キム・ヒョナ、NewJeansに対するファン心を告白「ちゃんとご飯を食べているのか心配」
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最近、ファッション誌「COSMOPOLITAN」3月号に掲載されたキム・ヒョナのグラビアとインタビューが公開された。
スモーキーメイクとファンキーなスタイリングで、ロックスターのようにイメージチェンジした彼女は、強靭でありながらも、時にはお茶目な姿を披露。自分だけのオーラを放ち、現場スタッフから賛辞を受けたという。
グラビア撮影後に行われたインタビューでは、自分自身を最も上手く表現する修飾語として「野花のような」という言葉を挙げた。彼女は「アスファルトのような不毛な環境で咲いた小さな花が、私にはとても大きく感じられます。生き残るために最善を尽くすのも、どこでも自然に咲くのも私と似ています」と話した。
続けて「普段は野花のようですが、絶え間ない練習の末に、多くのスタッフの助けを受け、エネルギーをもらってステージに上がると、真っ赤なバラのようになります」と伝えた。
また「ステージに没頭しすぎて怪我をすることも怖くないし、痛みも感じない状態です」と熱い情熱を表した。彼女は「また別の私が演じているような感覚です。1人で独白をしていて、ダンスチームが合流するとアンサンブル演技になります。だから私は演技への欲がないようです」と話した。実際、キム・ヒョナはナ・ホンジン監督のヒット作「哭声/コクソン」 のムミョン役のオファーを受けたが、断った。
“生まれながらの歌手”という言葉に彼女は「なかなか満足しない性格なので、練習時間が長いです。モニタリングも念入りにチェックします。幼い頃は何も知らずに、死ぬほど頑張りましたが、今は様々なことを知って、(それを気にしながら)頑張ります。ステージでの約3分間の時間のために、約100人が一緒に準備するわけですから、責任感を持ってやらなければなりません。“生まれながらの歌手”という言葉は、確かに気持ちいいです。私がとてつもない努力をしていることを上手く隠せたことになるので」と笑った。
長いパンデミックが終わり、祭りのステージを通じて観客に会ったキム・ヒョナは、いつにも増して深い感動を受けたという。彼女は「音楽番組ではたまに私が突発行動をしますが(笑)、シナリオ通りにするという感覚が強いです。しかし、祭りに行くと交感しているという感覚を強く受けます。歌を歌い、マイクを観客に渡し、一緒に歌って踊る時、胸に来るどっしりとした感動があります。最近本当にたくさんの大学祭でステージを披露しましたが、ステージに立つたびに『あ! これが私が本当に恋しがっていたことなんだな』と感じ、こらえていた涙もたくさん流しました」と明かした。
キム・ヒョナは自分に対して人々が持つ最も大きな誤解について、“強い”と思われることだと話した。彼女は「20歳の時は年齢に合わない大きな荷物を肩に担わなければならないというのが、容易ではなかったです。未熟だという叱咤も、理由のない憎しみも乗り越えたかったし、平気なふりをしたかったです。今日をもって、私はデビューして16周年になります。長い間ファンと共に過ごしながら、1人ではなく一緒に乗り越える方法を学んだような気がします。人々も今は私を見る視線がとても寛大になったと思います。最近は道で出くわす方々も私のことを難しく思っていなかったです。不思議ですし、幸せで感謝しています」と伝えた。

デビュー16周年を迎えたことについては「好きになったり、嫌になったり、また嬉くなったり悲しくなったりするのは、自分自身がコントロールできる感情です。良いことがあれば、悲しいこともあるのが人生ということを受け入れなければなりません」と成熟した態度を見せた。彼女は「1曲がヒットすれば、その次の曲もヒットさせなければならないという負担があります。1度上手くいけば、1度はだめで、1度くらい上手くいかなかったとしても、次は上手くいくと考えなければなりません。そのように自分自身を守ります。そうしてこそ私の家族も、私のファンも崩れないと思います」と堂々と話した。
「デビューした頃の15歳のキム・ヒョナに一言言うとしたら?」という質問には「ちゃんとご飯を食べてほしいと言いたいです」と答えた。
後輩のNewJeansに対する愛情もアピールした。キム・ヒョナは「私は最近NewJeansを本当に愛情を持って見ています。『ちゃんとご飯は食べているのかな』という気持ちで(笑)。クロップトップを着るから、ご飯を食べられなかったり、寝る時間がなくて寝ていなかったりしているのではないかという……。幼い頃の自分のことを思い出しますし、心配にもなります。NewJeansの皆さん、ちゃんとご飯を食べて、ビタミンを必ず飲んでください。そして自分の気持ちを気楽に打ち明けることができる人が1人でもそばにいればと思います」と気持ちを伝えた。
最後に「いつも新しく面白いものを求めます」と価値観を明かした。彼女は「新しいということとは、私にとって“FUN”を意味します。決まった答えはないので、私はいつもいたずらっ子のように挑戦して冒険したいです。新しいことほど興味深いことはありませんから」と話した。
記者 : キム・ナラ