NCT ソンチャン「SMROOKIESの3人は同期のような存在…感謝したいメンバーはジョンウ兄さん」

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2020年「NCT 2020:RESONANCE Pt. 1」でデビューしたNCTのソンチャン。小顔に長身、まさに完璧なSMの“マンチッナム(漫画から飛び出たような男性)”の系譜を継いでいるソンチャンと「@star1」が出会った。言うまでもない美しいビジュアルで、あっという間に撮影を終えたソンファンは、一人でのグラビア撮影に緊張してワクワクしたと打ち明け、やっとほっとしたような笑顔を見せた。いつもファンに様々な姿を見せたいという言葉と共に、ファンに直接会うことこそ「練習生の時から夢見ていた瞬間だった」と話して目をキラキラさせる少年。ファンへの愛情を最優先に挙げるソンチャンに聞きたいことが多くなった。

―― 久しぶりのグラビア撮影で、最初は少し緊張していたようですね。

ソンチャン:一人での撮影なので緊張もしましたし、体が硬くなっているんじゃないかと不安もありました。ちゃんと撮れているか半信半疑だったんですけど、皆さんに褒めていただき、きちんと撮れたと思います。実は撮影の数日前から食事の管理もしたんです(笑)。髪もブリーチしてカラーリングもして、久しぶりに本当に楽しかったです。

―― 昨年「SMTOWN LIVE」でファンと直接会う対面でのステージを披露しましたね。

ソンチャン:練習生の時から夢見ていた瞬間が実現して、本当に夢みたいでした。だから時間があっという間に過ぎたように感じました。コンサートをしている間、本当に一生懸命に楽しみました。最初は緊張していたんですけど、その後はファンの姿や会場の雰囲気など、一つひとつを全部自分の目に収めようとしていました。

―― 緊張をほぐす方法はありますか?

ソンチャン:気合を入れることに越したことはないですね(笑)。ステージに上がる前に「メンバーたちと一緒にぶっ壊してみよう」とか、「ここにいる観客を驚かせよう!」というようなことを思いながらステージに上がるんです。そうすると緊張もほぐれますし、自信も湧いてくるような気がします。

―― オンラインですが、ファンサイン会も経験したんですね。ファンは歌手に会いに行ったら頭が真っ白になるそうですが、ソンチャンさんはどうでしたか?

ソンチャン:最初はただただ緊張しました。何を言えばいいのか悩んで、ファンサイン会を控えて眠れませんでした。ファンが僕に会うと思うとドキドキするのと同じくらい、僕もファンとの出会いを控えてすごく緊張しました。

―― 最近はどのように過ごしているのですか?

ソンチャン:NCTの中で自主的に撮影するコンテンツも撮りましたし、最近ジムにハマっていて、時間がある時はジムに行って運動もしています(笑)。もともと友達と一緒にサッカーをよくしていたんですけど、最近はジムに行くことが多くなりました。時間ができたらもっと頻繁に行こうと思っています。

―― 他に習ってみたいスポーツはありますか?

ソンチャン:先日、友人がゴルフを始めたそうなんです。大抵のスポーツは全部やってみたんですけど、ゴルフはやったことがないですし、最近ブームだというので一度やってみたいです。

―― ファンの間では“彼氏ルック職人”として知られていますが、普段はどのようなスタイルが好きですか?

ソンチャン:時期によって好きなスタイルが変わるんですけど、シンプルでミニマルなスタイルをたくさん着る時もありますし、ストリートファッションの時もあります。最近はラフな格好に少しストリート風な雰囲気を加えようとしています。アウターの雰囲気を重視するので、レザージャケットやバーシティジャケットでアクセントを加えて、ズボンはダボダボなフィット感を選んでナチュラルに仕上げます。そして、その時のファッションに似合う帽子を選んで外に出ます。帽子をかぶってこそファッションが完成するような気がするんです。

―― デビュー当初と比べて、変わったと感じる瞬間もあるのではないでしょうか?

