「グッジョブ」チョン・イル、少女時代 ユリとの連続共演に自信と期待“また息の合ったところを見せられる”

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「ポッサム~愛と運命を盗んだ男~」チョン・イル×少女時代 ユリ、2大スターが再び共演を果たした2023年No.1痛快ロマンティック・ラブコメディ「グッジョブ」が、U-NEXTにて独占先行配信中、2023年3月3日(金)よりDVDがリリース開始となる。

リリースを記念してこの度、普段は財閥の会長でありながら、20年前に母を殺した犯人を捜す探偵としての顔も持つウン・ソヌを演じた、チョン・イルのオフィシャルインタビューが到着。役柄との共通点をはじめ、連続での再共演となった少女時代 ユリとのエピソードまで、たっぷりと語ってくれた。

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――台本を読んだ時の感想を聞かせてください

チョン・イル:初めて読んだとき、「僕はウン・ソヌという役にピッタリだ」と思いました。そんな漠然とした自信があったんです。僕にとっては久しぶりの現代劇なので、このキャラクターを面白く演じることができれば、多くの人を喜ばせることができる! と考えました。それに、ユリさんとは前作「ポッサム~愛と運命を盗んだ男~」(以下「ポッサム」)に続いての共演ということで、また息の合ったところを見せられるという自信と期待もありました。


役柄との共通点は「心の温かいところ(笑)」

――チョン・イルさん演じるウン・ソヌは御曹司の“財閥探偵”という設定ですが、ソヌの魅力を教えてください。

チョン・イル:財閥の御曹司と平凡なヒロインとの出会い……これまでも似たような設定のドラマはありました。ありがちなストーリーですよね。でもこのソヌの場合、特異なのは超財閥でありながら探偵という二重生活を送っているというところです。そんな点に魅力を感じました。ソヌを演じれば多彩な姿を見せることができます。ロマンス以外にも調査する姿とか、いろんな変装もして様々な姿を見せるソヌに魅力を感じています。

――ソヌは従来のドラマに登場する財閥とはスケールが違う超上流財閥とのことですが……。

チョン・イル:僕の口から言うのも何ですが、第1話を観ただけで、ソヌが普通の財閥とはレベルが違うことが分かると思います。だからといって彼は財力を見せつけたりはしません。御曹司ではありますが、幼い頃の体験から心に傷を負い、人間味のある姿を見せます。だから視聴者の皆さんも彼に同情し共感するはずです。少し自慢するなら、彼の乗っている車や自宅、会社などすべてが豪華でラグジュアリーです。

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――演じる役柄に自分と似ている部分はありますか?

チョン・イル:心の温かいところかな(笑)。ドラマに出演するたびに同様の質問を受けます。撮影が始まれば、ふと気づくと僕はソヌで、ソヌは僕なんです。すでに一体化した状態なんですね。だからいまさら共通点や違いを挙げるのは難しいです。現時点で言えるのは、僕とソヌは1つだということです。

――特に力を入れて役作りした点は?

チョン・イル:ドラマの中で数多くの変装をするんですが、ソヌの変装については、監督と僕でアイデアを出して準備しました。例えば、老人やギャンブラーなどに変装するんですが、まずは「どう外見を変えるか」が重要だと考えました。また会長の時と探偵の時で明確な違いを出すという点も強く意識しました。江原道(カンウォンド)横城(フェンソン)の市場での買い物シーンを撮影した時は、スタイリストが東廟(トンミョ)のフリーマーケットで買ってきた衣装をユリさんと2人で着てみたりしました。愉快なシーンでしたね。“着る”楽しみのあるドラマです。


少女時代 ユリと異例の再共演「次はSF物がいいなって」

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――ユリさんとは時代劇「ポッサム」に続き、今回は現代劇で再び共演となりましたが、現代劇でユリさんの印象は変わりましたか?

チョン・イル:「グッジョブ」のセラに比べると、「ポッサム」のスギョンはとても優雅でしたね。なにしろ王女様ですから、すべてを兼ね備えた女性です。でも今回のセラには、クォン・ユリの素の姿が見えます。ユリさんが隠してきた才能を披露している感じです。「ポッサム」が上品な魅力とするなら、「グッジョブ」ではラブリーな魅力を見せてくれます。

同じ俳優が連続して男女の主人公を演じるのは、確率的にはほぼゼロに近いんです。視聴者の皆さんもキャラクターの違いに注目して楽しんでいただける気がしていますし、セラに魅了されるでしょう。2人で話していたのですが、時代劇と現代劇をやったから、次はSF物がいいなって(笑)。

――息の合った2人の演技ですが、ラブロマンスの見どころは?

