B1A4 ゴンチャン、ドラマ「俺は恋愛なんか求めてない!」でBL初挑戦“原作も一日で読み切った”(総合)

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写真=TVING「俺は恋愛なんか求めてない!」
新しいBLドラマが視聴者のもとを訪れる。昨年、WATCHA「セマンティックエラー」が人気を博した中、TVINGの「俺は恋愛なんか求めてない!」も視聴者の支持を得られるのか、注目が集まっている。

本日(16日)午後、ソウル市西大門(ソデムン)区のライカシネマでTVINGの新ドラマ「俺は恋愛なんか求めてない!」の記者会見が行われた。

この日の記者会見には、チャン・ウィスン監督、B1A4のゴンチャン、ウォン・テミン、ドウが出席した。昨年11月22日に現役で入隊したチャ・ソウォンは欠席となった。

明日(17日)昼12時にTVINGで公開される「俺は恋愛なんか求めてない!」は、作家フィービーの作品を原作とするドラマだ。嘘から始まった関係だが、本当の“愛”に変化する2人の物語を描く恋愛ドラマだ。

ゴンチャンは、復職のために会長の最愛のアーティストであるユン・テジュンの心を掴まなければならない大手企業の社員チ・ウォニョン役を演じた。チャ・ソウォンは、気難しい天才陶芸家ユン・テジュンを演じた。

チャン・ウィスン監督は「BL作品は2作目だが、俳優たちのキャラクターにしっかりと入り込むことができるように、焦点を合わせた。BLというジャンルは、ある意味で少数派のジャンルだが、これをどうすれば大衆的に表現できるのか。結局は自由と愛が一番大切だと思って、俳優の皆さんと話し合いながら準備した」と語った。

ゴンチャンは「ドラマの中でウォニョンは、いつも元気でエネルギーが溢れていて、社交的な人物だ。そのような明るいエネルギー、散歩に出かけたら飼い主よりも楽しそうに走り回る犬のようなエネルギーを表現しようと思った。社長に会って、徐々に表現していく姿や、シーンごとに繊細な心情を表現しようと頑張った」と明かした。

続いて「原作とできるだけ合わせたいシーンが多くて、いつも漫画を持ち歩いていた。シーンごとにどのようにすれば(漫画と)同じように表現できるのか、原作の繊細な感情をどうすればうまく表現できるのか、たくさん悩んだ」と付け加えた。

ゴンチャンは「BLというジャンルの漫画は初めてちゃんと読んだ。監督がおっしゃる通り、まだ一般には馴染みのないジャンルだ。僕もそう思って脚本を読んで、ウェブ漫画も読んだけれど、人が人に素直に感情を表現する過程が美しく、没入感がすごく高かった。その日のうちに一気読んでしまった」と語った。

続いて「撮影時、感情に関しては素直に向きあった。クランクイン前にも頻繁に会ってたくさん話しながら、感情を共有した。自然にお互いが素直になって親しくなった状態だったので、演技をする上でも感情的な問題はなかった。むしろお互いが気楽に臨んだ」と付け加えた。

ウォン・テミンは「愛する気持ちは皆同じだと思う。できるだけ正直に演じた。チャ・ソウォンさんの家で一緒に会って、お酒を飲んで深い話もした。撮影前にすごく親しくなり、撮影する時はそんなことをあまり考えずに、その瞬間の愛の感情に集中しながら楽しく撮影した」と明かした。

ドウは「僕たちのドラマには愛もあるが、愛以外の感情もたくさんある。僕とホテが1、2話でいがみ合うシーンがある。幼い頃から複雑な状況で絡んでいて、愛し合えない関係だ。その中には愛だけでなく友情もあるし、家族のような感情もある。ウォニョンとは新たに出会って、赤ちゃんのように世話をする喜怒哀楽、同情心などもあるドラマだと思っている。愛という感情だけに集中して練習したわけではない。様々な状況で出てくる様々な表現を練習しながら、たくさん話し合って撮影した」と語った。

撮影後に入隊したチャ・ソウォンに対し、ゴンチャンは「寂しいだろうけど、いつもソウォンさんの心は僕の片隅にあるので、あまり寂しがらずに一生懸命に活動しようと思っている。何かあるたびに、いつもソウォンさんのパネルを持ち歩くつもりだ。まだソウォンさんの面会には行っていないが、もう面会ができるということなので、俳優や監督と時間が合えば面会に行くつもりだ。最近は暇な時に携帯電話を使うことができるので、いつも兄さんに応援してもらっている。『大変だと思うけれど、PR頑張って。僕もいなければいけないのに……ごめんね』と言っていた。このように兄さんが連絡してくれて本当にありがたかった」と明かした。

