「スティーラー」チュウォン&イ・ドクファ、予測不可能な戦いを展開【ネタバレあり】

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=tvN「スティーラー ~七つの朝鮮通宝~」
チーム“カルマ”が、命をかけた極限のゲームを始めた。

韓国で4日(木)に放送されたtvN木曜ドラマ「スティーラー ~七つの朝鮮通宝~」第8話で、チーム“カルマ”の作戦は、キム・ヨンス(イ・ドクファ)の秘密の収蔵庫の入り口をくぐり抜けるまで順調に進んだ。しかし放送の終盤、チーム“カルマ”の全員が破局を迎えたようなシーンが捉えられ、前例のない危機を直感させた。

緻密な計画で、キム・ヨンスの朝鮮通宝が保管されている場所を突き止めたチーム“カルマ”は、秘密倉庫につながる通路が駐車場の壁の後ろにあることまで推測した。しかし、通路のあちこちに世界的なバリケード専門家のトラップがあることが明らかとなった上、壁の入り口を開けるためにはキム・ヨンスの指紋が必要な状況だった。しかも身動きが取れなくなったキム・ヨンスが、宝物を抱えてばかりいるとみられ、予測不可能な戦いに注目が集まった。

危険な潜入作戦を控え、チーム“カルマ”のチームワークはさらに強くなった。特にチェ・ミヌ(イ・ジュウ)がサプライズ誕生日パーティーを開いて義理堅さを見せ、思いがけない恋愛ムードでシナジー(相乗効果)を高めた。特に、チームの中では犬猿の仲だったファン・デミョン(チュウォン)とチェ・ミヌの予期せぬキスで絶妙な雰囲気を醸し出す中、チェ・ミヌがスカンクの正体を知ったら、どのような変化が起きるだろうか、好奇心をくすぐった。

一方で、突然の雷の音がファン・デミョンのトラウマを再び刺激し、雰囲気が一変した。その後、ファン・デミョンがスカンクの仮面をかぶるようになった決定的な理由に、両親の死が関係するという過去が明らかになり、衝撃を与えた。ファン・デミョンには、違法文化財を元の場所に戻すという父親の使命、そしてそんな父と母を殺した者を見つけて処理するという復讐心が同時にあった。

しかし、5年という時間が経った今、ファン・デミョンは自身に当時の復讐心が残っているかどうかに確信が持てなかった。今やっていることが、もはや個人的な感情でやっていけるものではないというイ・チュンジャ(チェ・ファジョン)の言葉通り、ファン・デミョンにとって文化財返還プロジェクトは重要な部分になっていた。ファン・デミョンは、やろうとすることの重さを思い出して、揺れる心を引き締めた。

本格的にキム・ヨンスの秘密の倉庫を盗む計画を立てたチーム”カルマ”は、文化財庁の最年少職員チン・エリ(チェ・ソル)と合流して、戦力を補充した。他のメンバーに比べて情報が知られていないチン・エリは、キム・ヨンスの担当美容師に変身し、機転を利かせて出入りに必要な指紋を取り、チームの雰囲気を盛り上げた。

移動のルートまで把握が終わると、チーム“カルマ”の最大の関心事は、キム・ヨンスの秘密の倉庫の通路を塞いでいる正体不明のトラップに移った。そのトラップを仕掛けた者は、高度な頭脳戦を要するだけでなく、命まで危うくするセキュリティー装置を考案してきたため、実行に先立って緊張感を高めた。

用意周到なキム・ヨンスが、いつ朝鮮通宝を他の場所に移すか分からない危機の中で、スカンクとチェ・ミヌは朝鮮通宝を探しだすために足を速め、ついに秘密倉庫に潜入することができた。しかし、キム・ヨンスはチーム“カルマ”の動きを隅々まで見抜いていたかのように「面白いパーティーになりそうだ」と言いながら登場し、ゾッとするどんでん返しを見せた。

そんなキム・ヨンスの笑顔の後ろに、チーム“カルマ”の全滅を暗示するパノラマが再生され、想像を絶する対決を予告して第8話は幕を閉じた。果たしてチーム“カルマ”が想像を絶する試練をどう乗り越えていくか、次話への期待が高まる。

「スティーラー ~七つの朝鮮通宝~」第9話は、韓国で10日(水)午後10時30分に放送される。

記者 : ユ・スヨン