「女王の教室」コ・ヒョンジョンの魔法が皆を成長させる

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※この記事にはドラマ「女王の教室」の結末に関する内容が含まれています。
写真=MBC「女王の教室」放送画面キャプチャー
MBC水木ドラマ「女王の教室」(脚本:キム・ウォンソク、キム・ウニ、演出:イ・ドンユン)がハッピーエンドで幕を下した。

1日に韓国で放送された「女王の教室」の最終回では、マ・ヨジン(コ・ヒョンジョン)がかけておいた魔法によって、サンドル小学校の6年3組の生徒と教師が成長を遂げる姿が描かれた。

教育委員会の監査によって1年間の停職処分を受けたマ・ヨジン(コ・ヒョンジョン)は、3組の生徒たちとの最後の授業をした後、職員室から荷物をまとめて出て行った。6月2組の担任教師であるヤン・ミンヒ(チェ・ユニョン)は、マ・ヨジンの後をついて出て、教師を使命として選んだ理由を尋ねると、マ・ヨジンは「子供たちに奇跡を作るため。教師は案内人であるだけで、自らの進む道を見つけた子供たちは、人生と世の中を良い方向に変化させる」と答えた。

また、コ・ナリ(イ・ヨンユ)の母親(ビョン・ジョンス)と出くわしたマ・ヨジンは、「マ・ヨジン先生が夢見る荒唐無稽な希望が、果たして現実でも起こり得るのか?」と尋ねるコ・ナリの母親に対し、「荒唐無稽に思えるのなら、なぜそんなに私を追い出そうとしたのですか。あなたも分かっていたから、そうしたのではありませんか? 時には希望が現実を変えることもあると」と話しながら、学校を出た。

マ・ヨジンが学校から去っていくと、彼女が掛けておいた魔法が始まった。ウン・ボミ(ソ・シネ)は、従業員を責める母親に向かって「世の中に必要のない人はいない」と言い、キム・ソヒョン(キム・セロン)は、新しい恋を始めた母親(イ・ヒョンギョン)に「私は自分が本当に望む人生が何かを見つけたから、お母さんもそうだったらいい」と応援した。

シム・ハナ(キム・ヒャンギ)は、再就職の面接を控えて悩んでいる母親(イ・アヒョン)に、「お母さんが選んだ仕事じゃない。やりたいことでしょ?だめならまたやり直せば良い」と励まし、オ・ドング(チョン・ボグン)は自分を捨てて出て行った母親(チャン・ガヒョン)と一緒に暮らすことになった。他の生徒たちも自身の夢に向かって挑戦を始めた。

卒業式の日、マ・ヨジンは卒業式が開かれる講堂の代わりに誰もいない職員室に行き、生活記録データを整理しながら生徒たちのことを思い出していた。その後、教室に向かい、マ・ヨジンが学校に来たという話を聞いた3組の生徒たちは一気に教室に駆けつけて、クラス全員で力を合わせて作った卒業作品を披露した。

3組の生徒たちは、「先生のおかげで、仲間外れだった私が良い友達と付き合えるようになった」「先生に出会えて、友達にも出会えて、私はもう一人ぼっちじゃない」「夢を諦めない」「恥ずかしくない教え子になる」「先生のように私も子供たちを教える」と感謝の気持ちを伝えながら涙を流した。

これに対してマ・ヨジンは、「駄々をこねるな。もう甘えないで」と言いながら背を向けたが、クラスの生徒たちが「師の恩」を合唱すると、足を止めた。歌が終わると、マ・ヨジンは「いつまで思い出話ばかりしているの?ここはもう、あなたたちがいる場所ではないでしょう?もう中学校へ行きなさい」と言いながら、教室を出た。

中学校の登校初日にマ・ヨジンと出くわしたシム・ハナは、「私たちは先生に勝ったんですよね?先生は負けて気持ち良いんでしょう。必ず学校に戻って来てくれますよね?」と聞くと、マ・ヨジンは「もちろん」と答えた。シム・ハナは「学校に行ってきます」と言いながら走って行き、マ・ヨジンはその姿を眺めながら明るく笑った。

一方、「女王の教室」の後番組として、イ・ジュンギ、キム・ソヨン、リュ・スヨン、パク・ハソンが主演の、意味の無い人生を生きながら殺人の濡れ衣を着せられた男が、自分に白血病を患っている幼い娘がいることを知り、娘の命を救うために奮闘する2週間の物語を描いたドラマ「TWO WEEKS」が韓国で7日夜10時に放送される。

記者 : コ・ヒャンミ