イ・チェヨン、ドラマ「秘密の女」で3回連続悪役を演じる“ヴィラン側にも事情がある”(総合)
OSEN |

KBS 2TVの新毎日ドラマ(月曜日から金曜日に放送されるドラマ)は視力を失い、閉じ込め症候群(四肢麻痺および下位脳神経が麻痺しているが意識は覚醒している状態)になった女性が、すべてを兼ね備えた女性と絡み合うことになり、自分を取り巻く真実を暴き、凄絶な復讐を通じて愛と正義を探していく物語だ。最高視聴率21.3%を記録した「秘密の男」に続くシン・チャンソクプロデューサーとイ・ジョンデ脚本家の2作目の「秘密」シリーズだ。
最近KBS 2TV毎日ドラマの視聴率が20%を下回っている中、この作品がKBSに対するシン・チャンソクプロデューサーの“恩返し”になるのか、注目が集まる。

「夏よ、お願い」「秘密の男」に続き、3回連続で悪役を演じることになったイ・チェヨンについて、シン・チャンソクプロデューサーは「イ・チェヨンと『秘密の男』で一緒にした後、後半部のストーリーが単純すぎたのではないかと残念に思う部分があった。もっと多彩で予測不可能なストーリーで、複雑な人物像にしてみようと言ったことがある。なのでイ・チェヨンが唯一、(今作にも)合流することになった。当時の悪役の演技よりも、今回は力を抜いて演じている。今回は悪役の演技が境地に達したと思う」と話した。

それから「毎日ドラマの特性上、勧善懲悪(善を勧め、悪を懲らしめること)になることが多いが、ペーソスは違う。『秘密の男』のハン・ユラは、あまり攻撃されなかった。『秘密の女』ではもっと壊れていきたい。その凄絶さもヴィランを演じる人が見せるべき部分だと思う。面白い要素になるのではないかと思う。ヴィラン側にも事情があるので、グレードアップした姿をお見せしたい。たくさん表現した感情もあるけれど、微妙に腹が立つ状況を研究して演じてみた。見たらもっと面白くて腹が立つかもしれない。楽しみにしていてほしい」と話した。
特に、シン・チャンソクプロデューサーは「女優たちが単純ではなく、皆(印象が)変わっていく」と話した。イ・チェヨンが「秘密の女」でどんな姿を見せてくれるのか、今後に注目が集まる。

その中心にはイ・チェヨンがいる。ヒット作メーカーとして有名なシン・チャンソクプロデューサーと、悪役で人気を博しているイ・チェヨンが相乗効果を生み出し、「秘密の女」が毎日ドラマ版「ザ・グローリー」になるのか、注目が集まっている。
KBS 2TVの新毎日ドラマ「秘密の女」は、韓国で14日の午後7時50分に放送がスタートする。
記者 : チャン・ウヨン