グループM.I.BのメンバーKangNam(カンナム)が、生涯初の貯金を母親のために使い、見る人々を微笑ませた。KangNamの母は、世間知らずのわんぱくがいつの間にか大人になったと言いながら涙を見せた。

韓国で11日に放送されたMBCのバラエティ番組「私は一人で暮らす」第135回では、生まれて初めて貯金を受け取るKangNamの姿が描かれた。

KangNamは「1年間、貯金を続けることに成功した。最初の給料は月80万ウォン(約8万円)だった。あまりにも興奮して50万ウォン(約5万円)を貯金した。でもよくやったと思う」と満足そうな笑顔を見せた。それから銀行に行ったKangNamは、全額を現金で引き出した。

KangNamはスーツを買った後、60歳の誕生日を迎えた母をホテルに招待した。彼女はKangNamのスーツ姿を見て驚き「本当に私のわんぱく息子なの？今年の誕生日も寂しく過ごすことになるかなと思ったけど、KangNamが誘ってくれてうれしかった。驚いたよ」と微笑んだ。

スカイラウンジで母と一緒に仲良く食事をしたKangNamは、ピアノの前に座った。母はピアノを弾くと言う息子を引き止めながら「ピアノに触っちゃダメ」と繰り返した。

しかし、ピアノ演奏はKangNamのサプライズイベントだった。KangNamは母のために歌を歌った。結局、母は真剣な息子の姿を見て涙を流し、「私のために歌を歌ってくれたのは初めてだ。本当に嬉しかった」と告白した。続いて、ハワイでは勉強もしないでいたずらばかりしてたのに、いつの間にか大人になったと喜んだ。

KangNamは最後に現金をプレゼントしながら「僕が苦労させたから、今からでも親孝行しなきゃと思う。お母さんにはこれから楽に生きてほしい」と本音を打ち明け、人々に感動を与えた。