Vol․1 ― DRIPPIN、日本でヨシモトのステージに挑戦「ギャグのスタイルに衝撃(笑)」

Kstyle |

ビジュアルと実力を兼ね備えたボーイズグループDRIPPINが3月15日に日本2ndシングルをリリース。青春3部作ソングの第2弾となる「Hello Goodbye」は、同じバスに乗り卒業式に向かうメンバー達の心情をそれぞれの目線で綴った、爽やかでありながらもどこか甘酸っぱい、卒業シーズンにぴったりの楽曲だ。Kstyleではプロモーションのために来日したDRIPPINにインタビューを敢行。曲の聴きどころや、MVの制作秘話、楽曲にからめて学生時代の思い出など、たっぷりと話を聞いた。

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ヨシモトのステージに出演!「日本のギャグのスタイルに衝撃(笑)」

――来日してすぐ、ヨシモト∞ホールで行われたお笑いライブ「K-POPアイドル呼んじゃいました!~DRIPPIN編~」に出演されましたが、いかがでしたか?

チュ・チャンウク:ステージに立ちながらも、自分たちがお笑いの公演を見ているような感じがして、まるでマジックでも見ているように不思議な感じがしました。

チャ・ジュンホ:お笑いの舞台に立つのは初めてでしたし、現場の雰囲気を感じとりながら公演をするのも初めてでしたが、日本のお笑いの方は、韓国のギャグマン(お笑い芸人)の方々とはギャグのスタイルがとても違うので衝撃を受けました(笑)。とても不思議で新鮮な体験でした。

――前回は日本で初単独イベント「Mnet Japan Winter Party」を開催しましたが、改めて感想を聞かせてください。

チャ・ジュンホ:それまで日本のファンの皆さんとお会いする機会があまりなかったので、初めて一緒にする公演だけにメンバーたちもうまくやりたいという気持ちがとても強くて、紆余曲折もあったのですが、僕らが今後ファンの皆さんにどんな姿を見せていくべきかを学んだ公演だったと思います。今後の日本活動の助けになる良い経験になりました。

――明日は「Hello Goodbye」のショーケースを控えていますが、どんな準備をしてきましたか?

イ・ヒョプ:今回のシングルの曲を準備してきたのはもちろんですが、その他にも日本のDREAMIN(DRIPPINのファンの名称)にお見せしたいものを準備して、一生懸命に練習してきました。(インタビューの後の撮影の合間にも、スマートフォンで日本語の歌詞を確認しながら歌の練習をしていたヒョプ)

――「Hello Goodbye」を初めて聞いた時の印象は?

チュ・チャンウク:最初はとても明るい曲だと思ったのですが、レコーディングをして、その後も繰り返し聞きながら歌詞の意味をよく考えてみたら、明るい感じがありつつも儚げな感じもするし、その中間のような、ちょっと不思議な感じがする曲だと思いました。聞くたびにいろんなことが感じられる曲だと思います。

ファン・ユンソン:僕は最初、卒業式の曲だという話を聞いてから曲を聞いたからか「あぁ、これで終わるんだ」という気持ちが伝わってきました。明るく希望に満ちあふれているけれど、なにか少し残念な気持ちが残るような、卒業の心境が感じられる曲だと思います。
 

DRIPPINの少年美に満ち溢れた清涼感ある魅力

――この曲ではDRIPPINのどんな魅力が見られるでしょうか?

キム・ドンユン:衣装が端正で学生のような雰囲気があるので、少年美に満ちあふれて清涼感がある魅力を感じていただけると思います。

キム・ミンソ:遊ぶような雰囲気の曲なので、僕らが学生時代に戻って遊んでいる様子を楽しんで見ていただけると思います。

――パフォーマンスの見どころを教えてください。

イ・ヒョプ:エンディングでメンバーが2人ずつペアになって背中合わせになって座わる部分があるんです。僕はジュンホとペアになるのですが、その部分がとてもキレイで、曲の雰囲気にも合っていると思います。

――MV撮影はどんな雰囲気でしたか?

