ToppDogg出身パク・ヒョンホ、トロットアイドルとしての人気を実感?「店員や年配の方々が気づいてくれる」

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写真=「@star1」

まさにポジティブエネルギーの塊だ。失敗して挫折して倒れても、だるまのように起き上がって笑う、“ポジティブマン”ToppDogg出身のパク・ヒョンホ。10年前にボーイズグループとしてデビューしたが、長い無名時代を過ごさなければならなかった彼が、MBN「燃えるトロットマン」という運命のような番組に会って、ついに人生最高の全盛期を迎えた。ハンサムなルックスと共に、伸びのある歌唱力、パワフルなダンスが共存する圧倒的なステージで、イプドク(オタク入門)の扉を開き、セクシーでブラックホールのような魅力で女心を鷲掴みにしたパク・ヒョンホ。彼の名前の前に“トロット(韓国の演歌)“の3文字が追加されただけなのに、バラ色の花道を繰り広げられた。これまでの歳月を報われるかのように、新しい事務所と専属契約を結び、各種マスコミのインタビューにグラビア、コンサート、バラエティ出演までスケジュール表もぎっしりだ。「燃えるトロットマン」で見せた魅力は氷山の一角に過ぎない。トロットに会って翼をつけたパク・ヒョンホの時代はこれからだ。

――「@star1」とは初めての撮影ですが、いかがでしたか?

パク・ヒョンホ:単独でのグラビア撮影は初めてです。空白期にフィッティングモデルの活動を長くしましたが、確かにグラビアはそのような撮影とは違う感じですね。ナチュラルながらも、セクシーなコンセプトのようで良かったです。かっこよく撮ってくださってありがとうございました!

――「燃えるトロットマン」の出演後に、とても忙しい日々を過ごしていると思いますが、どうですか?

パク・ヒョンホ:今、韓国で全国コンサートを回っていますが、半分ほど来ています。忙しいスケジュールが本当にありがたいですし、コンサートに行くと本当に楽しいです。アイドル活動以来、あんな大きなステージに立つのは本当に久しぶりですが、今までの喉の渇きが解消される気分です。毎日が本当に楽しいです。

――売れっ子トロットアイドルとして、最近の人気を実感していますか?

パク・ヒョンホ:周りからの連絡もたくさんもらったんですが、道を歩くたびに「確かに変わったな」と実感します。特にサービスエリアに行ったとき(笑)!。多くの年配の方々が気づいてくださるので、とても嬉しいです。アイドルをしている時とファンの年齢層が少し変わりました。アイドルをしている時は、学生や若い人がほとんどだったんですが、今はお姉さんのファンが多いです。先日、狎鴎亭(アックジョン)ロデオ通りにある有名なタッカルビの店に行ったんですが、そこの店員さんが僕に気づいてくださって、サービスをしてくださりました。「パク・ヒョンホ、成功したんだな」と思いました(笑)。

――家族もすごく喜んでいらっしゃると思いますが、両親の反応はどうですか?

パク・ヒョンホ:すごく喜んでくださっています。実はアイドルを辞めて、芸能界活動を引退しようか、すごく悩みました。そんな時期を乗り越えて出演した番組が、「燃えるトロットマン」だったんです。母は僕がこの番組で人気を得たのが嬉しいのではなくて、ただ僕が再びステージに立って歌っているのが嬉しかったようです。そう言ってくださった時に、すごく感動しました。

――トロットオーディションへの挑戦は初めてではないと思いますが、「燃えろトロットマン」に再び出演することになったきっかけは何ですか?

パク・ヒョンホ:「燃えるトロットマン」からオファーを頂いた時、3回断りました。これまで2回もオーディションに挑戦したのですが、結果が良くなかったんです。落ち続けていたので、トロットというジャンルが自分に合わないのではないかなと思いました。でもある日、夢で「燃えるトロットマン」に出演しなくてすごく後悔する夢を見ました。夢の中ですごく苦しくて涙が出ました。その夢を見た後、出演しないと後悔すると思ったので、出演することにしました。

――「燃えるトロットマン」に出演しながら、華やかで素敵なステージをたくさん披露していましたが、その中でも一番印象に残っているステージは何ですか?

パク・ヒョンホ:競演中に披露した全てのステージが大切ですが、やはり「兄貴はまだ生きている」のステージが一番記憶に残っています。僕の人生のグラフが詰め込まれた曲でした。「パク・ヒョンホはまだ死なずに生きている」というメッセージを伝えたかったからです。ダンスが一層難しくなって大変だったんですが、それを全てやり遂げる自分の姿を通して、「失敗して倒れても、パク・ヒョンホは最後まで挑戦する!」という気概と覚悟をしっかりお見せしたかったです。

――「アイドルもダメだったし、ソロでもダメだった」というストレートな発言で話題を呼びましたね。

パク・ヒョンホ:笑いのポイントを作りたかったです。デビューしてからかなり経ちますが、実は視聴者の皆さんは僕という人間をよく知らないと思うので、アイドルをしていた人が軽い気持ちで挑戦したのだとは思ってほしくありませんでした。僕がどのように生きてきたのか、どのような気持ちでこの場に立ったのか、はっきりと見せなければならないと思いました。でも真剣すぎると、悲しくて憂鬱になるので、それを笑いに変えたかったんです。

――最終10位。あと3ランク上だったらTOP7になったと思うのですが、順位に残念な気持ちはなかったですか?

