ソ・イングク演出映画、国際短編映画祭「SSFF&ASIA 2023」オープニング招待作品に選定!本日より配信スタート

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米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭、「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア(以下、「SSFF&ASIA」)2023」は、6月6日(火)のオープニングセレモニーに先駆け、4月27日(木)からオンライン会場をオープン。

オープニング招待作品として、新・韓流四天王の1人とされる、韓国の人気スターソ・イングクが監督、主演を務めるショートフィルム「『TRAP』by SEO IN GUK」を、本日より世界配信する。

ミュージシャン、俳優として活躍する傍ら、これまでも短編映画を演出してきたソ・イングクによる本作は、韓国と日本で撮影された。

自身が監督を務めるとともに、内向的なプレッシャーと自分自身から逃げ出そうと、想像力を駆使する主人公も、ソ・イングク本人が演じている。

倉庫の中で殴られ気を失うシーンを、自分の人生とそこで起きる様々な困難として表現。また、草原で目覚めるシーンを、夢(自分のやりたかったこと、寝ているときに見ている夢)から覚めた感覚と説明するなど、夢と現実を巧みな発想で見せ、シューリアルな世界観を演出している。

そして後半、カメラフラッシュを浴びるソ・イングク本人の姿とともに、もう1つの横顔が映り、彼の内面を垣間見ることができる。最後には場面が倉庫に戻り、殴る人物に立ち向かう姿が描かれる。

困難にも立ち向かい、前に進みたいという本人の気持ちを表現したとしている。

「SSFF&ASIA」は、今年の映画祭のテーマ「UNLOCK」(自分からの解放)にふさわしいショートフィルムとして、本作をグローバルスポットライトアワードのショートリストとすると共に、映画祭オンライン会場のオープニング・招待作品として、世界に発信していきたいとした。

■作品情報
「『TRAP』by SEO IN GUK」
監督:Seo In Guk
撮影監督:ANDREAS VARSAKOPOULOS / 12:58 / 韓国 / エクスペリメンタル / 2022

<作品紹介>
芸術とは、時に多大な集中力を要する表現方法だ。本作では、主人公が内向的なプレッシャーと自分自身から逃げ出そうと想像力を駆使する。芸術家は自身が創り出す世界の住人であるが、時として恐怖は己をも破壊してしまうのだ。

■関連リンク
・作品詳細ページ:https://shortshorts.org/2023/program/online-ex/trap/

記者 : Kstyle編集部