Vol․1 ― 「ガルプラ」出身の日本人も!LIMELIGHT、先輩iKONの合流で変化“道しるべができたようで心強い”

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サバイバル番組「Girls Planet 999:少女祭典」に出演した日本人メンバー伊藤美優、「放課後のときめき」でボーカリストとして注目を浴びたキム・スヘ、そして実力派練習生のガウンで構成された3人組ガールズグループLIMELIGHT。昨年のプレデビュー活動を経て、2月17日にリリースしたデビューアルバム「LOVE & HAPPINESS」をひっさげて4月に来日し、日本でのプロモ―ション活動を行った彼女たちにインタビューを敢行。前編ではグループの魅力やメンバーの印象の変化、さらにサバイバル番組出演についてもたっぷりと語ってくれた。

・Vol․2 ― LIMELIGHT、日本で芸能活動の経験も…韓国との違いは?「団体行動が不思議でした」

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――他のグループにはないLIMELIGHTの魅力を教えてください。

ミユ:LIMELIGHTだけの世界観を持っていて、どんなコンセプトの曲も消化できるところ。メンバーそれぞれ見た目はとても違うのですが、調和がよくとれていること。雰囲気が柔らくて優しいイメージを持っているので、親近感を持っていただけるところなどが魅力ではないかと思います。

ガウン:今はメンバーが3人ですが、メンバー数が決まっていない拡張型ガールズグループなので、好奇心を刺激して今後が気になるという点で、ファンの方々に楽しんで見ていただけることも長所だと思います。


魅力たっぷりの3人「とても重要な存在」

ミユ
――隣のメンバーの魅力を紹介してください。

ミユ:私の隣にいるスヘちゃんは、とても魅力的な声を持っています。そして愛らしい外見を持っていますが、普段はとてもしっかりしていて頼もしくてカッコいい。そんなギャップのある魅力を持った、とっても、とっても、とっても重要なメンバーです!

スヘ:ガウンは末っ子でエナジーに満ちあふれていて、他人に積極的に近づいていくことができる性格です。愛嬌もたっぷりです。そしてダンスを踊る時にとてもパワフルですが、ただパワフルなだけではなく、いろんなジャンルをうまくこなせるので、ダンスの部分でチームに大きな影響を与えてくれます。末っ子ですが、とても重要な存在です。

ガウン:ミユお姉さんは、このように日本に来た時に頼りになるのはもちろんですが、普段からいつも私たちをよく気遣ってくれます。モデル活動の経験があるので、表情管理がとてもうまくて、ステージの上での表情がキラキラと輝いています。私たちにも「こんなジェスチャーをしたらいいよ」とか、アドバイスもしてくれるので、お姉さんから学ぶことが多くて感謝しています。

スヘ
――去年9月のプレデビューから約半年が経ちましたが、これまでを振り返ってどんなことを感じますか?

ガウン:いろんなことがありましたし、環境的にも変化がありましたが、私自身としては変わったことはなにもありません。練習生の時から「一生懸命にやろう」という気持ちをずっと持ち続けていて、それはデビューをしてからもまったく変わっていないので、これからも変わらずに一生懸命にやるだけです。

スヘ:プレデビューの時は、ファンの皆さんとお会いする機会がほとんどなくて、デビューをした実感があまり持てなかったんです。でも正式にデビューしてからはサイン会や、このように日本に来てファンの方々と直接お会いする機会ができて実感がわきましたし、私たちを応援してくださる皆さんへの感謝の気持ちがより大きくなりました。

ミユ:パフォーマンスをする機会がとても増えたように感じます。音楽番組はもちろんですが、韓国ではサイン会でもファンの皆さんにパフォーマンスをお見せすることができるので。日本でも先日(4月1日、2日)に「MBC IDOL RADIO LIVE in JAPAN」に出演させていただきましたが、たくさんの方々が応援してくださって「日本でもこんなに応援してくださる方々がいらっしゃるんだ」ということを感じてうれしかったです。

