放送開始「工作都市」スエ、姑のキム・ミスクと対立も…ファーストレディへの野心を見せる

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=「工作都市」放送画面キャプチャー
スエが夫のキム・ガンウを大統領にし、ファーストレディになると野心を見せた。

韓国で8日に放送されたJTBC「工作都市」第1話では、ジェヒ(スエ)とハンスク(キム・ミスク)の対立が描かれた。

ジェヒの姑であるハンスクは、ソンジン家の実権を握り政財界を牛耳る大物であり、武則天とも呼ばれている冷血な人物だ。そんな彼女に立ち向かい、ジェヒは夫のジュンヒョク(キム・ガンウ)を通じてソンジン家の不正を暴露し、ハンスクに一撃を加えた。

「なかなかだった。今まで人をよくも騙して図々しく」と怒るハンスクにジェヒは「私には『人は直して使うものではないと仰って、よく隠せばそれだけで半分は成功だと言っていたではないですか」と言って笑った。

するとハンスクは「調子に乗らないで、求めているものは何? 聞いてみようじゃない」と言った。ジェヒは「今までお母様が必要な時に私たち夫婦を利用してきたことを補償してください。お母様も人の立場になって考えてほしいです。私が何を求めているか考えて、丁寧に対応してください」と求めた。

ジェヒは地方高等検事長のガンヒョンの妻であるミンソンと意気投合して今回のことを企んでいた。ジュンヒョクを民情首席にさせろというミンソンに話にハンスクは、ジェヒを呼び出し「私が今あなたたちを捨てると、あなたは何が得られる? 人の立場になって考えることがそれくらいで、将来大きな仕事をする夫の内助ができる?」と一喝した。

そしてジェヒの意図を完璧に見抜き、「あなたがどうしてこんなことをしたのかしら? ジュンヒョクを民情首席にしようとこんな無謀なことはしないでしょう。ああ、これは青瓦台(韓国の大統領府)で5年間暮らす夢を見ているとしか思えない(韓国の大統領の任期は5年)。ジュンヒョクは私が産んだ子ではないけれど、この家の垣根の中でご飯を食べさせて服を着させた家族。人の下僕にはさせない。民情首席にするなら大統領にしなさい」と言った。

ただ、ハンスクが条件にしたのは公捜処長の座から離れることだった。ジェヒは「お母様は約束を守る人ではないです。息子さえ産めばソンジン物産の株を譲渡すると約束したけれど、もうヒョヌは小学校に入学します。悔しかったです。くれないなら奪いたいと決心したほど」と深い恨みを見せた。

するとハンスクはジェヒを秘密の金庫に連れていき、有名人たちの不正リストを見せた。そしてジェヒに金庫の鍵を渡し「その代わり、失敗すれば離婚よ。慰謝料もなしに、ヒョヌを置いてこの家からあなただけ去るのよ」と付け加えた。

劇の後半ではジェヒとジュンヒョクが2人だけの時間を過ごす間、ミンソンが突然の最後を迎えて「工作都市」の本格的な展開を予告した。

記者 : イ・ヘミ