キム・ダミ&チョン・ソニ、映画「ソウルメイト」で抜群の呼吸を披露“ここまで親しくなれるのかと思うほどだった”(総合)
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3日午前、ソウル市広津(クァンジン)区紫陽洞(チャヤンドン)ロッテシネマ建大入口(コンデイック)店で、映画「ソウルメイト」(監督:ミン・ヨングン)の制作報告会が開かれた。キム・ダミ、チョン・ソニ、ビョン・ウソクと監督のミン・ヨングンが出席し、タレントのパク・キョンリムの司会のもとで作品について話した。
同作は1998年、初めての出会いからお互いがソウルメイトであることが分かったミソ(キム・ダミ)とハウン(チョン・ソニ)、そしてジヌ(ビョン・ウソク)が喜び、悲しみ、ときめき、懐かしさまですべてを共にした物語を描く。中国の映画「ソウルメイト/七月と安生」を原作にして、韓国式に脚色された。誰かにとってはソウルメイト、誰かにとってはその時やその時代を思い出させる作品になるとみられる。キム・ダミ、チョン・ソニ、ビョン・ウソクの3人の俳優のケミ(ケミストリー、相手との相性)が期待を集め、スチールカットなどが公開されるたびに映画ファンの好奇心をくすぐった。

キム・ダミは「私たちが全員原作を見てとても好きだった映画だったので、脚本も面白くて良かった。3人ともそう思った。キャラクターを原作をそのまま採用するよりは、私たちが持っているもので、済州島(チェジュド)という背景の中で、完全にストーリーが同じわけでもないので、異なる感情を韓国的に表現しようとした。原作を気にせずに面白い作品にしようとした」と話した。

続いて「ウソク兄さんは監督の紹介で会ったけれど、『ジヌみたいだ』と思った。目が純粋な感じだったのでそのように思ったし、実際に会ったら本当にジヌだった。身長は思ったよりすごく高かった。撮影しながらもジヌというキャラクターが難しかった。私たち2人は正確なところがあったけれど、ジヌは2人の間で曖昧なところを行ったり来たりする。それでも情熱的にしてくれて楽しかった」と話した。
チョン・ソニは「実際に会う前にイメージを持つほうではない。私もキム・ダミさんと共演できると思って楽しかった。しかも『ソウルメイト』だから欲が出た。近づきすぎると抵抗感を持つかもしれないから、急がずに、それでいて遅くならないように速度を合わせて、親しくなれるように努力したかった。その過程すべてが本当に幸せだった。ちゃんと受け入れてくれてありがたかったし、共にする瞬間がいつも心強かった。ビョン・ウソクさんは、目が澄んでいるということはこういうものだと思った。優しくしてあげたい気分になる。今日は久しぶりに会ったら、また強そうに見えた。見た目は近づいてきてくれないように見えるけれど、親切だし、話し方もとても“ナイス”なタイプの人なので、優しく穏やかな性格だ。だから私たちが末っ子のように接した」と話した。

チョン・ソニは「相手が言葉で何かを言ったわけではなかったし、とにかく彼女が一旦始めているのに、それを自分が切ってしまうのはどうかと思って、すごく悩んだ。しかし私が感じていることが正しいと思った。だからダミにだけ言ってスタッフの方々には言わなかった。いつからかそうなっていた。ミソに完全に集中できてこそ、私もハウンに集中することができた。ある日、少し怖いなと思っていたシーンがあったけれど、ミソの目を頼りにして演技した。目を見たら『あなたと私がここにいるんだ』と実感できる瞬間があった。本当に不思議だし、自慢したい気分になる時が多かった」と話した。

チョン・ソニは「私も演技をしながら思ったのは、ハウンにとってミソはどんな存在だったのだろうかということだった。私たちが通じ合うのも重要だけど、同じ部分が愛らしくて、異なる部分は同じようになりたいし、異なる部分がパズルのかけらのように合うように思った。異なるからこそもっと好きで、同じ人のようになりたいし。物理的な距離がいつも近くなくても、いつも私の心に中にいる人だ」と話した。
キム・ダミは「定義するのは難しい。遠く離れていても、どこにいても糸で結ばれているし、見えなくても心の中にはいつもいる人。なんらかの形で繋がっている存在ではないかと思った」と付け加えた。
「ソウルメイト」は3月15日、韓国の劇場で公開される。
記者 : パク・チュニョン