「脱出」イ・ソンギュン&チュ・ジフン&キム・ヒウォン、カンヌ国際映画祭に出席へ

Newsen |

写真=CJ ENM
「脱出:PROJECT SILENCE」(監督:キム・テゴン)がカンヌ国際映画祭で初公開される中、イ・ソンギュンとチュ・ジフン、キム・ヒウォンが映画祭に出席する。

「第76回カンヌ国際映画祭」ミッドナイトスクリーニング部門に出品された同作は、一寸先も見えない濃い霧の中、崩壊寸前の空港の大橋に孤立した人々が、その中に潜む予期せぬ脅威から生き残るために奮闘する物語だ。

5月21日(現地時間)夜12時30分、フランス・カンヌのリュミエール大劇場で開かれるミッドナイトスクリーニングを通じて全世界で初めて公開される。制作を担当したキム・ヨンファ監督と演出を務めたキム・テゴン監督をはじめ、俳優のイ・ソンギュン、チュ・ジフン、キム・ヒウォンが出席する予定だ。

「最後まで行く」(監督週間/2014年)、「パラサイト 半地下の家族たち」(コンペティション部門/2019年)に続き、今年「スリープ」(批評家週間)と「脱出」の2本の映画が選出されたイ・ソンギュンは「寒い冬、全てのスタッフと俳優が情熱を込めて同じ気持ちで撮影した作品を、カンヌ国際映画祭で披露することができて、本当に有意義で光栄に思っています。全世界の観客の皆さんに、僕たちの映画を楽しんでいただければ幸いです」と感想を述べた。

それぞれ「工作 黒金星と呼ばれた男 」(ミッドナイトスクリーニング/2018年)、「名もなき野良犬の輪舞」(ミッドナイトスクリーニング/2017年)に続いて、2度目の招待を受けたチュ・ジフンとキム・ヒウォンは「幸運な俳優だと思います。魅力的な作品に出会えるのも嬉しいのに、映画人なら誰もが夢見るカンヌ国際映画祭に再び招待されたということが、本当に光栄です。世界中の観客たちが僕たちの映画をどのように見ていただくか楽しみですし、どのような驚くべきことが起こるかワクワクします」「世界的な映画祭に参加する機会を与えてくれた映画『脱出:PROJECT SILENCE』が本当に嬉しいです。初めてシナリオをもらった時、クランクインして撮影した時のことが蘇ってきます。カンヌの空や海を再び見られると思うと、すべてが幸せです」など、感慨深い思いを明かし、カンヌ国際映画祭への期待を伝えた。

「脱出」は、韓国で年内に公開される。

記者 : ペ・ヒョジュ