お姉さんたちが戻ってきた。前より強力になった“ガールクラッシュ(女性が女性に対して憧れの感情を抱くこと)”を抱いて。ガールズパワーを無限にかもし出す4Minuteがミニ7thアルバムのタイトル曲「Hate」でカムバックした。そのお陰でファンは“好き”を叫んでいる。

1日の午後12時に公開された4Minuteの7thミニアルバム「Act.7」は、ヒップホップとEDMを組み合わせた新しい音楽の色をベースに作られている。一段と強力になったハイクオリティのアルバムと言える。

メンバーのチョン・ジユン、キム・ヒョナ、クォン・ソヒョンがアルバムの作詞およびラップメイキングの多数に参加したほか、ホ・ガユンが全般的にビジュアルディレクティングをリードするなど積極的に参加した。4Minute自らが出した成果であるためさらに意義深い。

タイトル曲「Hate」はダブステップジャンルの創始者と言われるアメリカのスターDJのスクリレックスが作曲に参加し4Minuteの潜在魅力を引き出した。EDMヒップホップジャンルのダンス曲でチョン・ジユンとキム・ヒョナが作詞に力を添えた。

「あなたの眼差しが語っている/Liar Liar Liarこれ以上私を騙さないで/もうこれ以上知りたくない/I don't wanna know know know/これ以上no no no何もかも終わった/帰って、帰って、ここまでらしい/Get out Get out後ろ向いて帰って/この愛の末には憎しみだけが残りましたね」

別れを直感した女の凄絶な気持ちをストレートに表現した歌詞が印象的だ。女性たちの気持ちを代弁する痛快さはもちろん、変化に富んだ変奏の曲の展開、中毒性の強いサビがリスナーの耳を圧倒する。

「Hate」のダンスパフォーマンスは一品だ。これに先立ち「CRAZY」で4Minuteと良い相性を見せたアメリカの有名振付師Parris Goebelがパフォーマンスを担当し、メンバーそれぞれの夢幻的なストーリーテリングが目立つMVは、ZANYBROSのリーダーホン・ウォンギ監督がメガホンを取った。

毎回平凡なことを拒むユニークな音楽とパフォーマンスを見せる4Minuteだからこそ可能なアルバムだ。聴く楽しさ、見る楽しさ、変化を図る4Minuteが美しい。