B․I、2ndフルアルバム「TO DIE FOR」でカムバック“全てのことに最善を尽くしたい”(総合)

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写真=Newsen DB
薬物投薬で物議を醸したB.Iが、4年ぶりに取材陣と会って謝罪した。

1日、ソウル麻浦(マポ)区Shinhan pLayスクエアで2ndフルアルバム「TO DIE FOR」の発売記念メディアショーケースが開かれた。

今回のショーケースは、騒動から約4年ぶりに彼が取材陣と対面する場という点で注目が集まった。ステージに登場したB.Iは「元々緊張しないタイプだが、今日はすごく緊張する」と話した。

彼が2年ぶりに完成させた「TO DIE FOR」は、夢、愛、若さ、人生について若者が感じる感情の完結を描いたアルバムだ。全15曲が収録され、愛とロマンに対する「Dare to Love(feat. BIG Naughty)」と「Die for love」をダブルタイトル曲として掲げた。

ダブルタイトル曲を選んだ理由については「2曲の魅力が違い、元々はタイトル曲を1曲だけにするほうが好きだが、選びにくくて両方ともタイトル曲にした。2曲がリスナーたちに与える魅力や効果が違うと思うので、様々な姿をお見せしたくて、2曲をタイトル曲にした」と説明した。

B.Iは、麻薬投薬などの容疑で有罪判決を受けた過去について「間違った判断と間違った選択により、多くの方に失望感を与えて、社会的な物議を醸してしまい、改めてお詫び申し上げる」とし、「僕の気持ちをきちんと伝えたことがないと思う。ショーケースを通じて、マスコミと人々に率直な気持ちを伝えたかった。過去の過ちも話して、一生懸命に生きてきた作品もお見せして、自分がどのように変化したのかをお見せしたかった」と、頭を下げた。

世間からの冷たい視線に対しては「人々の冷たい視線と不快に感じている部分についても申し訳ない。僕自身も、一度も心が楽だったことはない。僕が傲慢になる時は、現実が自分の状況を直視するようにと教えているようだ。毎日のように自分を責め、反省して今まで過ごしてきた。これから大きな変化はないと思う」とし、「ファンの方々に感謝している。僕みたいな人を愛してくださるので、何事にも最善を尽くす」と伝えた。

事件当時、彼は「天才になりたくて麻薬をした」とし、音楽的なインスピレーションを得るために麻薬に手を出したと釈明。当時の発言に対しては「これだけでは説明できないと思うが、考えが浅かったと思う。あれ以来、音楽的な考えは大きく変わった。全ては情熱と努力がなければ何にもならないと思って、努力に焦点を当てるようになった」とし、「若い年齢で間違った選択と判断で得たものは何もなく、失ったものはあまりにも多かった。『僕は一体何をしたんだろう?』とたくさん思った。あのようなことは二度としないと祈りと決心もたくさんして、自分を振り返る時間を持った」と話した。

騒動から約1年後、2020年10月にIOKカンパニーの社内取締役に選任されたと伝えられ、2021年3月にはプロジェクト寄付アルバム「Midnight Blue」で音楽活動も続けていった。今回のアルバムも執行猶予の期間に発売されるという点で指摘を受けた。

B.Iは「僕の活動と歩みについて懸念する視線も知っている。改めてお詫び申し上げたい。1日も心が楽だったことはなかった。いつも反省して自責する気持ちだった。また音楽をするかどうかに対する悩みもたくさんあったし、ひとりぼっちになったその状況で、僕を待ってくださって応援してくださる人がいること自体が、とてもありがたいことだった。僕が負い目を感じている人もたくさんいた。借りを返すという気持ちで活動を始めた」と語った。

続けて「反省と自粛というのは、時期が決まっていて、この時まですれば終わりというわけではない。人によって違うと思うが、僕は生涯心に留めて重荷を背負い、反省し続けながら生きていかなければならないと思う。今も反省しているし、これからも反省するだろうし、自分に一番上手くできる方法で心の借りも返したい。冷たい視線、懸念の視線も僕の生涯の宿題だと思う」とし、「ほぼ4年になるが、あの日を1日も忘れたことはない。多くの方々を傷つけてしまい、胸が引き裂かれるような気分を感じた」と謝罪した。

ソロ歌手として音楽的アイデンティティについて明確に定義できなかったという彼は、ファン、共にする仲間たちが自分を支える原動力だと明かした。B.Iは「良い音楽をお聴かせしたいという気持ちだけで、音楽を作り続け、結果を出そうと努力している」とし、「新しい試みをするのが好きなので、引き続き新しいジャンルとストーリー、スタイル、コンセプトをお見せすることに焦点を当てようと努力している」と答えた。

今後の活動計画については「できることなら全てのことに最善を尽くしたいし、もっと近づいていくことができれば、近づいていきたい。全ての選択は僕ではなく、人々やファン、僕を見守ってくださる方々に選択していただいて、その選択に合わせて動けると思っている」と話した。

2ndフルアルバム「TO DIE FOR」は6月1日午後6時、各音楽配信サイトを通じてリリースされた。

記者 : イ・ハナ、ピョ・ミョンジュン