チュ・チャンウク:久しぶりに学校の門をくぐりましたが、最初のシーンで僕らが門をくぐる様子を後ろからカメラが映す場面があるんです。その時にメンバー同士で冗談とかおもしろい話をしながら撮影して、その状況がとてもおもしろかったことが印象に残っています。

チャ・ジュンホ:そのほうが自然に笑えるから、みんなでおもしろい話をしました。

イ・ヒョプ:僕が個人的に印象に残っているのは、夕暮れ時に屋上に行って汽車が通る駅を見上げるシーンです。ちょっとせつない雰囲気で、キレイな映像が撮れたような気がします。

キム・ミンソ:曲の真ん中あたりでパーティーをする部分があるのですが、メンバーが楽しく遊んでいる様子が伝わって一番印象に残る部分じゃないかなって思います。

――とても寒い日に1日かけて撮影したそうですね。

チャ・ジュンホ:すごく寒かったです。コートを着て待機して、撮影している時は脱いで、カットがかかったらまたコートを着てという形で撮影したのですが、あまりにも寒くて指先がかじかんで手が丸くなったまま動かなかったくらいです(笑)。

――スケートボードに乗るシーンもありましたが、うまく乗れましたか?

チュ・チャンウク:青い布で海を表現して、サーフィンをするような感じの撮影をしたのですが、ユンソン兄さん以外はスケートボードができないので、ストッパーをつけて乗っているフリをしたり、座ったままで撮影をしたのですが、メンバーたちのそんな姿がかわいいなと思いました(笑)。

――カップリング曲「MIRAI」についても初めて聞いた時の印象を教えてください。

キム・ミンソ:僕は個人的に、これまでの日本のオリジナル曲の中で一番好きな曲なんです。儚げな雰囲気でメロディーがとてもきれいなので僕の好きな曲の中のひとつです。

ファン・ユンソン:アドリブが多い曲なので、聞く楽しみが多い曲だと思います。後半のハーモニー部分でメンバーがそれぞれにアドリブで歌うのですが、その調和がとても良いと思います。
 

人生の中で衝撃的だった出会い「ジュンホと初めて会った時…」

――「Hello Goodbye」は出会いと別れの曲ですが、これまでの人生の中で衝撃的だった出会い、または別れを教えてください。

イ・ヒョプ:中学校の同級生で普段は絶対に泣かなそうな屈強な印象の子がいたのですが、卒業式で号泣しているのを見て「別れというのは、そんなに悲しいものなんだな」と衝撃を受けました。

ファン・ユンソン:僕も“別れ”ですが、中学の卒業式で昔の歌手の先輩のカバーダンスステージを披露したのですが、思っていたよりも反応がよくて、他の学校からも見学に来る人がいたくらい盛り上がったので「別れは悲しいものだと思っていたけれど、このようないい別れもあるんだな」と感じたことを今でも覚えています。

チュ・チャンウク:僕は“出会い”のほうですが、会社で初めてオーディションを受けた時、ジュンホも同じ日に受けたんです。初めて隣に座っているのを見た時に、絶対に僕よりずっと年上だと思いました。そして僕が入社した初日に挨拶をしていたら、数分後にジュンホが入ってきたんです。その時のことは今でも忘れられないです。

キム・ドンユン:僕もジュンホと初めて会った時が衝撃的でした(笑)。髪型や服装がとても同級生とは思えない雰囲気だったんです。冬でしたが、ロングのダウンジャケットを着て、ウォーカーシューズを履いて、髪型も今よりも派手な雰囲気だったので、絶対に年上だと思いました。今でも堂々とのしのしと歩く姿が目に浮かびます(笑)

チャ・ジュンホ:(笑)

キム・ミンソ:僕は僕のうちで飼っている猫です。とてもかわいくて「世の中にこんな生命体がいるのか!!」と思いながら、すごく気をつかって触ったのですが、その出会いがとても衝撃的でした。

チャ・ジュンホ:僕は初めての“出会い”ではないですが、デビューしてから長い間ファンの皆さんと直接お会いすることができなかったので、初めて音楽番組の事前収録でファンの皆さんとお会いしたことがとても印象に残っています。それまではカメラだけが目の前にいる状況だったのに、初めてファンの皆さんを目の前にステージをすることになったから、とても緊張して震えて「ミスをしたらどうしよう」と心配したのですが、いざステージに立ったら声援に大きなエナジーをいただいて、最善を尽くすことができました。

――「Hello Goodbye」と「MIRAI」には「涙」という歌詞が出てきますが、一番涙もろいメンバーを教えてください。

キム・ドンユン:ミンソとジュンホですね。

チャ・ジュンホ:僕は昨日、ドラマを見て泣きました(笑)。

キム・ドンユン:ドラマとか映像をすごく集中して見て泣くのがジュンホで、ただよく泣くのがミンソです(笑)。

キム・ミンソ:僕は繊細なんです。

ファン・ユンソン:ミンソはただ、かわいこぶりたいとか、そんな時にも泣きます(笑)

チャ・ジュンホ:僕は作品や映像に心から共感した時に泣きます。

――昨日、見て泣いたドラマは?

