ガールズグループDelight、過酷なダンスの練習中に鼻血…「スパイを育成しているのかと思った」

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シルエットだけを公開したYouTube動画で話題になった新人ガールズグループDelightがベールを脱いだ。Delightは4日にMnet「M COUNTDOWN」の生放送に出演した。彼女たちのパワフルなダンスに、期待以上の熱い反応が返ってきた。

1stミニアルバム「Mega Yak」はBlock BのP.Oがフィーチャリングに参加したことでさらに話題となった。Delightは一体どんなガールズグループなのだろうか。綺麗、可愛いということではなく、強烈な魅力を漂わせている彼女たちに会った。

メインボーカルのヨンドゥは、学生時代から知る人ぞ知る優れた歌実力の持ち主だった。ラップを担当しているテヒはドラマーを夢見ていた。6年間ドラムを打ってきたというのだから、その実力は十分想像できる。ボーカルのウンセは小学生の頃からダンスが上手かった。特にガールズヒップホップだけには自信があるという。リーダーのケリーはラップとボーカルを担当している。ダンスバトルで優勝した経歴があるほど優れた実力を備えている。

―Delightというグループ名はどうやって決めたのか?

テヒ:グループ名の候補がすごくたくさんあった。ポスターが有力な候補だったけど、その後に登場したDelightに決まった。Delightには喜びを与えるという意味がある。

―シルエットだけを公開した予告映像が話題になったが、感想は?

ヨンドゥ:本当にデビューしたのか、まったく実感がしない。予告映像が公開された後で、私たちがパソコンの画面に出ているのが不思議で何度も見た。

―「Mega Yak」はどんな曲か?

ケリー:悪い男には鞭が薬だという意味。強烈なヒップホップサウンドが印象的で、とにかく楽しくなる曲だと思う。Block BのP.O兄さんがフィーチャリングをしてくれたのでさらに輝くと思う。

―練習のレベルが相当高かったという話が取り沙汰されているが、どうやって練習したのか?

テヒ:ガールズグループではなく、北朝鮮に送るためのスパイを育成しているのではないかと思った。ある日は、目を隠したまま振付の練習をしなさいと言われた。結局、「殴られてみる?」という歌詞の部分で本当にメンバーを殴ってしまった。その時ケリーが鼻血をだらだらと流した。

―テレビ番組でデビューする前に、すでに多くのステージに立った経験があると聞いた。

ウンセ:おかしなことに、ステージで反応を見ると、男性より女性の観客の反応がはるかに熱いということ。私たちは綺麗なガールズグループでないことは分かっているけれど、男性の観客も熱い反応を見せてほしい。

―デビュー後の正直な感想は?

ケリー:インターネットに私たちの記事が掲載されることも不思議だったけれど、ルックスに対する話が多すぎて少し慌てた。ガールズグループに対する固定観念があるからだと思う。私たちが綺麗なガールズグループでないことは私たちも分かっているけれど、その代わりに、ステージで楽しく遊べるガールズグループだと思ってくれたらいいと思う。

―今からがスタートだが、それぞれの今後の夢は何か?

ヨンドゥ:Delightとして活動しながらソロアルバムを出したい。遠い将来には大きなボーカル教室を作るのが夢。もっとうまくいけば、大学の先生にもなりたい。

テヒ:ドラムをしてきたから、また違う姿を見せたい。個性派スタイルのグラビアも撮ってみたい。演技もしてみたいし、様々なチャレンジをするのが夢。

ウンセ:音楽的にいろいろな面で成長したい。歌手に相応しい実力を積んでいくのが夢。今はボーカルを担当しているけれど、ラップにもとても興味がある。

ケリー:作詞、作曲を深く勉強してみたい。私たちの曲を全体的にプロデューシングしてみたい。他の歌手に曲をあげたり、フィーチャリングもしたり、かっこいいと思う。何より、ダンスだけはガールズグループの中でトップになりたい。

記者 : イ・ソンへ