CRAVITY、5thミニアルバム「MASTER : PIECE」に込めた思いとは…先輩のヒット曲カバーにも大反響
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「MASTER : PIECE」は、CRAVITYが昨年9月に発売した4thミニアルバム「NEW WAVE」以来、約6ヶ月ぶりに披露するニューアルバムで、全6曲が収録されている。今回のアルバムを通じて彼らは、自身の人生の主人公になろうという青春の希望を込めたメッセージと、LUVITY(ファンの名称)への愛を歌っている。
2020年にデビューしたCRAVITYは“清涼ヴィティ”“パフォーヴィティ”“カバーヴィティ”などと呼ばれ、第4世代を代表する男性アイドルとして、青春の活力と楽しさを圧倒的なパフォーマンスと共に披露し、注目を集めた。デビュー後、様々な授賞式で新人賞を総なめにし、アメリカを代表するラジオおよび放送局「iHeart Radio」とFOX5チャンネルの有名トークショー「Good Day New York」などに出演し、海外でも存在感をアピールした。
ユニークなコンセプトで人気を博したCRAVITYは、昨年ソウルで初の単独コンサート「CENTER OF GRAVITY」を開催。台湾、タイ、日本などでも単独ファンコンサートをはじめ、ファンミーティングを続けてきた彼らは「KCON 2022 US TOUR」などにも出演し、人気の高さを証明した。
しっかりした実力と着実な活動で、昨年発売した4thミニアルバム「NEW WAVE」のタイトル曲「PARTY ROCK」で音楽番組1位を獲得し、自己最高記録を打ち立てた。
明るい青春のエネルギーを届けるCRAVITYが「NEW WAVE」に続き、ニューアルバム「MASTER : PIECE」で再び代表作を作り出すことができるか注目される。
――4thミニアルバム「NEW WAVE」以来、約6ヶ月ぶりのカムバックですね。5thミニアルバムでカムバックした感想はいかがですか?
セリム:僕たちのチームカラーが「清涼、パワフルなエネルギーを持った青春」なので、今回のアルバムにも僕たちならではのアイデンティティを反映するために努力しました。青春の熱いエネルギー、今じゃなければ感じられない自由な感情を楽しもうというメッセージを込めました。
アレン:今回のアルバムもCRAVITYらしく、ファイトと叫びながら本当に楽しく準備しました。自信を持って準備したアルバムであるだけに、多くの方が僕たちの曲を一緒に楽しんでくださると確信しています。
ジョンモ:まず6ヶ月間、ニューアルバムを待ってくださったLUVITYの皆さんに感謝しています。今回のアルバムにもファンの皆さんと一つになって楽しめる楽しい曲をたくさん収録していますので、6曲を全て楽しく聴いて頂きたいです。
ウビン:今回のアルバムにもメンバーたちが心を込めて作った良い楽曲が多いので、LUVITYの皆さんに気に入ってもらえたら嬉しいです。僕の2番目の自作曲もたくさん愛してください。
ウォンジン:若い人なら誰にでもあるような「僕にとって価値のある自分の人生の意味を見つけたい」という悩みを込めました。変わらず僕たちを応援してくださったファンの皆さんへの愛に満ちた曲も収録しました。
ミニ:今回のアルバムはLUVITYのための“総合ギフトセット”と表現したいほど多様な思いを込めているので、ファンの皆さんの反応が楽しみです。早くLUVITYの皆さんの反応が見たいです!
ヒョンジュン:ファンコンサートで会ったのが昨日のことのようですが、ニューアルバムを持って、LUVITYの皆さんの前に再び立つことができて嬉しいです。今回の活動でも僕たちが持っている全てを惜しみなく披露したいです。
テヨン:今回のアルバムは、CRAVITYならではのアイデンティティを維持しながらも、ユニークなジャンルの音楽に挑戦しました。挑戦というのもまた、青春の象徴ではないでしょうか?
ソンミン:今回のアルバムには、これまで以上に成長したCRAVITYの姿を込めました。なので自信もありますが、一方では緊張しています。歌だけでなく、素敵なステージもたくさんお見せしたいです。
――カムバックのスケジュールから「パズル」のイメージを活用して多彩な予告コンテンツを公開したのが印象的でした。今回のアルバムで「パズル」のピースが象徴する特別な意味があるのでしょうか?