チャ・ジュンホ:昨日「ザ・グローリー ~輝かしき復讐~」が最終回だったんです。ドラマの中には悲しい場面はたくさんありましたが、僕はひとりでいろいろなことを考えて意外な場面でよく泣いてしました。例えば、カン・ヒョンナム(ヨム・ヘランが演じた役柄)が、「私はこれから希望の中で生きていく」と自分に言い聞かせるシーンがあるのですが、そこで号泣しました。

イ・ヒョプ:ジュンホは共感涙主義者ですね(笑)。
 

DRIPPINの学生時代は?「日本語をもっと…」

――「Hello Goodbye」の衣装は学生っぽい雰囲気ですが、もし学生時代に戻って部活動をするならば、何をしたいですか?

イ・ヒョプ:僕は学生時代にバンド部に入っていましたが、今また戻って入るとしてもバンド部に入ると思います。他の学校のバンド部のみんなと一緒にお金を出し合って、公演場を借りて練習やライブをしたり、他の学校でライブをしたりした当時の思い出がとても大切に残っているので、またバンド部をやりたいです。

ファン・ユンソン:僕は映画観賞部という、ただ映画を見るクラブに入っていました。本当はダンス部を作りたかったけれど、周囲にダンスに関心がある友達がいなくて作れませんでした。だから、もし学生時代に戻れるならば、友だちをなんとしてでも勧誘してダンス部を作りたいです。

キム・ドンユン:僕は中学の時にバスケットボール部に入っていましたが、高校に行ったらバスケ部がなかったんです。学生時代に戻れるならバスケットボールをまたやりたいです。バスケが趣味なので。

キム・ミンソ:僕は学生時代映画制作部に入っていました。映画を見るのも撮るのも好きだったんです。だからきっと学生時代に戻っても映画制作部に入ると思います。

チュ・チャンウク:僕はバスケ部とバンド部に入っていました。学生時代はバスケをたくさんしましたが、卒業してからは一緒にやる人が思ったよりもいないんですよね。僕も学生時代に戻ったら、またバスケ部に入りたいです。

ファン・ジュンホ:僕は部活動ではないけど、日本語の同好会を作りたいです。最近、日本語を勉強するようになって「もっと前からあらかじめ日本語を勉強しておけばよかった」と感じるようになったので、もしこの記憶を持ったまま過去に戻れるならば日本語をもっと一生懸命に勉強するように同好会を作りたいです。

――学生時代に得意だった科目を教えてください。

イ・ヒョプ:僕は韓国語と文化(社会)が得意でした。感受性が強かったので、文化の時間に先生が話してくださることを聞いて想像を膨らませていました。

ファン・ユンソン:遂行評価(実技テスト)のタンソ(短簫=朝鮮民族の伝統的な楽器)です。体育ができるのは当然のことなので、特別なものをあげるならばタンソが得意でした。

キム・ドンユン:歴史です。全教科、成績が良かったですが、特にいつも歴史はいい成績をとっていました。

キム・ミンソ:体育が得意でした。

チャ・チャンウク:僕も体育です。体育で1位を逃したことはありませんでした。

チャ・ジュンホ:韓国語です。韓国語のサークルみたいなものに入っていて、市の大会によく出ていたし、韓国語に関する歴史博物館に見学に行ったりしました。


【メイキング映像YouTubeプレミア公開】

DRIPPIN、撮影中にTMIミッションも!来日インタビューのメイキング
プレミア公開日時:2023年5月25日(木)20:00~
プレミア公開URL:https://youtu.be/mJz6yLHiH48



取材:安部裕子 / 撮影:朝岡英輔

■リリース情報
2ndシングル「Hello Goodbye」
好評リリース中

・初回限定盤(CD+DVD) UPCH-89514/2,970円(税込)
・通常盤(初回プレス限定)(CD) UPCH-89522/1,650円(税込)
・DRIPPINメンバー盤 (CD) ) UPCH-89515~89521/1,650円(税込)

<CD収録内容>
01.Hello Goodbye
02.MIRAI
03.The One - Japanese ver−

<DVD収録内容>
「DRIPPIN Channel Vol.2」
※メンバーが日本語の勉強会を開催! 奮闘するメンバーの姿を収録。約30分収録予定

■関連リンク
DRIPPIN 日本公式サイト:https://dreaminjapan.jp/

記者 : Kstyle編集部