BTSのSUGA、メンバーへの格別な愛情をアピール「7人で死ぬまで一緒に過ごす未来を想い描いている」(動画あり)

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写真=「BANGTANTV」映像キャプチャー
BTS(防弾少年団)のSUGAが、叶えたい夢について明かした。

最近、BTSの公式YouTubeチャンネル「BANGTANTV」には「シュチタ(SUGAと酔う時間の略語) EP.9 RM with Agust D」というタイトルの映像がアップされた。

映像の中で、RMは「SUGAさんが5~6年前に深い泥沼に陥っていた」と話した。これに対して、SUGAは「スランプが2~3年周期でやってくる」と答えた。

RMは「本当に疲れる。元カノでもないし、たまに長年付き合っている彼女みたいだ。SUGA兄さんとあまり会話が続かなくて、会話すればするほど、沼に陥ってしまう時期があった。でも、いつからか兄さんがグループ内で一番明るい話をしていた。急に陽だまりから来たフリをしていた」とし「でも、それがとても良かった。エネルギーが変わっていた。その前にはやむを得ずやっているような感じがあったが、その後からはSUGA兄さんが望んで能動的にやる姿が良かった」と語った。

SUGAは「昔は過去に上手くできなかったことばかり考えていた。未来に対する悩みと心配が多かったと思う。何か今僕がやっていることを安易に考えてしまうと、僕の居場所はなくなるだろうという醜い考えをたくさんしていた。現在に集中しようと努力した。『僕という人はどのような人なのか』に集中した時期が、1年半ほどになった」と打ち明けた。

続けて「多くの人から『(歌手として)成功したし、人気もあるし、何が心配なのか』と言われるが、僕の10年前と今の心配の濃度は変わったけれど、心配が無いわけではない。このようなことが僕の宿命であり、僕が背負って行かなければならないということに気づき、これをどのように前向きに考えていくのか、たくさん悩んだ」とし「『すべて大丈夫』『きっと大丈夫』と話すのと、『何もかも上手くできないと思う』という話の結果は同じだと思う。『そんなに悩まなくても良い』『心配しなくても良い』という話をしたかった」と、ソロアルバム「D-DAY」を通じて伝えたいメッセージについて語った。

SUGAはソロアルバム発売を控え、ビデオ通話ファンサイン会やミニファンミーティング、ワールドツアーなど多彩な活動を準備した。彼は「僕がやりたくてやっている」と話した。「ワークライフバランスを重要視しているし、守れないとストレスを感じる」というRMの言葉には「いつも忙しかったから、スケジュールがある状況で、その間に楽曲制作をするだけでも大丈夫だった。ワークライフバランスはすべて守られた。高校時代から仕事をしていたので、いつも僕の人生は、仕事に集中していた。成功してお金を稼ぐことに、僕の人生を多く投影した」と話した。

続けて「しかし、今はそれができない。仕事ばかりしながら生きることなんてできないし、僕が望むことを毎回することもできない。旅行を通じて、考えを学ぶ時間も必要だと感じた」と付け加えた。

ワールドツアーの準備をしながら、メンバーたちが健康に対してたくさん心配しているという。しかし、SUGAは「仕事がない方がもっと辛い。不思議なことに、スケジュールがないと、多くのことが思い浮かぶ。だから逆に追い詰めた方が良い。僕がツアーに対して欲深い」と語った。

「もし過去に戻れたら」という質問には「練習生の時に戻りたい。18歳の時に」とし「もちろん、状況自体は大変だったけれど、そのような雰囲気をもう一度感じてみたい。僕たちは良い状況でスタートしたわけではない。今、ミン・ユンギ(SUGAの本名)という人も取るに足りない存在だと思っている。あの時の温度をもう一度感じてみたい。その時は大変だったが、その時代があったからこそ、今がもっとありがたく思える」と話した。

その後、SUGA、Agust D(SUGAのソロ活動名)、ミン・ユンギが叶えたい夢についても明らかにした。彼は「7人で死ぬまで一緒に過ごす未来を想い描いている。僕たち7人は本当に長く一緒にいられる存在で、一番居心地が良い。誰よりも居心地の良い人はメンバーたちだ。このように楽な話ができるのは家族だから、兄弟だからだ」と、メンバーたちに対する格別な愛情を示した。また「今後時間が経って、どれだけもっと僕たちが長く活動できるかは分からないけれど、歳を取っておじいちゃんになっても、BTSが一緒にいれたら嬉しい」と願いを伝えた。

続いて、人間キム・ナムジュン(RMの本名)の夢を尋ねると、RMは「現在を生きるのが僕の夢だ。今後も永遠に現在を生きること」とし、その理由について「現在を生きるのは大変だ。過去と未来にあまりにもこだわっている。そうなりやすい。どうせ過去と未来も全て、現在で作られるものなので、今の僕の状態と真心に集中して生きることができれば、どんな選択をしても後悔はしないと思う」と話した。

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記者 : パク・ソヨン