アレン:今回のアルバムのタイトルは「MASTER : PIECE」ですが、CRAVITYのメンバーをそれぞれパズルのピースで表現するとしたら、僕たち9人のピースを集めて一つの傑作を作ってみようという野心的な意味を込めました。それぞれの彫刻の中にはメンバーが持つパフォーマンスの能力、ボーカルの力量、ファンへの愛情など、様々なストーリーが盛り込まれています。そのすべてを集めて一つの物語としてLUVITYに素敵に伝えたくて「パズル」を活用しました。
ウォンジン:一般的に「パズル」を思い浮かべる時、すべてのピースが合わさって一つの絵が完成すると考えますよね。でも、小さな一つ一つのピースに込められた意味がなければ、全体の絵も完成できません。小さなパズルのピース一つが主人公であるわけです。今回の僕たちのアルバムは、まさにそのパズルのピース一つに注目しました。それぞれの人生の中で「誰か」として生きている僕たちはみんな主人公で、その主人公たちが集まってどんなことでもこなせるようになるという可能性をお見せしたいです。
――ニューアルバム「MASTER : PIECE」のタイトル曲「Groovy」について紹介をお願いします。
ミニ:「Groovy」は2000年代のレトロポップとヒップホップの感性をテーマにしたエレクトロパンクジャンルです。一緒に歌えるキャッチーなフック、クセになるメロディーが印象的な楽曲です。メンバーたちのボーカルやラップの実力も成長したので、聴く楽しさがあると思います。
テヨン:タイトル曲を通じて最も表現したかったのは「CRAVITYだけが見せられる気楽で自由な魅力」でした。今回のタイトル曲「Groovy」も前作「PARTY ROCK」のように多くの方が簡単に一緒に歌うことができ、肩を動かしながら踊れる曲だと思います。ただリズムに身を任せてリラックスして楽しんで頂きたいです。
ソンミン:僕たちのタイトル曲の歌詞を見ると「夢じゃないものをbelieve it」「夢見てきたこの瞬間を永遠にFeel Groovy」などの歌詞が出てきます。怖がらずぶつかりながら夢を見て、それが現実になると信じて疑いたくないという抱負を込めました。そしてその胸いっぱいの瞬間をLUVITYと一緒に永遠に感じたいという気持ちも込めたいと思いました。このようなメッセージに注目してタイトル曲を聴いて頂きたいです。

ヒョンジュン:サビのアドリブサウンドを生かしたポイントダンスである“口笛ダンス”に注目して頂きたいです。軽快な音楽をより自由にしてくれて、簡単に真似できる易くて魅力的なダンスです。
テヨン:僕たちが今回披露するダンスブレイクにも注目してください。自由な姿を表現する音楽の中でもパワフルなカル群舞(体を曲げる角度から指先まで完璧な刃物のように合わせるダンス)、そしてダンスブレイクで見られるキレのある動作が歌の後半部でも退屈する暇を与えません。僕はTikTokを通じて多くのチャレンジに挑戦してみましたが、今回の僕たちの「Groovy」チャレンジもクセになるメロディーと簡単な動作で構成されていますので、誰もが楽しめると思います! 多くのファンの皆さんに一緒に楽しんで頂きたいです。
――ニューアルバムのトラックリストを見ると、タイトル曲の他にも収録曲の作詞および自作曲でメンバーの名前が多く見られます。作詞と作曲をする時、CRAVITYならではの秘訣はありますか?
セリム:僕とアレンは、2ndミニアルバムからラップメイキングに参加しています。作詞は創作の領域ですが、それと同時に省察の機会も与えてくれます。歌詞が僕の心から出たものであってこそ、聴く方々にもその感情が伝わるのではないでしょうか。そういった点で、僕にとって作詞とは「自分自身を振り返ること」でもあります。
アレン:歌詞を書く時「この曲を通じて僕たちのグループの色をどう表現できるか」とたくさん悩みます。最初はコンセプトに忠実に、その次にこの歌詞を通じてファンの皆さんがどのような感情を抱いてくれたらいいか悩みながら書いています。
ウビン:曲を作る時、いつも最初に思い浮かぶ存在はLUVITYです。前回のアルバムに初の自作曲「Colorful」を収録しましたが、多くの方々が愛してくださって感謝しています。今回の自作曲「Light the way」はステージから客席を見る時、応援してくれるLUVITYたちの姿から前を明るく照らしてくれるような感じを受けて作った楽曲です。
――昨年11月に出演したtvN「出張十五夜 X STARSHIP:秋のピクニック」、そして自主制作コンテンツである「CRAVITY PARK」を通じても優れたタレント性を見せてくれていますね。出演したいバラエティ番組はありますか?
ヒョンジュン:まず「出張十五夜 X STARSHIP:秋のピクニック」のランダムプレイダンスに多くの方々が関心を持っていただき、とても感謝しています。実際に僕の名前が書かれたコメントを見ながら本当に感動しました。バラエティ番組を一つだけ選ぶのは難しいですが、呼んで頂ければどこにでも行って一生懸命に踊って、トークもたくさんしてみたいです。
ウォンジン:ファンの皆さんが「CRAVITY PARK」をとても愛してくださって、もう6シーズン目の配信を終えました。「自主制作コンテンツの宝庫」と呼んでくださって感謝しています。家族のようなメンバーたちといる時に出てくるケミストリー(相手との相性)があるので、頑張らなくても自然に笑えると思います。機会があれば、独自のコンテンツの他にもメンバー全員が出演できる旅行バラエティやリアリティ番組などに挑戦してみたいです。
――MCとして頭角を現しているメンバーもいますね。音楽活動の他に多様な分野で活動の幅を広げている感想はいかがですか?
