映画「かがみの孤城」原恵一監督、韓国公開を控えて挨拶映像を公開…韓国語も披露

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写真=DAEKYO
「第46回日本アカデミー賞」で優秀アニメーション作品賞を受賞した映画「かがみの孤城」が、韓国の観客へ向けた原恵一監督のスペシャルメッセージを収めた挨拶映像を公開した。

彼は「鏡という日常的な物がファンタジーの入り口になって集まることになる。その入り口を通ってお城に集まることになった6人子供たち。それぞれみんなが複雑な事情を抱える子供たちなのですが、この映画がそういった人の心を暖かく癒してくれる映画になっています。」と述べた。

また「韓国の観客の皆さんが、この作品と出会って、たくさん感動して帰ってもらえると嬉しいです」と話した彼は、韓国語で「『かがみの孤城』へあなたを招待します」と最後の挨拶を伝え、韓国の観客への愛情を示した。

彼は「第46回日本アカデミー賞」で「THE FIRST SLAM DUNK」「すずめの戸締まり」など人気作とともに、今回の作品で優秀アニメーション作品賞を受賞。新海誠、細田守とともに日本を代表するアニメーションの巨匠として注目を集めている。

映画「クレヨンしんちゃん」シリーズを代表する名作「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲」(2001)、「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦」(2002)をはじめ、「河童のクゥと夏休み」(2007)、「カラフル」(2012)、「百日紅 ~Miss HOKUSAI~」(2014)などで世界の映画祭で賞を獲得し、抜群の演出力を証明した彼は、特に児童と青少年文学を原作に面白さ、感動、深いメッセージまで届ける繊細な世界観で老若男女を問わず人気を集めている。

突然、鏡の中の不思議な世界に入り込んだ“こころ”と、それぞれの事情を抱える6人の友人たちが、城の中に隠された“願いを叶えてくれる鍵”を見つけることから始まるミステリー感性ファンタジー「かがみの孤城」は、4月12日に韓国で公開される。

記者 : クァク・ミョンドン