“アンテナ新人バンド”Dragon Pony、ついにデビュー!「目標はロラパルーザのヘッドライナー」

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写真=アンテナ
アンテナ初のボーイズバンドDragon Ponyが、音楽界に青春のエネルギーを届ける。

26日、ソウル西大門(ソデムン)区YES24 WANDERLOCH HALLにてDragon Ponyのデビューショーケースが開催された。

Dragon Ponyは、アンテナがローンチする新人バンドだ。“辰年生まれ”ボーカルのアン・テギュ、“午年生まれ”ベースのピョン・ソンヒョン、ギターのクォン・セヒョク、ドラムのコ・ガンフンで構成された。デビュー前から韓国の主要音楽フェスティバルに参加し、公演活動を開始した。今年6月には、500席規模の単独公演が全席完売を記録、デビューへの期待を高めた。

彼らの1st EP「POP UP」は、今年初めからライブクリップを通じて先行公開された「モールス符号」「しっぽを食べる蛇」「Traffic Jam」「Pity Punk」と、新しいタイトル曲「POP UP」を含む全5曲で構成された。メンバー全員がメインプロデューサーになって、全曲の作詞、作曲、編曲に参加して音楽的力量を発揮した。この他にも、所属事務所の代表であるユ・ヒヨルが「POP UP」と「Pity Punk」の作詞に参加した。

この日、リーダーのアン・テギュは、デビューの感想として「4人とも昔から夢見てきた瞬間だから、感慨深い。僕たちの音楽を聴かせることができる瞬間という期待感とともに、不安も感じる。よろしくお願いする」と挨拶した。続けて「Dragon Ponyのスローガンが、『不完全な少年たちの熱い音楽』だ。このスローガンが、僕たちを一番よく表現していると思う。これからも僕たちの正直なエネルギーを込めた音楽を披露する」と意気込みを伝えた。

タイトル曲「POP UP」は、不完全な少年の熱い叫びを込めたナンバーだ。「まっすぐに設計された道へ進んだり、社会が決めた基準に従わない」という彼らの自伝的メッセージを込めた。

アン・テギュは、タイトル曲のステージを披露した後「ステージの上でデビュー曲を披露するなんて、信じられない」と胸いっぱいの気持ちを伝えた。コ・ガンフンも「デビューショーケースを準備するのは、公演とは心構えが違うようだ。デビューショーケースは僕たちの人生で最初で最後の瞬間であるだけに、みんな一日に1~2時間だけ寝て、一生懸命に練習した。完璧なライブを見せたかった。だから精力的で楽しく練習することができた」と笑顔を見せた。

アン・テギュは、ニューアルバムの構成について「ライブの中で、反応が良かった楽曲を中心に構成した。1枚のアルバムを作るまで、ミックス、マスタリング、プロデュース作業に初めて挑戦してみた。大変で難しい点もあったが、たくさん学んで楽しく作業した。選ばれた楽曲のほかにも、宝物のような楽曲がある。その楽曲も順に公開する予定だから、楽しみにしていただきたい」と伝えた。

続けてピョン・ソンヒョンは「『POP UP』は、デビューアルバムの準備過程で新たに作業したナンバーだ。僕たちに似合うタイトル曲を探したが、僕たちはライブをしながら走るのが長所だと考えて、この曲に決めた。変人のような僕たちとともに叫ぼう、という気持ちで作った」と説明した。

コ・ガンフンは「“バンドブーム”という言葉自体が、僕たちには力になる。その勢いによく合流して、バンドブームの潤滑油のような役割を果たしたい」と述べた。アン・テギュは「バンド音楽を熱心に守ってくださった先輩の方々のおかげで、愛されることができたので感謝している」と付け加えた。

クォン・セヒョクは「僕たちのロールモデルは、コールドプレイ(Coldplay)だ。彼らの音楽と歌詞のメッセージが、人々をはじめ、バンドのファンの方々まですべての人に良い影響を与えているが、そのような点を見習いたい」と述べた。アン・テギュは「僕とセヒョクは、高校時代にSORANの楽曲をカバーしたことがある。僕がバンドを夢見るきっかけとなった」と、SORANをロールモデルに選んだ。

コ・ガンフンは、デビューアルバムの目標として「アルバムをリリースすること自体が、目標でもあった」とし、「本日午後6時にリリースされるという事実だけでも、とても特別だと思う。たくさんの方々に聴いていただきたいし、愛されたい。たった一人でも『Dragon Ponyの音楽、すごく良かった』と評価してくださるなら、それが最高だと思う。後に『ロラパルーザ(Lollapalooza)』と『グラストンベリー・フェスティバル(Glastonbury Festival)』にヘッドライナーとして立つことができるよう、一生懸命に頑張る」とときめきを伝えた。

クォン・セヒョクは「僕たちのキャッチフレーズが『不完全な少年の熱い音楽』だ。僕たちがこれからどのような音楽をすることになるか分からないが、実際に青春を過ごしているので、それぞれの不完全さをお互いに補完してあげ、完全になっていく過程を伝える予定だ。その過程を通じてたくさんの方々に共感していただき、皆さんに癒しになれば嬉しい」と述べた。

Dragon Ponyの1st EP「POP UP」は、26日午後6時に音楽配信サイトを通じて発売された。

記者 : イ・イェジュ