ガウン
――プレデビューから正式デビューの間、スキルアップのために意識した練習などがあれば教えてください。

ガウン:練習生の時は実力を磨くために一生懸命に練習をしていましたが、プレデビューで実際のステージを経験したので、これからはよりプロフェッショナルな姿をお見せするために、実力を磨くのは当然のこととして、表情や表現力、そして外見にも神経を使いました。私はむくみやすい体質なのですが、むくまないように気を付けたり、スキルアップを常に心がけています。

スヘ:ステージを経験したので、その映像をしっかりとモニタリングして、自分たちに足りない部分があれば補足するようにしました。表情管理も、カメラが目の前にあると緊張してしまって練習室でやったことがうまくできないこともありましたが、今はうまくマインドコントロールができるようになり、自然に表情を作れるようになりました。

――「MBC IDOL RADIO LIVE in JAPAN」に出演した感想も聞かせてください。

ミユ:幕張メッセは本当に広いじゃないですか! そこに端から端までびっしりとお客さんがいるんですよ。その中に私たちのファンの方々もいらして、名前が書かれたプラカードを持って応援してくださったので、すごくうれしかったです。また、大先輩の方々と同じ舞台に立てて、ステキなステージを見せていただけたことも勉強になりましたし、いい刺激を受けました。会場にいらした観客の皆さんのエナジーをたくさん感じて、私たちもよいステージができたのではないかと思います。


第一印象から大きく変化?「今はうるさいくらい(笑)」

――ミユさんは「Girls Planet 999:少女祭典」、スヘさんは「放課後のときめき」にそれぞれ出演されましたが、改めて番組での経験は自分にとってどんなものでしたか?

ミユ:私にとっては本当に欠かせない番組だったなと思います。もしオーディションに参加していなかったら、今の私はいないと思いますし、本当にたくさんのことを学びました。大切な仲間にも会うことができたので、私の宝物といえる経験でした。

――今でも親しくしている人は?

ミユ:永井愛実ちゃんと仲良くしています。

スヘ:「放課後のときめき」に出演して、よい友人とたくさん出会いましたし、そして、よい先生たちからたくさんのアドバイスを受けたので、実力をつけていくための助けにもなりました。このように早く所属事務所が決まってデビューできたのも番組のおかげなので、とても大きな存在ですし、私の人生の一部ともいえると思います。

――先生方のどんなアドバイスが印象的でしたか?

スヘ:「ライブをする時には表情も大切だ。いい表情をしていないと声もきれいに出ない」というアドバイスをいただいたので、それから表情も意識するようになりました。また「前歯が見えるように歌うと声がよく出る」ということも聞いて、歯を見せて歌う練習もしました。

――ガウンさんは元々143エンターテインメントの練習生でしたが、2人と一緒にデビューすると決まった時、どんなことを感じましたか?

ガウン:お姉さんたちをテレビで見ていたので、私よりも経験を積んだカッコいいお姉さんたちが入ってくるのだから、私が足を引っ張らないように頑張らなくては思いました。そして実際に合流してからは、たくさんのことを助けてくれて、チームワークもとてもよくて、本当に感謝しています。もし、このチームでデビューしていなかったらどうなっていたかなと思うと感謝しかありません。

――お互いについて少し知っている状況でグループが結成されましたが、自分がもともと持っていた印象と実際にグループになった後の印象は変わりましたか?

