ユ・アイン、プロポフォール常習投薬疑惑に自ら実名公開…出演作品への影響は

OSEN |

ユ・アインが、自身を“30代のプロポフォールトップ俳優”であると明かした。センシティブな部分であるにもかかわらず、自ら明かしたのだ。

ソウル警察庁が6日、麻薬類管理法違反の疑いで、“大ヒット保証スター”と呼ばれてる30代の俳優A氏を呼び出して調査したというニュースが報じられた。

向精神薬の流通を監視する食品医薬品安全処は最近、30代の俳優が睡眠麻酔薬のプロポフォールを頻繁に処方されてることを疑って、警察に捜査を依頼した。A氏が複数の病院を回り、プロポフォールを常習的に処方してもらった事実が分かった。

捜査に着手した警察は、俳優のA氏に対して出国禁止措置を下したが、所属事務所はA氏が警察の調査を受けたことを認めながらも、「普段、健康診断や施術など、必要な場合以外はプロポフォールを打っていないと認識している」と主張した。

警察はA氏がプロポフォールを常習的に投薬したかどうかを確認するために、体毛などを国立科学捜査研究院に鑑定を依頼した。このニュースが伝えられた後、A氏に対する様々な憶測が飛び交うと、ユ・アインは実名を公開して積極的に釈明する意向を示した。

実際にプロポフォール投薬は、社会的に問題になるデリケートな問題であり、このように麻薬関連の疑惑に巻き込まれた場合、イメージに大きな打撃を受けるため、芸能人の所属事務所側では事実かどうかが判明するまで隠そうとするが、ユ・アインは自ら疑惑の“30代の俳優”が自身であると明らかにした。

ユ・アインが出演する映画やドラマにも、大きな打撃が予想される。彼はNetflixで映画「スンブ:二人の棋士」とドラマ「終末のフール」の公開を控えている。「スンブ:二人の棋士」は、師匠と弟子で、ライバルだった韓国囲碁の伝説であるチョ・フンヒョン(イ・ビョンホン)とイ・チャンホ(ユ・アイン)の勝負を描いた作品で、映画「保安官」のキム・ヒョンジュ監督の2作目となる演出作だ。

「終末のフール」は、地球と小惑星の衝突まで200日、目の前に予告された終末を前に、混乱に陥った世界と残りの時間を生きる人々の物語を描く。ユ・アインはバイオテクノロジー研究所の研究員ハ・ユンサンに扮する。Netflixは該当作品の公開について「現在の状況を確認中だ」と伝えた。ユ・アイン主演のドラマ「地獄が呼んでいる2」のクランクインについては、「何も決まっていない」と伝えた。

2021年11月に撮影を終えた映画「ハイファイブ」にも懸念の声が寄せられている。同作はは偶然、超能力を得た5人が、彼らの超能力をほしがる者たちに会って繰り広げられる物語を描く。ユ・アインをはじめイ・ジェイン、アン・ジェホン、ラ・ミラン、キム・ヒウォンが出演する。

ユ・アインはイメージが低下する可能性があるにもかかわらず自ら実名を公開し、「関連するすべての調査に積極的に協力しており、問題になる部分に対しては積極的に釈明する予定だ。ご迷惑をおかけして申し訳ない」と謝罪した。

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記者 : カン・ソジョン