アン・ジェヒョン「本物が現れた!」でドラマ復帰…ペク・ジニ&チャ・ジュヨンも作品に自信(総合)
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22日午後、ソウル九老(クロ)区ラマダソウルシンドリムホテルにてKBS 2TV新週末ドラマ「本物が現れた!」の制作発表会が行われ、ペク・ジニ、アン・ジェヒョン、チャ・ジュヨン、チョン・ウィジェ、カン・ブジャ、ホン・ヨソプ、チャ・ファヨン、キム・ヘオク、キム・チャンワンらが出席した。
同作は、お腹の中の赤ちゃんをめぐるシングルマザーと独身男性の偽の契約ロマンスを描いた物語で、妊娠、出産、育児を通じて“エベンジャーズ(子ども+アベンジャーズ)”として生まれ変わる、ある家族のドタバタ成長記だ。韓国で3月25日に放送がスタートする。
この日、ハン・ジュンソ監督は「プロデューサーのキ・ミンスからシノプシス(概要)を昨年夏に初めて見せてもらいました。週末ドラマの美徳である面白さと感動がよく溶け込んでいて、演出者として欲が出ました。1人の生命が生まれて妊娠、出産、育児を経験しながら、小さな生命に影響を受け、どれほど多くのことが変わっていくのかが分かるようになるのが今作の魅力です」と明かした。

続けて、最近No.1スター講師役で人気を集めたチョン・ギョンホに言及し「チョン・ギョンホさんがNo.1スター講師役をとても上手く表現するところを、私もモニタリングしました。私はNo.1スター講師になる直前にすぐ辞めることになりますが、私が持っている感情の渦に集中して表現しようと努力しました」と話した。

久しぶりにドラマに復帰する感想としては「出演が決まった時の感動と幸せはすぐ過ぎ去りました。今は毎日最善を尽くして準備し、良い作品を一緒に作り出して、『どうすれば視聴者に週末ドラマを少しでも楽に観てもらうことができるのか』という考えで臨んでいます。意志と情熱を持って努力しています」と覚悟を伝えた。

チョン・ウィジェはオ・ヨンドゥの元恋人で投資専門家キム・ジュナ役を演じる。彼は「KBSの週末ドラマに出演することになり、幼い頃から尊敬し憧れていた先輩たち、スタッフの方々と一緒に撮影することができて光栄です。激しく悩んで、キム・ジュナを上手く表現しようと思います」と抱負を語った。続けて「序盤に事故や事件が多くて憎らしいかもしれませんが、憎くても観たいキャラクターに見せたくて努力中です」とし、微笑んだ。
コン・テギョンの継祖母ウン・グムシル役を演じるカン・ブジャは「男性を膝で蹴るシーンが多かったです。ウン・グムシルはそのような行動をしますが、もともと私はそのような振舞いが嫌いな人です。『ハイヒールを履いて蹴るシーンが多いければ、嫌がられるはずだ』と心配しましたが、監督が徐々にそのようなシーンを減らしてくれると信じています。男性の顔にケーキを押し付けるようなことをやめてほしいです」と言い、注目を集めた。
コン・テギョンの母親イ・イノク役を演じるチャ・ファヨンは「(今作に)生きていく中で共感できる要素が多いと思いました。若年層の悩みやお年寄りの高齢化が複合的に含まれています。50話まで引っ張っていくのは、非常に難しいことです。俳優たちが楽しく息を合わせないと、非常に大変なので、和やかで良い雰囲気が一番です。雰囲気が良くないと、視聴率が下がるようでした」とし、今回の撮影現場の雰囲気は良いと話した。
オ・ヨンドゥの母親カン・ボンニム役を演じるキム・ヘオクは「多くの作品に出演していたため、今作の母親の性格をつかむことが容易ではなくて、心配になります」と打ち明けた。また、今回の役柄について「これまでの母親役に比べて、多血質で学歴が低い母親です。ひょっとすると憎いと思われるもしれないので、どうすれば適切に愛らしく表現することができるのか悩んでいます」と話した。続けて「キム・チャンワン先生ととても息がよく合うので、こんなに良くていいのかと思うほどです」と付け加え、格別な呼吸をアピールした。

「本物が現れた」は、ヒットが保証されていたKBSの週末ドラマの不振の鎖を断ち切ることができるのか。ハン・ジュンソ監督は「様々なプラットフォームが増えた中、30%の視聴率もすごいことです。最近、前作が良かったが、残念な結果を出したドラマが続いています。そのような部分は演出者として負担になります。視聴者の方々の見る目が厳しくなって、無理をするとドロドロのドラマだと思い、退屈だと言われます」と話した。さらに「悪口を言われないドロドロのドラマの退屈しない面白さを求めなければならないと思います。時には悪口を言われることが確かにあるはずですが、ドラマ全体からして必ず必要です。それもそれなりに面白いです。視聴率は望んでいるからと言って出るわけではありませんが、最善を尽くせば、良い結果が出ると思います」と伝えた。
60%に迫る視聴率を誇る作品に出演していたカン・ブジャは「最近番組もチャンネルも多くて、そこまでは期待していないですが、それでも今作は50%を上回るのではないかと信じています」と自信を示した。
記者 : パク・ソヨン、写真 : ハン・ヒョクスン