ガウン:ミユお姉さんが最初に会社に入ってきたのですが、画面で見るお姉さんはとても明るくてかわいいイメージだったんです。でも実際に会ってみたら、人見知りがあって、すごく静かでした。日本から韓国に来たというだけでもものすごく勇気がいることだと思ったので、なんとか手助けしたいという気持ちが大きくて、いつもお姉さんにくっついていました(笑)。親しくなってからは全然違って、すごく明るい性格だとわかりました。スヘお姉さんは歌が上手だし、よくしゃべるだろうと予想していたのですが、やっぱり人見知りでした(笑)。でも、スヘお姉さんもとても実直で賢くて大人っぽくて、チームの扇の要になってくれるので、今ではいろいろと助けてもらっています。

スヘ:私はガウンを写真でしか見たことがなかったのですが、写真では大人っぽい印象を受けました。ダークな服装を着ていたのもあって「シックな子なのかな?」と思ったのですが、実際に会ってみたら、こんな風にもちもちしていて(笑)、愛嬌があって、よくしゃべる子だったのでギャップがありました。ミユお姉さんは「Girls Planet 999」の映像を見ましたが、その時の印象は日本人っぽいと思ったのに、実際に会ってみたら韓国人みたいでした(笑)。会社のミーティングで初めて会った時、帽子をかぶってマスクをしているから目だけが見えたのですが「目がとてもきれいだな~」と驚いた記憶があります。

ミユ:私は最初にガウンに会ったのですが、その時、私が韓国語をほとんど話せなかったから意思の疎通がとれなかったんです。だからほとんどジェスチャーで話していました。

――短期間でそんなに韓国語が上手になったのですか?

ミユ:1年前は本当に話せなかったんですよ。ガウンも最初はちょっと遠慮しておとなしくて、私が話さないから、いろいろ優しく教えてくれていたんですけど、仲良くなるにつれて本当に愛嬌がすごくて。「あ~ん、オンニー(お姉さん)」とくっついてくるんですよ。だから今は「わかった、わかった」って感じで(笑)。会う前に写真で見たときは私もおとなしい感じなのかなと思っていたのですが、こんなに元気で明るい子で、ちょっと今はうるさいくらいで……(笑)。

ガウン:なんて言っているのか聞き取れないけど、いいことを言っているのではなさそう(笑)。

ミユ:(笑)ちょっとうるさいけど、とてもいい子です。スヘは「放課後のときめき」の映像を見て「女神か! 天使か! 」と思いました。ふわふわした感じで、歌声もきれいで。私の想像ではおとなしくていつも笑っていそうなイメージだったのですが、仲良くなってみたら、とてもしっかりしていて、自分の意見もしっかり言うし、頼りになるタイプだとわかりました。


所属事務所にiKON合流「道しるべができたようで心強い」

――先ほど、ガウンさんから拡張型グループという紹介がありましたが、今後どんなメンバーが加わったらいいなと思いますか?

スヘ:個人的には、私たちの声と雰囲気が合うメンバーが入ってくれたらいいなと思います。

ミユ:私は日本人メンバーが入ってくれたらとても心強いですけど、私だけではなく全員と合うステキな方が入ってくれたらうれしいですね。

ガウン:私はお姉さんたちとちょっと考えが違います。どんなメンバーが入ってきても、私たちが合わせて、シナジー効果を生み出すことができると思っています。どんなメンバーだろうと合わせる自信があります!

スヘ&ミユ:お~! 頼もしい(笑)。

――「LOVE & HAPPINESS」のタイトル曲「HONESTLY」のMVには所属事務所の先輩であるiKONのジナンさんが出演して話題となりましたが、iKON先輩は皆さんにとってどんな存在でしょうか?

ガウン:会社にiKON先輩たちが移籍されてから、より関心を持っていろいろな映像を見ていますが、本当にカッコいいステージを見て、学ぶことがとても多いですし、私たちも先輩たちみたいになりたいという気持ちが生まれました。私たちを導いてくれる“蛍の光”のような存在です。

スヘ:iKON先輩たちがいらっしゃる前は、会社の中で私たちが初のアイドルグループだったので、どうすればいいのか、見本にすべき存在がいなかったんです。だから、とても心強いですし、道しるべができたようでとても心強いです。



取材:安部裕子 / 撮影:朝岡英輔

■関連サイト
LIMELIGHT公式Twitter:https://twitter.com/LimeLightseoul

記者 : Kstyle編集部