ホン・ギョン、新ドラマ「悪鬼」キャラクターポスターを公開…強烈な眼差しに釘付け

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写真=スタジオS、BAエンターテインメント
俳優のホン・ギョンが、警部補のイ・ホンセ役で帰ってくる。

SBS新金土ドラマ「悪鬼」(脚本:キム・ウニ、演出:イ・ジョンリム)でホン・ギョンは、ソウル庁凶悪犯罪捜査隊の警部補イ・ホンセ役を演じる。

警察学校を首席で卒業したイ・ホンセは、大きな事件を解決して特進し、最年少警察庁長官になることを夢見ていたが、パートナーのソ・ムンチュン(キム・ウォネ)に出会い、先が見えないようなもどかしさを感じる。ソ・ムンチュンが“捜査1科の生兵法”というあだ名らしく、不思議な事件だけを捜査するためだ。どうにか避けようとするものの、ソ・ムンチュンのせいでク・サニョン(キム・テリ)、ヨム・ヘサン(オ・ジョンセ)らと絡むようになり、信じられないような事件に巻き込まれてしまう。

ホン・ギョンはその過程に焦点を当てた。「正確な因果関係と証拠に基づいて仕事をしていた人が、不思議な状況を信じるようになる過程を表現するために努力した」という。これは脚本家のキム・ウニがイメージしていたイ・ホンセとも一致する。キム・ウニは「イ・ホンセは、賢く見えるが未熟だ。スマートだが、他の人と溶け込めない、まだ青い青年だ。ソ・ムンチュンと一緒にミステリアスな事件を捜査していきながら、ものすごいことを経験し、少しずつ他人と触れ合う方法を学んでいく。自分の中で苦悩が多く、成長していく人物だが、ホン・ギョンがそれを上手に表現してくれた」と称賛を惜しまなかった。

9日に公開されたキャラクターポスターでもホン・ギョンは、“イ・ホンセ”そのものを見せている。感情を表に出さない表情から、誰にも寄り添わない性格が垣間見える。悪鬼を象徴する“影”が立ち込めているが、まっすぐな姿勢で正面を見つめ、目をキラキラさせており、未知の存在に出くわしても決して後ずさりすることなく、冷徹に真実を最後まで追うという固い意志さえ感じられる。

このようにホン・ギョンがキャラクターと一体になることができたのは、常に学ぼうとする姿勢と絶え間ない努力がある。彼は「隠されたかけらを見つけて貼り付けていくように、脚本の中で発見して見出さななければならないことが多かった。その過程で不十分か理解できない部分があるたびに、キム・ウニさんがオープンな姿勢で会話してくれて、協力してくださった。イ・ジョンリム監督も現場でそのような部分を引っ張ってくださった」と感想を語った。

また、「いつも一貫して、新しいことを絶えずやっている方々と一緒に仕事ができたことに感謝を感じている。今回も息の長いテレビドラマを撮影しながら、どのようにバランスを取ればいいか学ぶことができた」と語ったホン・ギョンは、最後に「自由に作品を見ることほど良いことはないと思う。心の向くままに作品を観てほしい」と視聴を呼びかけた。

SBS新金土ドラマ「悪鬼」は、悪鬼にとりつかれた女性と、その悪鬼が見える男性が謎の死を暴いていく韓国型オカルトミステリーだ。韓国で23日午後10時に放送がスタートする。

記者 : イ・ミンジ