではない素朴なカラーの組み合わせを特別なものに仕上げることができる、彼女ならではのノウハウとは何だろうか。
また、最近あるグラビア撮影でアピールしたパク・シネのボディラインは、女性たちからは羨望の的になり、男性たちの目を惹きつける力を持っていた。
華やかではないようで、周りの視線を惹きつける、パク・シネならではのスペシャルなファッションの秘訣を調べてみよう。/編集者
演技ほど重要に思われているのが、ファッションです。特に女優においてファッションは欠かせない部分の一つです。
春を迎えてパク・シネがおすすめする“スペシャルファッション”、いかがですか?
シネのスタイルの話
かつて私にとってファッションは、“少しは遠い国”の話でした。幼い頃からお仕事をしていたので、どこに行っても“おとなしく行動しなさい”といつも言われていたんです。だから、ブラウスやジーンズ、パーカーなど、無難で平凡な姿でいるのが好きでした。しかし、大学生になって、することが多くなって参加しなければならない重要な席が増えて来ると、自然にファッションにも関心を持つようになりました。もちろん今は、室長から色々アドバイスを受けている方です。それでもまだ、他の方に比べれば全然足りないと思います。女性にとってファッションは、いくら努力しても満たされない部分の一つでしょう^^;;
まだ結構肌寒いですか? この冬は、特にニットを多く着ていたような気がします。一度、ニットをコンセプトにしたグラビアを撮りましたが、アンゴラニットのふんわりとした暖かい感じに惚れてしまって、一時期ハマっていました。もちろん、グラビアの写真もすごく気に入りました^^
毎回作品に取り掛かる時は、キャラクターに合った衣装とコンセプトのために、たくさん悩んで工夫する方です。今回の「となりの美男<イケメン>」のコ・ドンミスタイルも、そのようにして誕生しました。衣装のスタイルとヘア・メイクのスタイルを決めるために、撮影前からスタイリストの室長、そしてショップの店長さんたちと何回も頭を合わせて話し合いました。
「となりの美男<イケメン>」のコ・ドンミが、暗い部屋から明るい世界へ出て行くように、スタイルも重々しいダウンジャケットから軽いコートへと変わりました。ヘアスタイルも、序盤のドンミの雰囲気に合ったファジーパーマから、軽いストレートへと変化しました。
実際に台本にも書かれている黒いロングダウンジャケットは、分厚い感じで私の顔を小さく見せる効果もありました。コ・ドンミスタイルが愛されたので、楽しくもあり、嬉しかったです~^^
特にモッズコートは、中に何を着ても合い、負担なく着ることができるのでよく着ています。モッズコートにストライプのワンピースを合わせたナチュラルなカジュアルルックは、大学街でよく見られるファッションですね。
ちなみに、春時のアウターとしてはやっぱり“トレンチコート”ではないでしょうか? トレンチコート一つで、頑張ってお洒落した感じを与えないながらも、ファッショナブルな雰囲気を演出することができます。少し肌寒いと感じる時は、カーディガンとマフラーを忘れずに! 首元を暖かくすると熱の発散を防いでくれるので、さらに効果があるんです^^
私も普段はナチュラルでカジュアルな服をよく着ている方なので、トレンチコートやモッズコート、スタジャンをよく着たりします。今春は、デニムシャツとモッズコート、トレンチコートで、自分ならではのファッションを仕上げてみてください!!
ここで少し、うちのスタイリスト室長の一言を聞いてみましょう。
スタイリストのハ・サンヒ室長が語る、シネ'sファッションスタイル
シネさんの最大の魅力は、フェミニンなガーリーファッションと、それとは正反対のマニッシュファッションが両方共自然に似合うということです。また、プロポーションを際立出せてくれるワンピースやツーピースで女性らしい姿を演出したかと思えば、長身でプロポーションがいいのでボーイッシュなスタイルも素晴らしく着こなします。加えて、パステルトーンのカラーも似合いますが、原色系のビビッドなカラーもよく似合うんです。スタイリストの立場としては、色んな姿に変身させられる魅力があるんです!^^
「となりの美男<イケメン>」の場合、ドラマの序盤と後半の衣装スタイルに著しい変化がありましたが、序盤のコ・ドンミは節約するスタイルだったのでレイヤードコンセプトにポイントを置きました。主にトレーナー、カーディガン、ベストなどを重ね着し、帽子や手袋、靴下などでポイントを与えました。話が進むに連れてドンミが次第に明るくなり、ダウンジャケットだったアウターはボクシーなコートに変わりましたし、インナーのニットワンピースやカーディガンの色も、明るいピンクやオレンジ色へと次第に変わりました。
特に、アクセサリーにも気を遣いました。最初は小さなバッグを持っていたのですが、後にもう少しプロの作家に似合うバッグに交換しました。もう一度「となりの美男<イケメン>」のドンミのファッションに気をつけながら見てみると、面白いと思います。
実際、シネさんが着用したアイテムについての問い合わせが多く、楽しい作業でした。
プロポーション作りは、ファッションの仕上げ!