ゴンチャンは「ウェブ漫画とあらすじを読み終えた時、BLというジャンルというよりもラブコメディ要素が強いと感じた。僕が気楽に読めるんだったら、他の人も気楽に観られると思う。誰にも言えない心の傷や秘密を、お互いに距離を縮めていきながら癒し合う関係になる過程が本当に美しいし、むしろ自分も癒されている感じがしたので、出演を決めた」と語った。

昨年初めに配信されたDKZのジェチャンとパク・ソハムが主演を務めたWATCHAドラマ「セマンティックエラー」がブームを巻き起こし、新しいBL作品である「俺は恋愛なんか求めてない!」への期待も高まっている。

BLドラマへの初挑戦を控えて、「セマンティックエラー」など、様々な同性愛関連の作品を参考にしたというゴンチャンは、「『セマンティックエラー』も観たし、『君の名前で僕を呼んで』なども観た。BL演技は初めてなので、様々な作品を観たし、何が違うか考えてみたけれど、ラブコメディのジャンルと変わらないと思った。男同士のカップルというよりは、愛し合うカップルだという感情をたくさん感じた。だから楽しかったし、もっと入り込むことができた」と明かした。

続いて他のBLドラマとの差別点について「4人のキャラクターがそれぞれ異なるので、キャラクターごとに没頭して見てしまうような楽しさがあると思う。一瞬も見逃してはいけないと思う」と語った。

今回の作品を通して得たい成果にも言及した。ゴンチャンは「友達に勧めてもらえたら嬉しい。上手だとまではいかなくても、『悪くない』と言われただけでもありがたい。他の人に紹介するくらい、良いと思ってもらえたら本当に嬉しい」と話した。

ウォン・テミンは「今まで演じたキャラクターの中で最も素朴で純粋なキャラクターなのなので、『ウォン・テミンにもこのような姿もあったんだ』と言われたい。両親の世代には馴染みのないジャンルだと思うが、僕の母と父に面白かったと言ってもらいたい」と明かした。

ドウは「これまで様々なキャラクターを演じてきたけれど、軍隊に行った後、ブランクがあったので、今回の作品が新しいスタートだと思っている。なのでたくさん努力もしたし、俳優たちとたくさん練習をした。新しい出発という気持ちで挑戦したので、今回の作品をきっかけに、もっといろいろな姿をお見せしたい。前作とは全く異なる魅力のキャラクターで、作品の中にたくさん(色々な魅力が)溶け込んでいるので、『俺は恋愛なんか求めてない!』もたくさん愛していただき、出演俳優たちにもこれからずっと注目してほしい」と話した。

チャン・ウィスン監督は「意図を持ってアプローチしたが、意図していなかった愛を経験する人々の話だ。人々が抑圧されたり傷ついた時、結局治癒して回復させるのは愛ではないかと思う。そういう面で、俳優たちとたくさん話し合った。撮影中もどうすればそれを自然に表現できるかについて話し合った」と明かした。

続いて「脚本に大きな事件はあまりない。どうすれば人が人を好きになる感情をしっかり伝えることができるのかにフォーカスを当てた純粋な恋愛ドラマだ。そのような部分に注目して観てほしい」と付け加えた。

チャ・ソウォンは、事前に撮影した映像を通じて出演の感想を語った。チャ・ソウォンは「ユン・テジュンはすごく冷たいように見えるが、心が温かい、様々な才能を持つ天才陶芸家だ。チ・ウォニョンという人物を通して、深い傷を抱えていたが、明るく温かく変化していく人物だ」とキャラクターを紹介した。

続いて出演のきっかけについて「本当に完璧なストーリーと構成だと思った。2つ目は、自分が上手にできる演技だと思った。それはパートナーのゴンチャンさんがたくさん手伝ってくれたから可能だったと思う」と説明した。

チャ・ソウォンは撮影を終えた感想について、「最初は清々しい気持ちや残念な気持ちを同時に感じていたが、撮影を終了した今の気持ちは、とても残念だ。今も撮影現場にいるような気分で、すごく悲しい。でもすごく楽しみだ」と明かした。

名場面としては、「ゴースト/ニューヨークの幻」に登場する陶芸シーンのような場面と、ゴンチャンとの最初のキスシーンを挙げた。彼は「その空間の雰囲気、温度などがすごいシーンになると思う。エンディングシーンもとても美しいので、楽しみにしていてほしい」と話した。

続いてゴンチャンに対して「僕が君にたくさんプレッシャーを与えてしまった気がして、本当に申し訳ない。でもドウとテミンがたくさん協力してくれるはずだし、3人が僕の分までしっかりやってくれるという確信があるので、気楽に(軍隊に)行けそうだ。僕の友人たち、愛してるよ」と伝えた。

・チャ・ソウォン&B1A4 ゴンチャン主演のBLドラマ「俺は恋愛なんか求めてない!」ハイライト映像を公開

・チャ・ソウォン&B1A4 ゴンチャン主演のBLドラマ「俺は恋愛なんか求めてない!」キャラクターポスターを公開

記者 : ファン・ヘジン