これまで見たことのない「ヘミリイェチェパ」の魅力が公開される。

ENAの新バラエティ番組「ヘミリイェチェパ」の制作発表会が8日、ソウル麻浦（マポ）区スタンフォードホテルにて行われた。この日、プロデューサーのイ・テギョン、キム・ジョンムをはじめ、Girl's Dayのヘリ、(G)I-DLEのミヨン、ダンサーのリ・ジョン、IZ*ONE出身のチェ・イェナ、LE SSERAFIMのキム・チェウォン、タレントのPatriciaが出席した。

同番組は、人里離れた山奥で安定的に定着するために奮闘する出演者たちの様子を収めたバラエティ番組で、メンバーたちはミッションを通じて住居に必要なアイテムを獲得し、がらんとした家を埋めていく姿で面白さを届けるという。

プロデューサーのイ・テギョンは番組の企画意図について「6人のメンバーがお金を稼いでがらんとした家を飾っていくバラエティ兼リアリティ番組だ。大げさな計画はなく、週末を締めくくる時間に愉快に一緒に笑っていただきたいと思って企画した。そのおかげで6人のメンバーが険しい道を歩むことになった」と話した。

ヘリを中心にミヨン、リ・ジョン、チェ・イェナ、キム・チェウォン、Patriciaをキャスティングした理由は何だろうか。ヘリにホルモンをご馳走して接近したというイ・テギョンは「僕は戦略的だった。後輩のプロデューサーと『今日は話をしてみよう』と言った。（ヘリさんが）お腹いっぱいになってこそ喜ぶから、温度感だけチェックしようと言ったのだが、前向きな反応をくれたおかげでスタートすることになった」と明かした。

続けて「ヘリさんにオファーした時、年下の子たちと一緒に出演してほしいという話をした。魅力的でもっと知りたいと思った方々にオファーした。様々な性格とキャラクターを持つ方々が多様な姿を見せる関係や、どのようなケミストリー（相手との相性）をつくることができるかを予測して、キャストを決めた」と説明した。

プロデューサーのキム・ジョンムは、ミッション型の他のバラエティ番組との差別点について「1泊2日でミッションをこなすのは他のコンテンツと大差ない。メンバーたちの魅力が大きなメリットだと思う。内部の試写会でも『この出演者たちにこのような魅力があったなんて』という話が出るほど、これまで見たことのない魅力を見せてくれた。メンバーたちのケミストリーと面白さが差別点ではないかと思う」とし「ENA内部でも期待が高い。ENAドラマと言えば『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』が浮かぶが、ENAのバラエティ番組と言えば『ヘミリイェチェパ』が挙がるようになりたい」と意気込んだ。

また、慣れ親しんだフォーマットの中にある新しさについても語った。イ・テギョンは「ミッション型バラエティ番組は見慣れているような気がしたので、新しい部分を加えるために努力した。慣れたフォーマットの中から新しさを見つける面白さがあると思う。ゲストの出演は、まだ撮影が終わっていないのですべてを明かすことはできないが、放送をご覧になれば皆さんが楽しめるイベントがあるのではないかと思う」と期待を呼びかけた。

同番組を通じて、末っ子のイメージから最年長メンバーになったヘリは「家では末っ子なので分からなかったけれど、年上の立場になったらむしろ楽だった。それによって大変なことは特になかったし、むしろ気楽に接することができて良かった」と感想を語った。

続けて「このメンバーでやれたことが、とてもありがたく感じた。とても魅力的なメンバーなので早くお見せしたい。視聴者の方々がこれまでご覧になった姿とはまた異なる姿をお見せすることができるようで楽しみにしている。面白そうなので心配はしていない」と番組への期待を高めた。

「ヘミリイェチェパ」は、韓国で12日午後7時50分に放送がスタートする。