Vol.3 ― Wonder Girls「目に見える成功が全てではない」

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写真=JYPエンターテインメント
デビュー5年で多くのことを成し遂げたWonder Girls。「Tell Me」、「Nobody」などのヒット曲もあり、誰もが夢見る米国進出も果たし、貴重な経験も積んで来た。今や日本デビューまで控えているWonder Girlsは、どのような目標を持っているのだろうか。

「ありがたいことに、夢見ていたことはほとんど成し遂げられたと思います。デビューしてすぐに人気も得たし、期待していた反応も沢山受けることができた。でも今は、ある程度責任を感じる。人々が聴きたがる音楽があるので、さらに成長した姿を見せなければと思う」(イェウン)

「米国でそれぞれのことについて考える時間がたくさんあった。今も、私たちが表現できることを披露したとき、多くの方に好きになっていただいたり、それに良い影響を受けたりするのであれば、それは本当にありがたいこと。これからも個人として、Wonder Girlsとして、自分に与えられたことを、上手くこなして行けたらと思う」(ソネ)

デビューする前「お金を稼ぐようになったら、何が一番したいのか」という先輩、RAIN(ピ)の質問に「祖母に家をプレゼントしたいです」と答えていた幼い練習生のソネは、いつの間にか20代になった。「雨が降るたび雨水が漏れていた半地下の代わりに新しい家をプレゼントしたが、後から考えてみると、一番必要だったのは一緒に過ごす時間だった」と語るソネは、とても心の優しい孫だった。

2週間の休暇を貰い、初めて家族で行った海外旅行が最も楽しかったというイェウン、まだ甘えているばかりだが、「両親への些細なプレゼントよりは、喜ばせるために努力する」というユビンの言葉は、彼女たちがスターである前に、誰かの娘、姉、妹だということを感じさせた。

Wonder Girlsに後輩歌手へのアドバイスを頼んだ。オーソドックスだが、ソネの言葉には心がこもっていた。

「目に見える成功が全てじゃないと思う。幼いときに芸能界デビューし、特別な道を歩む人たちが集まっているから、お互いに比較するしかない状況に置かれる。お互いの姿を見ながら自分を責めるときもあるし、私ももちろんそのような経験をしました。

何が正しくて何が間違っているかなどはなかなか判断できない部分。ただ、後輩たちには自らを責めたり、ネガティブに考えないで欲しい。あらゆることに自信を持って、ポジティブに、明るく最後まで努力して欲しいと思う」

記者 : イ・オンヒョク