パク・ヒョンホ:残念じゃないと言えば嘘だと思います。最初に審査員スコアは4位だったんですが、投票の集計をしたら10位に落ちました。正直、4位はちょっと期待していたんですが(笑)。6段階も落ちてしまって、「僕は視聴者に人気がないんだな」と思って少し残念でした。それでも、感謝の気持ちの方が大きいです。実際に全体的に見てみると、10位というのも、ありえないと思います。初出演する時は、パク・ヒョンホの名前と顔だけ知らせようという気持ちでした。本当に順位などに欲を出したことはありません。準決勝は願ったこともなかったのに、夢のようなことが起こりました。

――競演中に一番頼りにしていた参加者は誰ですか?

パク・ヒョンホ:(ソン)テジン兄さんです。テジン兄さんとはよくお酒を飲むんですが、悩みがあったら、まずはテジン兄さんに相談するほうです。トロットファイブをしながらも頼りにしました。テジン兄さんは、誰が見ても兄貴のようなタイプです。音楽的にも尊敬できるし、人柄も本当に素敵な兄さんです。あと、一番気兼ねなく親しく過ごしているのは(キム)ジュンヨンです。同い年でアイドル出身という共通点があるので、通じる部分も多くて、一緒に話していると楽です。ジュンヨンとはステージ上でも相性がいいので、一緒にユニットで何かやってみようと約束しました。今はジュンヨンがTOP7の活動で忙しいですが。

――ソン・テジンさんとよくお酒を飲むということですが、お酒はどれくらい飲むんですか?

各自、焼酎を3本ずつは飲むと思います(笑)。あ、もちろん、2人ともスケジュールがない日です。兄さんもお酒が好きで、僕も好きなので、一緒に飲むと大変なことになります(笑)。

――笑いを取りたい意欲が強いようですが、出演してみたい番組はありますか?

パク・ヒョンホ:笑いを取りたい気持ちも強いですが、僕は性格がすごく明るくて陽気なので、バラエティに出演したら、本当に面白くする自信があります。ステージの裏の姿もそれなりに可愛くて魅力的なんですよ。MBC「全知的おせっかい視点」や「私は一人で暮らす」のように、ありのままのパク・ヒョンホをお見せできる番組に出たいです。今の事務所の代表が僕をすごくかわいがってくれるんですが、「代表! 代表と一緒に『全知的おせっかい視点』に出演したいです!」これは必ず書いてください(笑)。

――世渡り上手ですね(笑)。ファンとのコミュニケーションも活発に行っていると聞きました。

パク・ヒョンホ:ファンコミュニティに毎日入って、できるだけコミュニケーションを取るようにしています。僕が人気投票で落ちた、苦い経験があるので(笑)。一人一人がとても大切なんです。僕のことを好きになってくださった人が、離れていくことがないように、ファンコミュニティの活動を一生懸命に頑張って、ファンを必死に引き止めています(笑)。

――最初はアイドルとしてデビューされましたが、どのようにトロットにジャンルを変えたのか、そのきっかけも教えてください。

パク・ヒョンホ:数年前、ホン・ジニョン姉さんの所属事務所の代表が勧めてくださりました。実はアイドル活動をしていた時から、声が“トロットっぽい”とたくさん言われました。オファーを頂いて、真剣に考えて挑戦したんですが、トロットはすればするほど、このジャンルの魅力を感じています。

――K-POPと違うトロットだけの魅力は何だと思いますか?

パク・ヒョンホ:トロットは本当に深いです。アイドル曲は英語やヒップホップ的な要素が強いですが、トロットは、1つの曲の中にドラマのようなストーリーがあります。その深い歌詞を率直に表現して伝える瞬間が好きです。

――アイドル脱退後に大変な時期もありましたね。スランプに陥った時、諦めずにどう乗り越えたのか聞かせてください。

パク・ヒョンホ:母のおかげです。僕がすごく悩んでいた時期に、「あなたの顔に、あなたの身長に、あなたの実力だったら何でもできるから。最後までやってみなさい!」と言ってくださりました。他の人が聞いたら笑われるかもしれませんが、母のその一言が僕を救いました「1人で穴を掘らずに、立ち上がってやってみよう」と思いました。こんなに僕を誇りに思ってくれて、芸能界活動を誰よりも積極的に応援してくれる両親がそばにいるのだから、挑戦しない理由がありませんでした。

――パク・ヒョンホといえば、どんな歌手として記憶されたいんですか?

パク・ヒョンホ:ただ僕から良いエネルギーをいっぱいもらえたら嬉しいです。僕で多くの方々がポジティブなエネルギーをもらって笑うことができれば、それで満足です。これからも明るい姿で、人々に気軽に近づいていける歌手になりたいです。

記者 : ファン・ヨンド