チョン・イル:2人は最悪の出会いでしたが、ソヌは探偵ですから、すぐにセラの能力を見抜きます。ソヌの危機をセラが救い、2人は徐々に距離を縮めて恋に落ちていきます。その展開が面白く描かれるんです。ありふれたラブロマンスじゃなく、2人が協力して事件を解決していく過程とうまくリンクしているんです。無理やり感がなくて僕はいいと思いました。

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――撮影で楽しかったこと、苦労したことをそれぞれ挙げてください。

チョン・イル:いつもとても楽しいですよ。監督とスタッフは俳優たちがリラックスしてよい演技ができるように、うまく力を引き出してくれるので楽しく撮影に臨んでいます。つらいのは、やはり暑さですね。走り回るシーンも多いですし、もう20代じゃないから走ると膝が痛い(笑)。老人に変装した時も大変でした。撮り直しも含めて4テイク撮ったので、その度にメイクをするんです。毎回4時間かけて、じっと座ってメイクしてもらいます。「ポッサム」のバウの時も付けヒゲで苦労しましたが、「グッジョブ」では、多彩な姿を見せたいというプレッシャーがありました。どの作品も大変だけど、苦労の中に楽しみを見いだせばいいと思っています。

――足が速そうですが、100メートルは何秒で?

チョン・イル:正確なところは忘れました(笑)。とにかく子供の頃から足は速かったですね。


見どころは変装シーン「いったい1人何役なんだ?」

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――お気に入りのセリフや忘れられないシーンがあれば教えてください。

チョン・イル:個人的にカジノのシーンが面白かったですね。僕が変装した人物の設定は韓国系アメリカ人。英語混じりで話して付けヒゲにサングラス、見た目はヒッピーみたいな感じ。人物設定から衣装、髪形まで……僕なりにかなり悩んで、外国映画からもヒントも得て、決めました。心から楽しんで撮影できたので、僕としてはとても満足しています。

「グッジョブ」の面白さは、毎話違った姿で現れるところにあると思います。変装する時は当然ながら口調も変えます。それ以外に動作なども設定に合わせて変化させます。準備するのは大変だけど、演じるのは面白い。そんな楽しみを感じながら撮影しています。

――ドラマでは御曹司、探偵、変装と様々なスタイルを見せてくれますが、一番気に入っているファッションや髪型は?

チョン・イル:これまでのところ、すべて満足しています(笑)。財閥会長のソヌと探偵のソヌを差別化するため、髪型から服装に至るまでかなり気を使いました。スタッフの皆さんが苦労して集めてくださり、本当に感謝しています。受賞コメントみたいかな(笑)。後ろにスタッフがいらっしゃるので言ってみました(笑)。

第1話の毎年行われる大きな会議のシーンで、会長のソヌがスーツ姿で登場する場面があります。その時のファッションがカッコよくて気に入っています。探偵の時は老人やカジノのギャンブラーのほか、いろいろな姿で登場します。「いったい1人何役なんだ?」。そんな疑問が浮かぶくらい多くの魅力をお見せできるでしょう。

――最後に、日本のファンの皆さんへメッセージをお願いします。

チョン・イル:久しぶりに皆さんにご挨拶の機会が持てました。「グッジョブ」をどうぞご期待ください。コロナ禍で日本の皆さんには長らくお会いできませんでしたが、今後は直接お目にかかって、ドラマの話もできればと思っています。「グッジョブ」をぜひご覧ください。グッジョブ!

■リリース情報
「グッジョブ」
U-NEXTにて独占先行配信中!

・DVD-SET1 2023年3月3日(金)発売
・DVD-SET2 2023年4月5日(水)発売
価格:各12,540円(税抜11,400円)

※3月3日(金)よりDVDレンタル開始

発売・販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント
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■関連サイト
・「グッジョブ」公式サイト:https://kandera.jp/sp/goodjob/
・「韓ドラDX」TikTok:https://www.tiktok.com/@kandoradx

記者 : Kstyle編集部