ソンチャン:ファンの方々の大切さを実感しました。最初はデビューということだけで緊張していたので、僕を好きになってくださる方々についてはよく分かりませんでした。時間が経ったら、ファンの方々の応援がどれほど大切でありがたいものなのか知りましたし、ファンの方々が僕にくださる愛がどれほど大きいものかもわかりました。それからインタビューをする時やカメラの前に立つ時、少し自然になったと思っていましたが、今日やってみて、まだまだだと思いました。

―― そんなことありません。前よりずっと上手になっているはずです。

ソンチャン:ハハ。実はデビュー当初は、こんなに笑顔で話すこともできなかったですし、ただ頭の中で思いついたことを何でも口に出して言ってしまうこともありました。緊張しすぎて体が固まっている時もありました。

―― 最近、SMROOKIESのメンバーたちが公開されましたね。

ソンチャン:ウンソクとショウヘイ兄さんは、一緒に練習生時代を過ごしたためか、同期のような感じです。スンハンは僕がデビューする頃に入ってきたんですけど、すごく実力のある人なので、僕が教えることがほとんどなかったんです。ウンソク、スンハン、ショウヘイ兄さんは僕には同期のような感じです(笑)。

―― ソンチャンさんが練習生の時に引っ張ってくれたメンバーもいたんでしょうね。

ソンチャン:NCTのジョンウ兄さんがたくさん教えてくれて、サポートしてくれました。ダンスは1から10まで教えてくれたのも同然です。ですのでいつも感謝しています。

―― 1年間、SBS「人気歌謡」のMCとして活動しましたが、その時に学んだこともたくさんあったように思います。

ソンチャン:司会のスキルも初期に比べたらすごく上達したと思います。初期の映像を見れば分かると思いますが、最初はロボットそのものでした(笑)。でも1年間MCをやってみると、話す時もより自然な感じになりました。アーティストの方々がステージを披露するのをMC席で見ていますが、「自分が活動する時もあのようにしたいな」と思って、勉強のように他の歌手たちのステージを見ました。たくさんのチームのステージをそこまで近くで見る機会は多くないですから。様々なステージを勉強できる、とても良い機会をいただいたようで、貴重な経験をしたと思っています。

―― 何より音楽番組のMCをすれば愛嬌も上手になりませんか(笑)?

ソンチャン:そうですね。台本を見たらコントも多いのですが、そういうことにもだいぶ慣れてきました。普段は人見知りしないような間柄になったら愛嬌がない方ではありませんが、それでもMCをしながら愛嬌をよりたくさんやって、はつらつとした性格になった気がします(笑)。

―― なぜアイドルを目指したのかも気になります。

ソンチャン:最初はステージ上の先輩たちの姿がかっこよく見えて始めたんですけど、デビューしてみたら僕を見て人生の幸せを感じて、力を得る方々が多かったんですね。それを見て本当にありがたかったですし、やりがいを感じました。「だからこの仕事をするんだな」とも思いました。何よりもファンの方々の応援を見ていると、逆に僕が元気をもらいます。

―― ファンを思う気持ちが大きいですね。ファンは自身にとってどんな意味を持っていますか?

ソンチャン:僕という人間そのものを、特別な理由もなく好きになってくださって、応援してくださるのが1番ありがたいです。自分だったらそんなことはできないと思うんです。だから僕にとってもいつもありがたく、大切な存在です。

―― 先日、ファンへ手紙も書いたようですね。

ソンチャン:ふとファンの方々に感謝の気持ちを伝えたいと思ったんです。でもそれがチャットでは表現しきれないと思いましたし、まとまらなかったんです(笑)。もともと手紙を頻繁に書く方でもないんですけど、その時はなんだか書かないと気持ちが整理できないと思いました。最初は考えをまとめるために書き下ろしていったんですけど、真心を込めて書いていったら、自分の心も少しすっきりしました。

―― まだ人々には知られていない自身の魅力を教えてください。

ソンチャン:見かけより少し心弱くて、感受性が強い方です。

―― ビジュアルも最も大きな魅力ポイントではないでしょうか?

ソンチャン:そうですか? そう言っていただけると嬉しいです(笑)。

―― 感受性の話で思い出したのですが、普段ファンに詩を読んであげたりするそうですね。さすが文学少年ですね。

ソンチャン:歌詞を書く時、詩からインスピレーションを得ることが多いんです。それで詩を読んでいる時、ファンの方々にも聞いてほしいと思うものがあれば、朗読して送ったりもしました。今思えば、感受性が全開ですね(笑)。

―― ファンは本当に喜びそうですね。新年を迎えただけに、これからどのような姿を見せてくれるのか楽しみです。

ソンチャン:今年はもう少しステージ上で様々な姿をお見せしたいです。また、アーティストとして良い影響を与えることができる、良い人間になりたいです。

記者 : パク・スンヒョン