ドラマ「大切に育てた娘 ハナ」本日(2日)スタート!3つの鑑賞ポイントは?

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写真=SBS「大切に育てた娘 ハナ」ポスター
SBS新毎日ドラマ(月曜日から金曜日まで放送されるドラマ)「大切に育てた娘 ハナ」(脚本:ユン・ヨンミ、演出:チョ・ヨングァン)が2日から韓国でスタートする。笑いと希望、涙と感動が調和した「黄牛(ファンソ)醤油」の家業継承物語で、視聴者たちに幸せなひと時を届ける「大切に育てた娘 ハナ」の鑑賞ポイントをまとめてみた。

一味違う“生存型男装女子”キャラクターに期待が高まる

「大切に育てた娘 ハナ」は、200年以上続いてきた家業の「黄牛醤油」を継ぐために、子どもの頃から息子だと偽って育てられた娘のチャン・ハナ(パク・ハンビョル)を中心に繰り広げられる愛と成功を描いた作品である。男装女子キャラクターのチャン・ハナをはじめとする個性豊かなキャラクターたちの物語を通して、人生と家族に対する本当の意味を考えさせる希望に満ちたドラマを目指している。

ヒロインのチャン・ハナ役を務めるパク・ハンビョルは「チャン・ハナは女性であることを隠して男性として生きる人物というより、長年続く家業を継ぐために息子として生きていかなければならない人物です」と紹介し、チャン・ハナが単なる男装のキャラクターではなく、家族と社会の中で息子の役割を果たすために奮闘する“生存型男装女子”キャラクターであることを強調した。

また、パク・ハンビョルは「娘ではなく、息子として生きていくなかで経験する様々な事件を通して、家族の大切さはもちろん、一人の女性の堂々としたサクセスストーリーをお届けすることができると思います。世の中の全ての娘たちに希望を与えられるようなキャラクターになります」と覚悟を語った。

様々な主人公から実力派のベテラン俳優まで、完璧な“新・旧の調和”

デビュー以来初めて長い髪をバッサリ切り、実際の自分に最も近いキャラクターで演技での変身を宣言したパク・ハンビョルと、主婦層のファンから支持され、連続ドラマ不敗神話を継続しているイ・テゴン(ハン・ユンチャン役)、すらりとした外見と安定した演技力を兼ね備えたチョン・ウヌ(ソル・ドヒョン役)、魅力的な悪役として強烈な印象を残すユン・セイン(チャン・ラヒ役)まで、それぞれが独特な色を持つ主演俳優たちの構成も、このドラマへの期待を高める要因の一つだ。

そこに加わるキム・ジヨン(ピョン・ジョンスン役)、パク・インファン(チャン・パンロ役)、イ・ヘスク(イム・チョンラン役)、チェ・ジェソン(ソル・ジンモク役)、ユン・ユソン(チュ・ヒョソン役)など、名前だけでも信頼を与えるベテラン俳優たちの存在が、作品をより多彩で豊かなものにするだろうと期待が集まる。

チョ・ヨングァン監督とユン・ヨンミ脚本家の合作…“毎日ドラマに新しい風”

「大切に育てた娘 ハナ」は、「野王」「追跡者 THE CHASER」「私の期限は49日」などを手がけたSBSを代表するチョ・ヨングァン監督と、「太陽の花嫁」「箪笥」などを執筆したユン・ヨンミ脚本家の合作として期待されている。

明るく元気な家族の物語でお茶の間に活力を吹き込むチョ・ヨングァン監督と、毎晩ドラマを見ながら一日の疲れを癒す視聴者の心を掴むユン・ヨンミ脚本家が意気投合したドラマ「大切に育てた娘 ハナ」だけの魅力とは何だろうか。

「大切に育てた娘 ハナ」で初めて毎日ドラマを演出することになったチョ・ヨングァン監督は、「刺激的な設定で世間の注目を引くより、視聴者が共感できる家族の物語を描きたい。耐え忍んだ末に初めてちゃんとした味になる醤油のような、人生の哲学的な意味をしっかり伝えられるよう努力したい」と抱負を語った。

威風堂々とした娘、チャン・ハナを中心に繰り広げられるハプニング満載のストーリーで毎日ドラマに新しい風を巻き起こす「大切に育てた娘 ハナ」は、12月2日午後7時20分から韓国で放送が始まる。

記者 : チョ・ヘリョン