放送終了「仮面の女王」キム・ソナ、復讐の結末は?【ネタバレあり】

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=チャンネルA「仮面の女王」放送画面キャプチャー
「仮面の女王」(演出:カン・ホジュン、脚本:イム・ドワン)でキム・ソナがハッピーエンドを迎えた。

韓国で13日に放送されたチャンネルAの月火ドラマ「仮面の女王」最終回ではト・ジェイ(キム・ソナ)、コ・ユナ(オ・ユナ)、チュ・ユジョン(シン・ウンジョン)、ユン・ヘミ(ユソン)がカン・イルグ(ソン・ヨンチャン)会長への復讐に成功し、爽快な勝利を収めた。

カン・イルグ会長は友人たちに裏切られたト・ジェイに、10年前のキ・ドシク(チョ・テグァン)とソン・ジェヒョク(イ・ジョンジン)を自分が殺したと告白。そして新しい秘密クラブの仮面を渡した後、「お前もあの仮面で力を育て、お前が望む世界を作れ」とし、これを断ればソン・ジェヒョクを殺した殺人者になると脅迫した。

また、コ・ユナ、チュ・ユジョン、ユン・ヘミから渡されたト・ジェイの帳簿をマスコミに渡し、彼女の名誉を失墜させた。しかし、この全ての過程は実は“仮面クイーン”の4人組が仕組んだもので、どんでん返しが繰り広げられた。

これに先立って、ト・ジェイと縁を切ってほしいという提案を受けた3人はカン・イルグ会長の下心に気づき、彼女の味方になることを決心。ト・ジェイはカン・イルグ会長を罠にはめるため、自身のマネーロンダリングが盛り込まれた帳簿を餌として渡し、4人は再び意気投合して本当の戦いを始めた。

ト・ジェイはカン・イルグ会長の元を訪ね、友人たちと一緒に新しい秘密クラブの仮面をかぶると言い、チェ秘書(キム・ヨンジュン)にはチェ・ガンフ(オ・ジホ)を殺した苦痛よりさらに恐ろしい苦痛があるだろうと脅迫し、緊張感を高めた。そして、カン・イルグ会長の帳簿をきちんと集めてきたチェ秘書を復讐に利用することにした。

コ・ユナは香港へ向かい、ト・ジェイの名義で作ったカン・イルグ会長の借名口座の秘密資金の一部をチェ秘書の口座に送金。ユン・ヘミからチェ秘書がエンジェルズクラブの麻薬を盗んだという話を聞いたカン・イルグ会長は、チェ秘書の口座まで追跡した。彼が自身の金に手を出したと確信したカン・イルグ会長は、他の人に彼を処理することを指示した。

不安になったチェ秘書は金庫の中にあるものを移すことを決心したが、その瞬間、カン・イルグ会長が送った人たちに殴られて倒れた。この全ての状況を防犯カメラを通じて見守っていたト・ジェイは、カン・イルグ会長の帳簿を手に入れることに成功した。

その後、ト・ジェイと友人たちが自分の味方になったと安心したカン・イルグ会長は4人に「これから本格的に僕たちの世界を作ればいい」と、自身の気持ちを理解してくれてありがとうと言った。ト・ジェイはカン・イルグ会長が渡したガラス箱の中の仮面を投げ捨て、「もう仮面遊びは終わった」と宣言し、カタルシスを与えた。

彼女に騙されたことに後から気づいたカン・イルグ会長は怒り、ちょうど押し寄せた警察に連行される途中、チェ秘書の襲撃を受けて死亡。逃走していたチェ秘書も結局警察に捕まり、4人組の復讐は成功した。

1年後、4人の“仮面クイーン”は再び平凡な日常に戻った。コ・ユナは健康を取り戻した娘ナナ(アン・テリン)の本当の母親になり、ユン・ヘミは麻薬を使用した事実を自首した後、チャ・レオ(シン・ジフン)と愉快な結婚生活を続けた。娘を出産したチュ・ユジョンは韓屋ホテルに改装したテソンガクで1歳の誕生日パーティーを開いた。

全ての逆境を乗り越えたト・ジェイは、友人たちとより深まった友情に笑顔を見せた。特に正義を貫くため、世の中の全ての醜悪な仮面を取ってあげると誓う姿でハッピーエンドを迎えた。

記者 : カン・ソジョン