ヨム・ヘラン、Netflix「ザ・グローリー」出演の感想を語る“キャラクターの過去よりはその後についてたくさん考えさせられた”

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写真=「ELLE KOREA」
女優のヨム・ヘランが、ファッション誌「ELLE KOREA」4月号に登場した。

彼女は最近、Netflixシリーズ「ザ・グローリー ~輝かしき復讐~」でカン・ヒョンナム役を演じ、世界中の視聴者を泣かせた、また笑顔にさせ、シンドロームを巻き起こした。「ELLE KOREA」と撮影したグラビアの中でヨム・ヘランは、笑顔を見せて明るいエネルギーと自身だけの魅力をアピールした。特に今回は「カン・ヒョンナムの休暇」をコンセプトにして撮影されたグラビアで、幸せな人生を生きていくカン・ヒョンナムの姿を描いた。

演技力に対する絶賛が続いた中、彼女は「ELLE KOREA」とのインタビューで「笑っている姿をお見せしたかったので、この企画が嬉しかった。娘のソナ(チェ・スイン)も一緒に来たら良かったと思う」とヒョンナムの最も大きな喜びである娘に言及した。

続けて「劇中、初めて娘と車に乗った時、ソナが『お母さん、とても格好いい。お兄さんたちの歌を聴こう!』と言う。一緒に海に向かうそのシーンが、おそらく2人が思いっきり笑う唯一のシーンだと思う。撮影の時の天気も本当に良かった。母が運転しているところを初めて見たソナはびっくりしたはずなのに、思慮深い娘が突然赤ちゃんのように、明るく描かれる。そのように予想を越えてキャラクターを描写するところが脚本家のキム・ウンスクさんの作品の魅力だと思う。私は明るさを忘れて生きていくけれど、あの子の明るさは守ってあげたい、そのような思いが自然になるシーンだ」と作品に対する深い愛情を表した。

ヨム・ヘランはどのような気持ちでカン・ヒョンナムを想像し、演じたのかと聞くと「暗さよりは幸せだった時代、明るさを持って生まれたこの女性の明るさについて考えた」と告白した。

そして「ヒョンナムはパート2で、ものすごい成長をし始める。成長期のように凄まじい変化を経験したこの女性が、今後どこに向かうのか、キャラクターの過去よりはその後についてたくさん考えさせられたキャラクターだ」と説明した。

ヒョンナムの母性愛は「神話的な母性愛についてはうんざりするところがあるのではないか。ところが今作にはクズみたいな母親、歪曲された愛を見せる母親など、様々な母親がいる。ヒョンナムは無条件の母性愛を見せるが、だからと言ってただ娘のためにすべてに耐えたとは思っていない。ヒョンナムが成長して娘まで救う、娘と私が一緒に成長する構造だ」と説明した。

“おばさん”の演技の幅を広げている女優であるだけに、普段から愛している“おばさん”を聞く質問に「1人だけ選ぶと他のおばさんたちが失望しそうだ。日常の中で勇気のあるおばさんたちが好きだ。私が正しいと信じることに対して声を上げることができる、あるいは静かに実践する人々を見ると、そのような人々こそ闘士だと思う」と賛辞を送った。

ヨム・ヘランのグラビアとインタビューは、「ELLE KOREA」4月号で確認できる。

記者 : イ・スンロク