「別れる決心」のパク・チャヌク監督が、惜しくも英国アカデミー賞で監督賞を逃してしまった。監督賞と共にノミネートされていた非英語圏作品賞も、他の競合作品に譲ることとなった。

韓国時間で2月20日未明、イギリス・ロンドンで行われた「第76回英国アカデミー授賞式」で、パク・チャヌク監督の力作「別れる決心」が、監督賞と非英語圏作品賞の2部門に名を連ねた。

この日、「別れる決心」に代わって非英語圏作品賞の受賞作品に輝いたのは、ドイツの「西部戦線異状なし」で、この映画の演出を務めたエドワード・バーガー監督は、パク・チャヌク監督と激しい競争を繰り広げた監督賞も一緒に手にした。「西部戦線異状上なし」はNetflixを通じて鑑賞することができる。

2022年フランス・カンヌ国際映画祭の監督賞を受賞したことで始まった「別れる決心」の授賞式レースは、事実上、今回の英国アカデミーで終止符を打った。3月に行われる米アカデミー賞には、残念ながらノミネートされなかった。

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