初めから特別だったのだろうか？ 現在は俳優として人気を博しているパク・ボゴム、コン・スンヨン、クァク・シヤン、イ・ハニには意外な過去があった。アイドルグループのメンバーとしてデビューするためにトレーニングを受けていたという共通の過去だ。

パク・ボゴムが歌手になるためにボーカルの練習をして、コン・スンヨンがダンスのレッスンを受けていたなんて。もしパク・ボゴムがアイドルグループのメンバーになっていたなら「応答せよ1988」のテクには会えなかっただろう。いや、歌手兼俳優として活躍し“第2のイ・スンギ”になっていたかも知れない。

2016年のホットスターに浮上したパク・ボゴムは、高校2年生まで歌手志望生であった。歌手になるために所属事務所で練習生として準備をしていた。その前は、中学2年生まで水泳選手であった。スランプで水泳を止め、歌手になるために練習生になって新しい挑戦を始めた。そんな中、所属事務所の関係者の勧めで俳優に転向したという。

クァク・シヤンはいわゆる“ロードキャスティング(スカウト)”の主人公だ。クァク・シヤンは15歳の時、街でSMエンターテインメントの名刺を貰い、歌手BoAの所属事務所であることに安心したという。その後、クァク・シヤンはSMの歌手オーディションに応募した。そうしてSMに所属することになったが、自身とは合っていないと思い、数ヶ月で事務所を出た。

コン・スンヨンはSMでガールズグループとしてのデビューを夢見ていた。SMが主催した“ルックスが最高”選抜大会で1位を獲ったこともあった。コン・スンヨンは歌手としてステージに立つために、歌とダンスを練習した。当時、苦楽をともにしていた練習生の仲間には、f(x)のクリスタル、エンバ、ソルリなどがいる。しかし、コン・スンヨンは偶然出演したドラマをきっかけに、歌手ではなく女優になる意志を固めた。結局、SMから出て女優として正式にデビューした。

ミスコリア大会出身の女優イ・ハニも、ガールズグループのメンバーを夢見ていた。イ・ハニによると、大学院在学時代にYG ENTERTAINMENTの練習生だったという。当時、イ・ハニは2NE1としてのデビューを目標に、BOM、MINZYらと1年ほど練習をした。しかし、ミスコリア大会に出ることを決め、ガールズグループとしての準備を止めたという話だ。