「シンイ-信義-」イ・ミンホ出演確定“体にピッタリ合う鎧に出会ったようだ”

OSEN |

俳優のイ・ミンホが、デビュー以来初めて時代劇に挑戦する。

イ・ミンホの所属する事務所Starhausエンターテインメントは3日、イ・ミンホが8月放送予定のSBS水木ドラマ「シンイ-信義-」(仮)に出演すると発表した。

今回の作品は、これまで「砂時計」「太王四神記」などを作った名コンビ、ソン・ジナ脚本家とキム・ジョンハク監督の作品という点で多くの期待を集めており、特に異色的な素材と手堅いストーリーが知られ、主人公に誰がキャスティングされるかが関心を集めていた。

イ・ミンホは「台本を読み始めた瞬間吸い込まれてしまい、一気に6話まで読んだ」と話し「もともと時代劇好きな上に、イメージチェンジのために時代劇出演を考えていたところで、ちょうど体にぴったり合う鎧に出会ったようだ」と述べた。また「普段から尊敬していた方々と一緒に働いてみたかった」と話し、脚本家と監督への限りない信頼を表した。

高麗時代の武士と現代の女医者が出会い、天下の民を癒す真の王を創り出す過程を描くこのフュージョン時代劇の背景は、恭愍王(コンミンワン)元年。イ・ミンホの役柄は、王の護衛部隊の迂達赤(ウダルチ)を司るチェヨン隊長(20代後半)で、後にあのチェヨン将軍(崔瑩将軍:高麗末期の重鎮。武臣として倭寇討伐で功を挙げ朝廷の近衛兵隊長となり、朝廷に反逆し権力を手中に収めていた趙新日を滅ぼし武名を轟かせた)になる人物だ。

ソン・ジナ脚本家ならではの、丁寧に練り上げた状況設定に、緊張感溢れるスリルと推理がきめ細かく組み込まれたこの作品には、笑いを誘うシーンも多く注目を浴びている。

ヒロインには、すでにキム・ヒソンがキャスティングされており、二人の呼吸も期待を集めている。

2009年「花より男子」で傍若無人で唯我独尊の“ク・ジュンピョ”を演じてスターになったイ・ミンホは、以降MBCドラマ「個人の趣向」ではクールな魅力の男性を、SBS「シティーハンター」では運命の悲劇を乗り越え社会悪を罰する強靭なキラーのイメージを披露するなど、作品ごとにイメージチェンジを試み、多彩な作品経歴を埋めてきた。

特に今回の作品では、骨格のたくましいイ・ミンホの身体的な特性に、派手な武術が加わり、高麗武士チェヨンのキャラクターにリアリティを与えられると思われる。

全24話の「シンイ-信義-」はソ・ジソプ、イ・ヨンヒ主演の「ファントム」の後続作品で、8月編成とされている。

記者 : イ・ジヨン