キム・ドンウクからパク・ジファンまで…新ドラマ「強力ではないが魅力的な強力班」に出演決定

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SBS新ドラマ「強力ではないが魅力的な強力班」に、俳優のキム・ドンウク、パク・ジファン、ソ・ヒョヌ、パク・セワン、イ・スンウが出演を確定した。

SBSの関係者は28日、「新ドラマ『強力ではないが魅力的な強力班』にキム・ドンウク、パク・ジファン、ソ・ヒョヌ、パク・セワン、イ・スンウが出演を確定した。韓国で来年の放送を目指して撮影に集中している」と報告した。

同作は、全国最下位の強力班(捜査一課)と最高のエリート強力班長が出会い、最強のチームになっていく物語を描くコミカル犯罪捜査劇だ。ドラマ「ラケット少年団」を共同演出したアン・ジョンヨン監督と、シットコム(シチュエーションコメディ:一話完結で連続放映されるコメディドラマ)界のレジェンドとして選ばれる「ハイキック」シリーズを執筆した脚本家のイ・ヨンチョル、そして脚本家イ・ヨンチョルとともに「ジャガイモ星2013QR3」「君の背中にスマッシュ」を共同執筆した脚本家のイ・グァンジェが手を組んで、コミカルなキャラクタープレイが生きている明朗コミカル捜査劇の誕生を予感させる。

このような状況でキム・ドンウクは、全国検挙実績最下位という不名誉のタイトルを持つソンウォン警察署の強力2班に赴任した新任班長トンバン・ユビン役に扮して愉快な変身を図る。トンバン・ユビンは頭脳明晰でハンサムな容姿、優れた運動神経、抜群の学歴まで、何もかもを兼ね備えた最高のエリート警察だが、優れた推理力ほど予測できない行動パターンとユーモア感覚を持つ人物だ。万年最下位であるチームを担当して優勝させてみたいというあるメジャーリーグ監督の覇気のように、全国検挙実績最下位であるソンウォン警察署の強力2班の班長を志願して劇を揺るがす。キム・ドンウクがコメディジャンルに挑戦するのは「チェックメイト!~正義の番人~」以降、5年ぶりだ。彼に演技大賞という栄誉を与えた同作に続き、再びコミカルなキャラクターに挑戦するキム・ドンウクの活躍に期待が高まる。

パク・ジファンは、ソンウォン警察署の強力2班のベテラン刑事ム・ジュンリョク役に扮する。ボクシング国家代表出身である彼は、山賊のような容姿とは異なり、言葉で表現できない致命的な魅力を持つ、冷たく見えるが心は温かい刑事だ。パク・ジファンが映画「犯罪都市」シリーズ、ドラマ「私たちのブルース」などジャンルとプラットフォームを問わず個性あふれる演技を誇ってきただけに、コメディ物の同作での大活躍が期待される。

ソ・ヒョヌは、ソンウォン警察署の強力2班の生活型刑事チョン・ジョンファン役を務めて熱演を披露する。オリンピック“多冠王”を夢見たが、“多産王”になってしまった射撃国家代表出身の刑事であるチョン・ジョンファンは、妻と4人の子どもの世話のため昇進に命をかける“お世辞専門家”。これまでドラマ「悪の華」「アダマス」「エージェントなお仕事」、映画「別れる決心」「正直な候補2」など多数の作品で演技力を見せてきたソ・ヒョヌが、この作品で見せる人間味あふれる刑事の演技に関心が集まっている。

パク・セワンは、ソンウォン警察署の強力2班の紅一点刑事ソ・ミンソ役を務める。ソ・ミンソは女らしいビジュアルとは異なり、クールな性格を持つ人物で、ストレートな発言と強い内面を武器に強力2班内の実質的ランキング1位だ。映画「宝くじの不時着 1等当選くじが飛んでいきました」、ドラマ「恋のステップ~キミと見つめた青い海~」「最終兵器アリス」「イ・ドゥナ!」などを通じて斬新な魅力をアピールして“売れっ子俳優”として浮上した彼女がキム・ドンウク、パク・ジファン、ソ・ヒョヌなどベテラン俳優と作り出す演技アンサンブルに注目が寄せられる。

最後にイ・スンウは、ソンウォン警察署の強力2班の末っ子のチャン・タンシク役に扮する。チャン・タンシクは名前のように“長い(韓国語でチャン)ため息(韓国語でタンシク)”を誘うほど間違いだらけだが、明るい性格とあふれる情熱ですべてをカバーする末っ子だ。ドラマ「その年、私たちは」「ドクター弁護士」「ヴィジランテ」などで魅力的なマスクと印象的な演技で視聴者を魅了したイ・スンウが、初々しくて突飛なエネルギーを放つ強力2班の末っ子として、完璧なキャラクター表現力を披露すると期待されている。

また、この作品はキム・ドンウク、パク・ジファン、ソ・ヒョヌ、パク・セワン、イ・スンウをはじめとする様々なキャラクターだけでなく、犯罪捜査物らしく推理の面白さも提供して視聴者たちに痛快さとカタルシスを与える予定だ。犯人も笑いも捕まえて、近づいてくる新年、韓国で“アンダードッグブーム”を巻き起こすコミカル捜査劇「強力ではないが魅力的な強力班」は、2024年に放送される予定だ。

記者 : イ・スンギル