アレン:僕はテヨンと一緒にArirang TVの「AFTERSCHOOL Club」の司会進行を担当しています。「AFTERSCHOOL Club」の長所は、全世界のK-POPファンの方々とリアルタイムでコミュニケーションできることです。僕はこれが一番楽しいです。
テヨン:僕もアレン兄さんと同じように「AFTERSCHOOL Club」に出演して本当に多くのことを学んでいます。世界中にK-POPを愛してくださるファンの方々がこんなに多いんだと、毎週思いながらもっと頑張らなきゃと思っています。司会進行について経験を積むことも良い勉強になってありがたいです。海外の多くのファンとコミュニケーションをとることができてとても楽しくて幸せです!
ミニ:僕は1年以上、SBS M、SBS FiLで放送中の「THE SHOW」のMCを務めています。毎週多様なアーティストの方々と会って、現場にいる僕も観客のようにK-POPを楽しめること、司会の経験を積んでいけること、そして何よりもファンの皆さんと会える場がとても大切だと思います。
――2月中旬に盛況裏に終了したファンコンサート「Dear My LUVITY」のコンセプトおよびユニットステージでレトロK-POPカバーダンスに挑戦し、今回のタイトル曲もレトロポップとヒップホップの感性が印象的です。CRAVITYにとって「レトロ」とはどのような意味があるのでしょうか?
ジョンモ:僕たちは第4世代に所属するグループなのですが、今回のアルバムを通じてレトロポップというジャンルに挑戦することができてとても楽しかったです。「レトロ」を新たに楽しむ方法を「ニュートロ」と言いますよね。今回のタイトル曲を通じてレトロな音楽を第4世代の僕たちならではの魅力でカッコよく表現するために努力しました。僕にとって「レトロ」は「ニュートロ」とあまり変わりません。タイトル曲を聴いてくださるファンの皆さんにも「CRAVITYはレトロな音楽を自分たちならではの方法でよく表現するニュートロな魅力のあるグループだ」と思っていただけたら嬉しいです。
テヨン:先日、ファンコンサートで先輩たちの「Perfect Man」(原曲:神話)、「Shock」(原曲:BEAST)、「What's Going On?」(原曲:B1A4)などをカバーしたのですが、ファンの皆さんの歓声と応援に本当に驚きました。所属事務所の関係者の方が教えてくれたのですが、僕たちが「Shock」をカバーした映像がSNSで「K-POP大統合」ということで話題になったそうです。ファンの皆さんの郷愁を刺激する「レトロK-POP」を通じて僕たちも新しい姿をお見せし、ファンの皆さんもその曲を新たに鑑賞できるということで、レトロはまさに「交感」だと思います。
――最後にカムバックを待ってくれたLUVITYへ一言お願いします。
セリム:LUVITY! 一生懸命に準備してカムバックしたので楽しんでください。今回も一緒に楽しみながら、楽しい思い出をたくさん作りましょう!
アレン:LUVITY! ファンコンサートに続き、新しいアルバムでも、今年はよりたくさん会えて嬉しいです。いつも応援してくれてありがとうございます。愛しています!
ジョンモ:春も近づいてきたので、楽しい歌でLUVITYのそばに戻ってくることができてとても嬉しいです。僕たちみんな元気に今回の活動を楽しみましょう!
ウビン:今回のアルバムもCRAVITYとLUVITYの美しい青春とお互いへの愛情を込めるために努力したので、たくさん聴いて愛してください!
ウォンジン:CRAVITYの最大の原動力になってくれるLUVITY! いつも送ってくれる愛よりさらに大きな力になるアーティストになれるよう、今回の活動も最善を尽くします。
ミニ:LUVITY! 今回も僕たちが素敵なアルバム、かっこいい曲で戻ってきました。僕たちが与えられるエネルギーを全部届けるので一緒に楽しみましょう! 僕たちは青春じゃないですか!
ヒョンジュン:いつも愛しているLUVITY、6ヶ月ぶりに新曲でカムバックしたのでワクワクしていて、緊張もしています。今回の活動もこれまで以上に楽しむ準備はできていますよね? 良い思い出をたくさん作りましょう!
テヨン:LUVITY、今回のアルバム「MASTER : PIECE」も本当に一生懸命に準備したので、収録曲もたくさん聴いてほしいです。活動が終わる日までできるだけたくさん会いましょう。いつも愛しています!
ソンミン:CRAVITYとLUVITYの2023年、これからが始まりなので、楽しみにしていてください! いつもありがとうございます。愛しています、LUVITY!
記者 : ファン・ヘジン