「ハピネスバトル」チン・ソヨン、殴るシーンではアクションのような熱演も“3日間寝込んだ”
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最近、ENA水木ドラマ「ハピネスバトル」が16話を最後に幕を閉じた。同作はSNS上で激しく幸せを競っていた母親の1人が疑問の死を迎え、秘密を隠そうとする者と明かそうとする者の戦いを描いたサスペンススリラーだ。チン・ソヨンは劇中で年下の夫と息子、世間知らずの3人の弟まで、自身が責任をとらなければならない人が多く、誰にも打ち明けることができない寂しさと孤軍奮闘しているソン・ジョンア役を好演した。
ソウル江南(カンナム)区新沙洞(シンサドン)某所で、チン・ソヨンは「撮影は結構時間がかかりました。11月末~12月から7月まで撮影しました。放送は割と早く終わり、少し寂しい感じもします。撮る時はすごく時間がかかって苦労したのに、少し残念でした」と放送終了の感想を伝えた。
彼女は「本当にスリラーをやってみたかったのですが、こんな風に母親たちやインフルエンサーたちが出てくるスリラーは、実は想像していませんでした。『強いだけのドラマだったらどうしよう』という心配もあったのですが、いざ台本を受け取ると、最後までどうなるか分からないシーンが多くて、とても面白かったです」と話した。

チン・ソヨンは、劇中で麻薬やパワハラをした弟を殴るシーンについて「私の場合、本当に腹が立って死ぬ直前まで殴ると思います。幼い頃から親代わりになって育てたので、その裏切りへの怒りが一気にくると思うからです。か弱い女性、母親、姉が殴る程度で終えることもできますが、これはそうはいかないという叙事があったので、そのシーンを撮影する時はアクション映画のように演じました」とし「それを撮った後、私は全身が痛く、3日間くらい寝込みました」と打ち明けた。
「ハピネスバトル」は、オ・ユジン(パク・ヒョジュ)を殺した犯人が誰か、好奇心をくすぐるストーリーが展開される。チン・ソヨンは「台本が第1話から第16話まで、全部出ている状態だったのに、犯人が誰なのか監督は最初教えてくれませんでした。台本を見ると分かりますが、今回のドラマは自身の叙事だけを読みました。それで、他のキャラクターの叙事は知らない状態で撮りました。気になりましたが、質問はしなかったです」と伝えた。
チン・ソヨンは、作品への周りの反応について「私は済州島(チェジュド)に引っ越してあまり経っていないのですが、近所のおばさんたちが私にどんどん好意的になって、挨拶してくれたり、『犯人は誰?』と質問してくれたりと、村の雰囲気が少し変わりました」とし「私は社会活動が熱心なほうではないので、世論までは詳しくないのですが、タウンハウスのおばさんたちには人気ですごく喜ばれました」と明かした。
記者 : チョン・ヒョンテ