室長に褒められ、どうしていいか分からなくなっています^^;; ファッションとともに、それを美しく仕立ててくれるプロポーション作りは避けられない運命の一つです。私の場合、子供の頃から祖母と一緒に暮らしていたので、食べ物にも好き嫌いがなくよく食べる方で、ダイエットのために特別な食べ物を選ぶよりも、運動しながら調整する方です。多くの方がご存知のように、私って普段から運動好きじゃないですか。だから、あれこれやっている方なんですが、その中でも自転車に乗るのが一番好きです。黄砂の時期が終わったら、自転車に乗ろうと思っています。おそらく、時間が許すならば、漢江(ハンガン)沿いで自転車に乗っている私の姿を見つけられるかも知れませんね。もう既に何人かの方々に、私の正体(?)がバレたこともあるんですよ(笑)
自転車に乗りながらも、姿勢を気にしながら乗ります。可愛く乗ろうとしているわけじゃなくて、全体的な体のバランスを気にしながら乗るんです。うちの“ブンブン”ちゃんもそろそろチューニングが必要な頃ですが、よくご存知の方いらっしゃいましたら、アドバイスをお願いします~
女性の方にオススメしたい運動の一つは、まさにバレエなんです。私がやっているからではなく、本当にいい運動だと思うからです。ここで言うバレエは、皆さんがお考えになるような、かかとを上げてやるものではなく、ヨガとピラティスを混ぜたような、ある面現代舞踊にも似たような形のものです。筋力と柔軟性をつけるには最高だと思います。
時々、運動の仕方を間違えて筋肉が太くなったと途中で諦める方がいらっしゃいますが、それでは本当に太い状態で残ってしまいます。どの運動をするにしろ、諦めず長く続けることが一番です。その代わり、あんまり無理してはダメですよ!
この冬は撮影のため寒い場所で長時間過ごしたので、肌がずいぶん荒れました。幸い今は、十分睡眠も取ってストレスもあまりないので、良くなったような気がします。これからは肌にも気をつけなければいけないようです(T T)
気にしなければならないことの話をしていると、女優に非常に重要なドレスのことが思い浮かびますね。特に、レッドカーペットの上を歩きながら感じる緊張感は、少し大げさに言うと、面接するよりも3万倍くらいだと思います。多くの人の前に自分をさらけ出さなければならないんですから。
私はよく、ホルターネックやチューブなどラインが際立つドレスが好きな方です。前面よりは背中が見える、そんなスタイルですかね。そちらの方がセクシーだと思うのは、私だけでしょうか?(笑) ドレスを選ぶ時に重視するのは、自分の鎖骨が綺麗に見えるかどうかです。私、結構綺麗な鎖骨してるんですよ^^ (決して、関連検索ワードなどを狙って言う台詞じゃありません!)
私はセクシーかキュートか一つを選べと言われたら、セクシーの方を選びます。これからはもう少し大人っぽくなろうと努力しているんです。飾らなくても感じられるカリスマ性とでも言うべきでしょうか?
それでも一つ言えるのは、ファッションに限っては、継続して関心と努力を傾けなければならないということです! 女優という職業は、自分の内面の様々な姿を人々に見せなければならないので、ことさらそうだと思います。もちろん、演技が土台になっている必要があるのは、当然のことです。作品のためなら、どれほど崩れようと構わない、心構えができている女優、パク・シネです。(関係者の方々にもこの記事を読んでいただきたいものですが……)
コラムを書く間、一歩さがって自分の姿を見据えることができるきっかけになったと思います。また、距離は離れていても、私の考えについてファンの皆さんはどうお考えになるかを聞ける機会となったので、さらに意味深いです。
これから、映画やテレビドラマで色んな姿に絶えず変化しようと努力する俳優になることをお約束致します。
以上、期待と声援が多いほどさらに頑張るという噂の女優、パク・シネのスターコラムでした!読んでくださり、ありがとうございました!!
文:パク・シネ
「NAVER スターコラム」は、注目の俳優やアイドル、アーティストたち本人がコラムを執筆。話題のスターが直接書いたコラムをお届けしています。記者 : パク・シネ、編集 : ファン・ヨンヒ局長(イシューデイリー)、写真 : イシューデイリー、JAMBANGEE、SALTエンターテインメント